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2019年8月28日 (水)

マセラティクアトロポルテ O2センサーの交換

さて修理したマセラティのお話。

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先日入庫した際のエラーコードの原因を叩きます

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フォルトコードはキャタライザーの性能が左右とも極端に低下している内容を表していますが、あくまで個人の感想です、どのようにとらえるかは人それぞれかと思います。あくまで僕の主観だと思ってください。
客観的に考えてキャタライザーの機能が低下する、しかも左右とも。そんなシチュエーションは稀だと思います。
最近のは知りませんが、触媒の中身はかなり原始的で、大雑把に言えば、排気ガス中の燃え残りのガスを白金のついたウールの中や練炭のような不思議な形の物の中を通過させることにより、無毒化して大気開放する仕組みです。当然、長期間使ったりすれば過酷な状況にさらされてダメにはなります。
でも、08年くらいのクルマであればなかなかそのようなことにはならないと思います。
ABA-から始まるもしくはその型式に近い年式のクルマは、エンジンが温間になれば燃え残りのガスはほとんどなくなり、こんなエラーコードを出すとは考えにくいのであります。
ではなぜこういったP0420とかP0430といったコードを出すのか?ということになります。

触媒の性能が悪いと言っている背景を考えます。それはキャタライザーの働きが悪いという情報そのものが間違っていると、僕は考えました。
それはズバリ、O2センサーということになります。O2センサーの情報がよくないのでエンジンECUがこの信号を出すのではないかと

いや、もちろん、キャタライザーが悪いということも捨てきれませんが、可能性から考えています。そう考えた方が合点がいくのです。残念ながらデータが無いので、診断機のデータストリームだけでは図り知れませんけど。

と、言うことで取り寄せましたるO2センサー。MJに全部の在庫はなく、T-westさんちに在庫があるとのことで急遽取り寄せました。
しかし、MJになってから安くなったなあ純正品。ほとんど国産乗用車と変わりません。これじゃあ並行輸入しても合わないわけだ・・・

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今やアジア産の無名工具で、激安で出回っているO2センサーソケット。
これだけはちゃんとしたプロユースの物をお勧めします。理由は後で。

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そのままでは入りませんで、ハーネスを外します。いーっぱいボルトで止まっています。いかにもイタ車。

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ハーネスが逃がせるのがO2センサーソケットの特徴で、配線が付いたまま回せます。

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武器です。勝利の鋼鉄です。トライアンフ オブ スティールです。

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まず1/2のスピンナーハンドルをしっかり固定したら

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良い子はマネしちゃダメよ。全身全霊の力を込めて回します。

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ものすごいパワーがかかり、大きな音と共に緩みます。これを4か所行います。

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巷で安く売られているものは、対外このストレスに耐え切れず、ソケットのスリットが開いてしまい、全く回せないか、回せても一つが限界だったりします。しかし、名の知れたメーカーのものの多くは素晴らしい耐久性を見せてくれます。

上流と下流のセンサーは値段もソケットも違います。

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長ーいハーネスが止まっています。

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10年間お疲れ様でした。

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外れた感じ。

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実に初々しいセンサーが付きました。

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これで、作業は終了です。

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20kmほど試運転しましたが、実に乗りやすくなりました。このクルマにある、車両の出だしの神経質なアクセルワークがかなり緩和されます。実に変速がスムーズになりました。かなり変わったことが体感できます。
あとはフュエルトリムが時間と共に完成してからがどうかと?思います。
時期的には、次は入り口、つまりMAFセンサーのホットワイアーのレスポンスが問われる問われることになるでしょう。

いや、このO2センサーの交換。これは費用対効果が大きいと思います。ITOさん、お勧めですよ~

 

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コメント

こんばんわ。
通勤車のスピードセンサーが故障してディーラーに修理に出しているので、マセラティ通勤してます。確かに、1速から2速の繋がりがスムーズになったというか、無用に引っ張らなくても変速するようになった気がします。
しかし、新たな問題が発生しました。数日前よりなんかステアリングを左にいっぱいに切った時に、なんか干渉するような、低周波の音がしていて、気になっていたのですが、さっき見たら、やはりハウジングの後ろ側にタイヤが干渉してるみたいなのです。車高を下げたり、ワイドなタイヤを装着すればあり得ることですが、どノーマルの状態でこれって、ハウジングを留めているビスかクリップが外れて垂れ下がってるってことですかね?

池田さん
うーん、次々攻撃を受けていますな。原因はいくつか考えられますが、たしかにホイールライナーも考えられます、しかし見ていないのでわかりませんが、そこだけ下がるのも考えにくいです、末切りにしてタイヤが衝突する原因はむしろ、車高が下がったり、トー調整が片側に寄っている、エンジンマウントなどの劣化で、一部の機構部品の取り付け位置が変わってしまったとかの方が考えやすいような・・・
あくまで、気ですよ気がするだけ。

こんにちは。
やはり左前輪のホイールライナーの後ろ側の一部が前に膨らんで飛び出している感じで、ステアリングを左にいっぱいに切った時にタイヤの外側のエッジが擦れています。右前輪側はそのような膨らみはないのですが。ホイールライナーが変形したのでしょうかね?

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