« 2019年5月 | トップページ | 2019年7月 »

2019年6月

2019年6月30日 (日)

ポルシェカイエンターボSのタイヤ交換

昨年末に車検をしたポルシェカイエンのタイヤ交換です。

Img_4454

今回はブリジストンリテールジャパンのタイヤ館かわごえ店で、他メーカーのタイヤ交換です。
先に言っておきますが、基本的に一般の方が持って行っても対応してくれませんからご注意ください。

Rimg0354

こう撮ると一見何の変哲もないアルミホイールですが

Rimg0326

実は295/30-22というとんでもなくデカいタイヤ ホイールなんです。

Rimg0327

いわゆるリバースホイールでありまして、反対向きにセットします。
やっぱり慣れているんだわ、彼らは。

Rimg0333

とはいえ、乗用車用のタイヤでブリジストンには存在しない22インチですから少々大変ではなかろうかと?

Rimg0334

なんだかデカい鍋みたいなのが出てまいりました

Rimg0335

脱皮し終わったやつ

Rimg0338

よく言えば3ピース構造、いわゆる合わせホイールです。

Rimg0342

ですからつなぎ目がありまして、古くなるとここから漏ってしまう場合があります。
シール材も何とも言えないベトベトした感じ。
ちなみにforgeartというアメリカのメーカーで、センターキャップだけでも結構な金額でした。

https://forgiato.com/

ちなみにもちろん、JWAなんて刻印ありません。ありませんからとおりません

Rimg0343

新しいタイヤはファルケン。
昔、僕はファルケン入れたかったけど、ルマンBBにしたんだよな。それでもブロックパターンが好きだった。
でもみんなはアドバンの非対称パターンが憧れだった。ブリジストン?そんなの入れてるやつはいなかったなあ

Rimg0345

デカいトラック用のタイヤのようです。
下手すりゃバランス取らないかも?

Rimg0349

なんかバランサーに比べてタイヤがやっぱりデカイ

Rimg0351

数字もごいすー。3回くらいバランス取りしていました。

Rimg0352

そして装着後は極悪

Rimg0368

恐ろしくイメージが悪いです。YAKARAな感じ。
オーナーの方は大変優しいお人なのですが...

Rimg0369

同じようなイメージで草野仁さんがいますね。

2019年6月29日 (土)

傷んだ塗装の補修

こちらも長いお付き合いになり始めた日産ラシーン。
ごく普通のご夫婦ですが、このクルマに愛着があって、以前の付き合いのあったディーラーを袖にして僕の所に来てくれているのですが
いかんせん、経年劣化の壁には勝てず、今回はボディ外観の相談で入庫と相成りました。

皆さん、最近もそのような内容で相談された入庫があったのですが、あくまで僕の主観として聞いてください。
保険会社の車両保険があたかも最上級の仕上がりを約束されたがごとく、何でもかんでも車両保険で行おうとする方をお見掛けいたしますが
確かに、事故の時など相当な額になるので、ありがたいのですが、最上級の仕上がりを提供されると思ってはいけません。
もちろん、その契約で定められた金額の中ではベストを尽くすのですが、その出来上がりの先にあるものは保険会社の描く出来上がりの物だと思います。
車両保険は基本的にそのような原状回復を謳っているわけで、仕上がりの質や本当に希望通りの仕上がりを求めるには無理があります。
ではどうすれば良いのでしょう? 

それは追い金を払う覚悟だと僕は思います。
自分が好きでその車に心底陶酔しているなら、自分の希望通りできないならオプショナルな修理スキームがあっても何らおかしくないと思います。
この話をすると急にトーンダウンする方が多いのですが、趣味のクルマにお乗りの方には珍しい事ではありません。決して奇特な方ではなく自費でグレードアップされる方は結構多くいらっしゃいます。

今回のラシーンも自費を理解できるそんなお客さんでもあります。

Rimg0311

今回は全塗装の、しかも色替えのご相談でしたが、スゴイ金額になるので現実的でない旨の話をしました。
このクルマあたりで基本的にかかる費用は70万円、そこにはガラスの脱着と部品代は含まれない、純粋な修理工賃だけお伝えいたしました。

特に色替えとなると作業も多岐にわたり時間も費用も掛かりますが、新車以上にしてお返しします。

とはいえ、予算が青空天井な方など殆どいらっしゃらいませんので今回は塗装の傷みの激しい前回りだけを作業することにしました。

しかしこのクルマ、何がすごいって塗装の為に取り外す艤装部品すべてが、(いや2つだけ廃止になったのがあったな、再使用ができるそれほど目立たない部品で)普通に日産に在庫があることです。モールからカバーから・・・

やはり国産車はいいなあ

Rimg0309

どれだけべろべろにムケてしまっていたか画像が無いのが残念ですが下の画像を見ていただければ分かりやすいです。クルマが天然痘になってしまったのではありません。ダブルアクションサンダーで追い続けるとこうなってしまったのです。

Rimg0384

金属素地も見えていますが、塗装の下から黒色が覗いているのがわかります。これはこの部品が新品に取り換えられたことを裏付けるもので、このパネルは新品の時に来る、黒い電着プライマーの上から直接塗装をしたようです。それゆえ、塗装膜強度がなく剥離を促進させた原因だと思います。
これには輸入車国産車関係なく起こります。

Rimg0386

こういうときに、このような複雑なプレスラインが作業しづらいのです。前に塗った人はそんなこと考えもせずにぱーっとやったのでしょうが、再補修する側は1本1本手で研磨しますから、相当な忍耐が要求されます。

Rimg0387

劣化した塗装膜は新しい塗装面と完全に遮断しなければならず、シール性に優れたプライマーサフェーサーを使わないといけません。
それにはうってつけの商品がこのEPプライマーサフェーサーです。エポキシ系プライマーサフェーサーで、縮れやすい劣化塗装膜を遮断できますので、塗装後しばらくしたらなんかヘンな跡が出てきたとか、剥がれたなんてことを未然に防げます。

こういった材料を自由にチョイスできることは塗装者にとっても、ユーザーにとっても大きなアドバンテージです。
普段から80%を心の中に作業せよとあるのは、どんなシチュエーションにも真正面から作業できるスキルや研究、工夫が必要だと思います。

Rimg0393

スプレーガンはサタのJet100B RPです。フードなど大きなパネルの下地塗装にはベストなガンです。

Rimg0389

ただ、このサフェーサーは硬化すると極端に硬いので、サンディングする方がまいってしまうので、上からクリアーを塗装します。

Rimg0391

そうすることにより、作業者は研ぎやすくなり作業性が向上し、また劣化した下地と完全に隔離できるので、長く塗装の正常な状態が保つことができます。

Rimg0392

なんか仕上げたみたい。でもそんなことはないのですねえ

Rimg0395

これを出して研ぐのです。でも、その前に同じく焼けて劣化した両フェンダーを別にサフェーサーを入れます。

Rimg0396

ここから先はまた今度

2019年6月28日 (金)

ああ、懺悔の後期166

ああ、残念にもほどがある
先日、なんとなく手に入れた後期の166
これが意外に良かったのですが... この後は後で書きましょう

多少の塗装の焼けはあるものの、MPIでは即商品にかなり近い位置にいるような感じ。
いくつか商品予備軍があるのに

Rimg0320

まあ、とはいえ、そう簡単にいかないのがアルファロメオたる所以
この時期らしくエアコンが効きません。コンプレッサーかコンデンサーか両方か
一部の内張りにも問題があります。

Rimg0316

とはいえ、源氏ア63000kmで58000くらいでタイベル交換済みのステッカーが貼ってあります。

Rimg0317

なによりこの落ち着いたグレーがたまらん!
デザインは圧倒的に前期が良いですが、乗り心地は後期、エアコンなど細かな造りは後期が圧倒的に良いです。
イタリア車ってなんでみんな途中で「モディファイ」とか「エヴォリューション」とか「フェイスリフト」を行うのでしょう?
この166も相当な見切り発車で発売されたのか、むちゃくちゃあちこち見なおされています。
主要なコンポーネントは変わらないのですが、ビスの位置、材料、クリップ、本当にあちこちが見直されています。
中には初期の方が壊れなかったものも存在したりして。

Rimg0318

グリジオ ドルチェアクア カタログ上はGeo greyでした。

Rimg0306

まあ、パワーシートは後ろには行きますが、前には行きません。
ストラーダのナビがうなだれていますが、もはや何の仕事も期待できません
エアコンは熱風を運んできます。外の方が涼しいのです。

Rimg0319 

キーレスでアンロックすると「ガチャン」と開錠した後すぐに「ガチャン」と施錠されてしまいます。
まるで乗せてやんねーといわんばかりに、乗ることを否定するかのようです。
それでも気まぐれにそうならないで、乗せてやるよ と上機嫌の日もあります。

でも何より最大の大罪はこのクルマの記録簿、ちょっとした行き違いで廃棄されてしまったのです。
それは完全に、完璧にありません。完全に廃棄されてしまったのです。
もちろん登録書類はありますよ。

ああ、なんてことだ。今日までを記録したノートが無くなってしまったのです。
取説の類はいくらでもあるので、それほどダメージはありませんが、記録簿はそのクルマだけのものですからね。

Rimg0321

悔しいので、自家用車にすべく、解体の後期から内装を移植します。

Rimg0205

スーパーのように赤革シートにしちゃいます。

Rimg0206

エアコンも直して自分好みにしようっと。

Rimg0207

逆にこちらの後期はスクラップになりまーす。

Rimg0301

2019年6月27日 (木)

産業廃棄物

今日は工場のゴミ捨てで、産廃業者が回収に来てくれました。
僕らの商売は、いやどんな商売でもそうか、作業をすれば必ずと言って良いほどゴミが出ます。

Rimg0315

バンパー交換やフェンダー交換など
前周りからどかんとぶつかると、バンパーやヘッドライト、ボンネットやフェンダー、ラジエターやシュラウドなど部品の交換が発生します。

Rimg0314

Rimg0313

ボンネットやフェンダーなど金属でできたものはリサイクルの途がありそれほど困りませんが、バンパーやライトはどうでしょう?
また、それを包んでくる包装材、ダンボール箱などが出ます。

ゴミは多岐に及び、塗装をすれば、マスキング材、塗料、余ったクリアや塗料などが出ます。
細かく分別しますが、基本的には再利用できるもの(金属や硬化してない塗料、紙)燃やせるもの(汚い紙や雑紙)燃やせないもの(廃プラ、塗料の空き缶、マスキング材(炭酸カルシウム)クリップや部品などの梱包材)この3つに分かれます
たまたま、ごみの少ない順に書いたような感じですが、一番多いゴミは最後の燃やせないものが圧倒的多いように思います。
自動車のシートだったり、ドアトリムなどは昔から捨てにくいものでしたが、バンパーやライト、細々したゴミこれらすべてが燃やせないゴミですから、量は多く、当然燃やせないので、埋め立てるかどこかに持っていくかしかありません

それが最近、ちょっと事情が違ってきているようです

まずはこの記事をご覧ください

https://www.re-tem.com/ecotimes/column/2019may/

僕らの快適なカーライフの陰には多くの関連業者の支えがあることは、一般ユーザーの知るところではなく、保険会社も含めて「ゴミ」をないがしろにしてきました。いや、僕ら修理業者でもゴミはここ10年くらいはそれほど大きな問題にしていませんでした。

それはどれかが売れたからにほかなりません。
自動車リサイクル法案のころから金属が徐々に高くなり始めて、ドブのグレージングや電線、果てはマンホールまで盗まれたのも記憶に新しいですね。その中でも、アルミホイール、バッテリー、エアコンの室外機や給湯器や金型はリサイクルの優等生でした。

それがついにみんな価格が下がってしまい、ごみの中には本当にごみしかなくなってしまったのです。
そして、快適な状況を支えていてくれたゴミを輸出していた国々には輸出できなくなり、知らず知らずのうちにゴミを処分することが、いつの間にか難しくなってしまっていたのです。

工場の前に、軽自動車のアルミホイールとバッテリーを野ざらしのまま放置して丸1か月以上、全く盗まれる気配がなかったのはそういうことだったのですね。

ゴミの処分費用は大量の非鉄金属を持ってしても太刀打ちできず、ついに有料となってしまいました。
以前から近いうちにさらにゴミの処分費用は上がると予告されていましたが、どうにかなるだろうとタカをくくっていましたが
真綿で首を絞められているごとく、徐々に処分費用があがり、そして、7月1日からさらに処分費用が上がるそうです。そう遠くない未来に、混合廃プラ1立米=1万円になってしまいそうだといわれました。

https://toyokeizai.net/articles/-/251151

なんだか急激にいろいろなことが変わっていきますね。
ゴミの出し方など工夫しないと、これは厄介な問題になりそうです。


もう少しゴミの出し方も考えなければ。

 

 

2019年6月26日 (水)

マセラティMQPのオイル交換

先日オイル交換と簡単な点検でお預かりのQP
大事にされている箱入りQP

Img_5850

エンジンオイルを抜きながら各部を見てまいります

Img_5851

約10Lのエンジンオイルが抜けます。

Img_5852_20190625230801

右のフロントアップライト。状態に問題はありません

Img_5853_20190625230801

スタビリンクもかわいい左フロントアップライト

Img_5854_20190625230801

19年以降のZFのAT車にはかなり普通のオイルパンが存在します。前期おはドライサンプなので、オイルパンらしいオイルパンではない代わりに、例の壺が存在します。

Img_5855_20190625230801

 多少のサビはありますが、おおむね良好

Img_5857_20190625230801

リアのサスペンションが丸見えですね

Img_5858_20190625230801

ブレーキ残量や各所の異常を探します

Img_5859_20190625230801

おなじみビルシュタインのサスペンション。456とよく似ています。
そういえば、456GT、今日、保険の契約を更新させていただきましたが、更新するたびに車両保険の引き受け金額が年々上がっていきます。
ふつうは毎年下がっていくものなんですけどね。
昨今の国際的なフェラーリ人気をにらんでとは思いますが、中古車情報関連が結構な金額を並べています

どこにも問題ありません。

Img_5860

ATのオイルパン。ATはなんとか近いうちにアクションが必要か

Img_5861_20190625230801

素晴らしいエキゾーストサウンドの要、フェラーリ

Img_5862_20190625230801

毎度おなじみロングドライブハイテック5W-40

高性能な新しめのエンジンに使っております。

Img_5863_20190625230801

Img_5864_20190625230801

このクルマ、こんなにきれいですが、実は10万キロオーバーだったりするんですよ

Rimg0297

晴れて納車となりました

Rimg0299

このデザインの特徴は、実車を見た人しかわからない魅力です。
巨大な車体にフェラーリのエンジン付きです。ああ強烈

 

2019年6月25日 (火)

限りある資源の為に

チョコレートが袋からと思ったら

Rimg0251

中から出てきたのは1つのキャンディー

Rimg0252

ではなくモーターでした。僕ら世代には懐かしい130モーター。しかし似て非なるものでとある用途に使うのです。

Rimg0253

とはいえ、今回勝ったのは通販大手Amazonの中国の、おそらくいんちき品。そんな中国品に頼らざるを得ない切実な部品なのです

Rimg0254

作業中の166のドア。このクルマ4枚のドアのうち3枚のドアロックが壊れているという、ケイオスな状態。

Rimg0255

そこから取り出したるドアロックひとつ。これを分解していきます。

Rimg0257

小さなビスがこのプラスチック面に3個あるだけで、あとは留め具が全く見当たりません。

Rimg0258

おそらくはこの2つ(のちに3つと判明)のカシメを切り取って分解に挑みます。

Rimg0259

軽くもんだだけじゃ全く動じないです。そりゃあロックは大変に重要かつ上部でなければならない部品ですからね。

Rimg0260

まずは金属のシャシプレートが外れました

Rimg0263

金属のプレートから外し始めているので、この時点でストライカを咥えるロックプレートがフリーになります。

Rimg0264

 さらにこじりながら分解していきます。今回は構造を見る目的で、修理が目的ではありません。
いや、目的でなくなってしまいました。

このロックの開け閉め、施錠開錠の仕組みはさながらピタゴラスイッチに出てくるような動きです。

Rimg0270

さて今回の目的地、電気部品のダンジョンです。

Rimg0273

破壊しつくしたロックプレート側。落ち着いて考えるとこちら側からでなく、プラスチックの側から開けないとダメみたいです。
これが、修理を目的にしなくなった理由です(笑)

Rimg0274

今回取り寄せた部品とはこれでした。
166のドアロックが端から壊れるのは、このモーターがいけない説。

Rimg0281

ちなみに小さなスイッチが3つありますが、これが壊れることもありますね。フェラーリとかマセラティで、ドアハンドルをちょっと引くとウインドウが僅かに下がる仕組みには、必ずこのスイッチの存在があります。

Rimg0282

バッテリーに直結してモーターの動きを確認します。
なんと煙が出るだけで、全く回りません。

Rimg0284

とはいえ、仕組みがわかりましたが、次は部品を交換して基に戻す方法を検証しないといけません。
壊れたロックはいっぱいありますからもう一つ分解してみましょう

同じ日に注文して、こちらはなぜかポルトガルから来た火縄銃いやマイクロスイッチです。

Rimg0295

通販便利なり!

Rimg0296

2019年6月24日 (月)

アルファロメオ166 ラジエター交換

アルファロメオさて、少しですが現場の手が空いたので、オーロラの166を商品化します。
このクルマについてはhttp://messiah208.cocolog-nifty.com/2/2019/03/166-158a.html
を参照してください。

今回の商品化では、まず自由に走れるようにラジエターを交換、ボディの加修、エアコンの加修、これらが中心になります。
まずは冷却水が無くてはエンジンをかけられないので、ラジエターから交換します。

つい先日の記事で147のラジエター交換をしましたが、166は実に慣れっこなので手順はすっとばします

Rimg0198

全体的にくたびれて、兵どもが夢のあとと言った感じなのです。

Rimg0197

そんな折、いつものお客さんが買い替えた147GTAを見せに来てくれました

Rimg0199

ヌヴォラホワイトです。見忘れたのが残念ですが、166と同じ3コートパール色です。

Rimg0202

こちらは戦闘力 バリバリの3.2 実にきれいな個体です。

ちょうど対比できるようなカラーですが、166の方が実際にはややベージュ寄りです。

Rimg0203

このクルマ、ちょっと放置感があってカウルトップの下やトランクを開けた場所などは泥の堆積が多く、全体的に汚れて見えますが、しっかり掃除したり分解してみると結構大事にされていたことがなんとなくぼんやり見えてきます。

もちろん事実を知る由もありませんが、前のユーザーはなんとか起こして乗りたかったのかもしれなくて、放置したというより取っておいたが結局、断念したというところだったのではないかと思います。想像ですけどね

Rimg0204

意外なほど傷みが少ないように見えてくるのです。

Rimg0223

確かに一般的に考えれば、ラジエターから結構な水漏れ、エアコンのウオーニング、ドアロックは殆ど壊れ、前後のバンパーもぶつかってしまえば十分手放したくなる動機になります。

Rimg0225

でも意外なまでにラジエターホースはキレイで再利用の途についてもらいます。

Rimg0226

取り外したラジエター。前期(A1)はこのようなシュラウドです。中期以降はすっぽりラジエターを覆うシュラウドで、こんなナメた形状のシュラウドでは日本(や暑い国)では太刀打ちできないと考えたのでしょうか。それ故中期以降はスペースの都合上ロアホースはアッパーの反対側にホースが付きます。それでもこのファンシュラウドでも決して冷えないわけではないですからね

Rimg0227

中古車加修で気を付けたいのが、どんな乗られ方をしてきたクルマかわからないので、外した時にどの程度部品が持ちそうか軽く確認すると、その後の対応が少し楽になります。ファンモーターはブラシが減ってアーマチュアのコミューターとギャップが大きくなると電流量が極端に増えてコネクターやリレーを溶かします。

Rimg0228

先に言っておきますがこのシャフトにくっつくわけではないですからね。コミューターですからね。まだ折り返しを過ぎたくらいでしょうか

Rimg0229

このファンを止めているM8のナットは逆ねじですからお気をつけあれ

Rimg0230

ちょっと清掃して組み付けます。

Rimg0231

こちらこそ先日苦労したラジエター。堂々と35パイと書いてあります

Rimg0233

もちろんBEHR製

Rimg0232

ホースの傷みが限定的だったので、Oリングを交換して再利用します。

Rimg0234

そしてしっかり研磨して取り付けます。先日学習しました。

Rimg0237

べっちょりグリスを塗ってしっかりハメます。

Rimg0238

このクルマには上下にゴムシールがありましたのでそっくり移設しました

Rimg0239

レゾネーターから先のパイプもビニールテープでグルグル巻きだったので、ほかの物に交換しましょう。

Rimg0241

これを組んだら、次は塗装作業です。

 

2019年6月23日 (日)

アルファロメオ147 ラジエター交換

先日、クーラント漏れを修理した147
この時期のアルファロメオはほとんど同じようなプロセスでラジエター交換をします。
まずフロントバンパー外しから

Img_7133

続いてHライトを外してコアサポートアッパーを外します。

Img_7136

この147にはラジエター駅を排出するドレンが無いようなので、ロアホースを外して排出します。

Img_7142

あ、これは外すまえ、このように漏れがあります。

Img_7143

コアサポートが外れました。クーラーコンデンサーやその周りのシュラウドを外してラジエター本体を引き抜きます。

Img_7145

ラジエターホースはガチャっと入るワンタッチカプラー方式です。ヨーロッパ車ではスタイルこそ違いますが、このフィッティングが流行りですね。BMWなどドイツ社は鉄のスプリングピン1本だったように思います。結構トラブルが多いので、僕は嫌いですが・・・

Img_7147

今回交換する部品たち。モーターやファンは再利用しますが、ホースはアッパーロア共に交換します。

Img_7155

いわゆる社外新品です。純正新品は倍以上の値段の上に手に入りません。

Img_7154

新品のホースにしていきなり問題が発生。ホースの位置決めの切り欠きが

Img_7157 

サーモケース側と向きが合いません。アッパーホースの品番は何回確認しても間違いないのでおそらく、サーモが間違えているのでしょう。
ちなみにこのクルマの車体番号からサーモを調べるとちゃんとツノの位置が真上でした。

Img_7158

とりあえずなんだかんだで付きました。

Img_7159

LLCを入れてエンジンをかけると、なんと...水漏れしています。入るときにも異様に硬かったので、中のOリングが切れたと踏んで再度分解します。誰だ!このラジエター作ったの。出てこーい!!これが嫌だから純正部品の新品を一緒に交換しているのに。

Img_7163

純正社外のトップメーカーですが、いつの間にかMaid in China
なんとこんなメーカーまで中国生産なの??
こいつのおかげで2度も作業するハメになってしまいました。

Img_7175

見紛う事なきBEHR製

Img_7193

泣きの再度分解です。

Img_7201

こちら取り外した不良だ思しきBEHR

Img_7203

ちょっと読みづらいですが35.75mmあります。

Img_7205

こちら最初についていた純正

Img_7209

35.45mm。これでも相当硬い。しかししっかり返しを乗り越えてOリングを飲み込みます。

Img_7211

さらに後から取り寄せたものはなんと35.8mmもあります。
このままでは入らないや

Img_7213

結論、このラジエター。そのままでは入りません。
サンドペーパーでしばらくゴシゴシしてから入れましょう。

出来が悪いぞ部品たち。最近のヨーロッパ車用部品って本当に多く出回ってますが、粗悪品の多い事。
粗製乱造、やがて自分たちの首を絞めることになると思うのだけどなあ

今回はさすがに販売元に送り返しました。ハメられるもんならハメてみろと言わんばかりに。
でも、相手は避けて通れない〇-エスなんだよなー

 

 

2019年6月22日 (土)

もう一回ルーテシアゴルディーニ

先日入庫いただいたルーテシアのゴルディーニ(こういえばいいの?)

Img_5810_1

以前オイル交換の時にリアのパッドの残りがあまりないですよ、という話から入庫しました。

Img_5811

ブレーキパッド交換なんて簡単なんでしょ?なんて思うと欧州車は苦労します。
リアがディスクブレーキのクルマはインドラムと呼ばれるちっさいドラムブレーキのようなシステムが付いていて、それがサイドブレーキになるのですが、欧州車のほとんどのクルマはブレーキキャリパーを利用するタイプです。
両者の見分け方で最も簡単なのはブレーキキャリパーにサイドブレーキワイヤーが入っているか否かです。

とはいえ、僕が知っているアルファロメオ全車種、ルノーもたぶん知ってる限り全部この方式。
なぜかフェラーリとマセラティはインドラム

で、このキャリパーがサイドブレーキを兼ねているタイプはピストンを戻すのが実に大変なのです。
ぐるぐる回しながら押し込むのです。

Img_5813

だから、ピストンの正面に工具をかける小さいくぼみがあって、そこに工具をひっかけてぐるぐる入れていくのですが、言うは簡単やるは大変、強烈に固い車種もあります。その場合はこの工具の先端が6角のサービスボルトになっているので、メガネレンチなりを使って協力なトルクをかけることができるのです

Img_5814_1

最近はこういったSSTもアマゾンで売っているのですねえ。

使い切った感の古いパッド

Img_5816_1

そしてこれから頑張る新しいパッドです。

Img_5817_1

こういった恵まれたユーザーの元にある車は幸せです。

2019年6月21日 (金)

納車の旅

このところ納車続きであちこち行っています。

昨日は横浜、アルファロメオ147をお届け。
工場を出て圏央道で神奈川方面を目指します。遠回りでさらに不経済はありますが、時間が読める事には変えられません。ちなみにこの日は出るまでに打ち合わせが2件あってこの日は大忙し

Rimg0168

一路ビューンと神奈川県に向かいます。かつては週に2-3度神奈川に行っていたのですが、自動車修理関係に入ってからはとんとご無沙汰です
しかも道がいっぱいできてどうやって行くのかさっぱり見当がつきません。

Rimg0169

結局、ナビを頼りに連れて行ってもらうのです。

Rimg0170

以前いも書きましたが、高速道路網の発展は混まなければこれほど便利なものはありません。
その分高速代も高額にはなっていますが

Rimg0171

出来たときは小躍りして喜んだ圏央道の東名高速への接続ももはや当たり前になってしまい

Rimg0174

こんなに簡単に東名高速の上にいます。以前なら工場を出て、環八の用賀入り口まで2時間以上を費やしたり、それに嫌気がさして、府中街道から東名川崎に乗ったりしていましたが、そんなこと遠い過去のようです。

Rimg0175

保土ヶ谷バイパスに入り

Rimg0177

横浜新道に入ります。いろいろ説毒していますので、乗り換えがわからないとあたふたします。
今回はスマホのナビ機能で向かっています。スマホもまた頑張っています。

Rimg0178

 次々に代わっていきます。今度は首都高三羽線

Rimg0180

どんどん切り替わっていく高速の情報に脳が刷新されません。

Rimg0182

と、とりあえず、待ち合わせ場所近くに来たぞ。約90kmちょっとの距離でした

Rimg0183

無事にクルマを渡した後は帰るだけです。せっかく横浜まで来たのでちょっと寄り道。

Rimg0184

ここや聘珍楼なんかがお土産買うのは鉄板なのですが

Rimg0187

なかなか王道とか鉄板なものがあまり好きじゃないのが、イタ車とかいじる人間の性です

Rimg0190

さて中華街でお土産にしたものは?

Rimg0189

幸せの金のブタでした(笑)

Rimg0193

さて続いてDay2 今日トヨタアクアハイブリッドの納車で九段下を目指します。昨日も7000歩近く歩いたのですが、本日も帰りは電車です。

今回はパナソニックのゴリラがあります。
今やこういったポータブルナビの性能は昔のHDDナビ並みの正確さで、信号待ちでくるくる回ったり、勝手に走ったりしないのです。
信号待ちならぴったり止まり、高速でも高速下の国道でもちゃんと分けて走ってくれます。

Img_0029

さて、行ってきまーす。

Img_0030

昨日と違って関越方面にひた走ります。

Img_0032

これも接続されたときはうれしかったものです。MPIができた当初は狭山まではありました、反対側は青梅まででした。それが徐々につながり大きな環状線になりました。

Img_0034

でもこれだって相当な大回りで、本来なら所沢ICから高速に乗るのが経済的ですが、正確な時間には変えられません。 

Img_0038

関越から外環道に入ります。道路も空いていて走りやすい事この上ないです。

Img_0039

こちらは僕にとって最後の高速の開発になるであろう外環道。これもそう遠くない未来に世田谷までつながります。
そうなると、ほとんど完成形に近くなってくるのではないかな?

Img_0041

すごい急ピッチで工事が進んでいるようです。下道から見てもわかります。

Img_0045

前のセレナ、横入りするならハザード位出せよ。とむっとしたのも和らげるいい天気です。
ここから5号池袋線に入ります。

Img_0054

外環や圏央道の開通で、首都高の渋滞が減ったり、緩和したように思います。

Img_0057

便利になった分、判り辛いったらありゃしない。まごまごしていると違うところに連れていかれてしまいそう。

Img_0060

C2もぐるりと開通して、USS横浜など一気に行きやすくなりました。
要は1度も高速を降りることなくどこへでも行けるようになったのですね

Img_0063

次は今は無き中台付近で、江北から来てC2に行くクルマと交差するX攻撃です

Img_0064

さて目的地が見えてきました。

 Img_0066

ここはいつ見ても変わりませんね

Img_0067

目的地までは約70km。なんと、燃料計の目盛りが減っていません。なんちゅう燃費!
このクルマはガソリンスタンドには敵でしかありませんね。

Img_0068

遂に僕も大使館には来なくなるかな?

Img_0071

せっかく来たので銀座に寄ってから帰ります。

Img_0076

毎回そうですが、行くところは決まっています。

Img_0078

あんぱんを買うのです。

Img_0080

みつまめを買うのです。

Img_0081

僕もあんみつ食べます。

Img_0083

MPIを、ブログを始めたころの僕を知る人なら、考えられない変わりよう。
酒を飲まずに甘いものを食べるようになるだなんて。

Img_0086

でも昔より小さくなってしまいました。

Img_0087

今日は帰ってまだまだ仕事です。

 

2019年6月20日 (木)

美しい166のメンテナンス画像

 以前、作業させて頂いたヌヴォラブルーの166が再び来ていただけました。
直射日光の下、真正面からだと色が飛んでシルバーのクルマに見えますが、くるっと回り込むと

 Rimg01351

美しいブルーの塗装だったことがわかります。

Rimg01361

青味も見る角度で強く出たり、黄色が強くなったり、にぎやかです。

Rimg0137

僕んちのヌヴォラと記念撮影。世田谷のお客さんのも来たら3台になるのになあ

Rimg01381

 見とれてないで作業します。
今回はエンジンオイル、オイルフィルター、ATFの交換です。

 Img_5818_1

まあ、下側も全く汚れていません。さすが都内のクルマ

Img_5826_1 

オイルフィルターも交換します。

Img_5828_1

オイルカートリッジは思わぬ方向から出すと良いみたいですね。
Eくんも手慣れたもんです。

Img_5831_1

オイルはいつもの10W-40。先日のルマンではアメリカのウインズがサポートしたGT40がクラス優勝しましたが
来週末のニュル24時間では、このリキモリのマークをよく目にするでしょう。

Img_5832_1

ええ、そうです、もちろん廃油新油です。全部で6.5L入ります。

Img_5836_1

恐ろしいまでにきれいなエンジンルーム。 新車よりも新車らしいレベル

Rimg0152

ATFは下側ドレンから抜きます。

Img_5823

ZFなのに、オーバーフローチューブではなくて、入れるのはデフケースから。

Rimg0154_1

オイルを入れる準備をしたら

Rimg0155_1

ロボコンから排出されます。

Rimg0156_1

美しいATFはワコーズ製。こちらは4.5Lくらい入ります。

Rimg0157_1

このくらいのあふれるスピードで30℃±5℃でドレンを閉めますが、シリンジやプラスチックポンプで入れる場合は40℃±5℃で閉めてとありますから、結構アバウトなのかも。この季節30℃などあっという間に通過しますからね。

Rimg0159_1

 しかし、美しいですねヌヴォラカラー。ぼくんちのも早く仕上げたい~ 

Rimg0164

2019年6月19日 (水)

中古車オークションあるある

先日 中古車店の仲のいいアイビーの K玉社長が

「こないだオークションで、お客が探していたアクア買ったんだよ、予算がギリギリでなかなか買えなくてさ」
とご満悦、と思いきや「距離2万ちょっとでさ 内容は良いんだよ で 陸送で届いたらさ 良く見たらパワーウインドウが前しかついてねーんだよ、顔色が真っ青になっちゃってよー」

 なんて話しになって 僕は「 ガハハハ~ ちゃんと見ないからですよ~ 」なんてひーひー笑いながら話していた時

 K玉社長がおもむろに「小河ちゃんちも アクア直してる販売車あるじゃん」

って言われた瞬間

今まで泣くくらい笑っていたのがピタッと真顔になりました

 そうだ、一度もリアドアなんか開けてないや、後ろがくるくるウインドウなんて考えもしなかった。 

血相変えて工場に電話して確認です

 幸い大丈夫でした。パワーウインドウが付いています。後ろでk玉社長のチッっていう残念そうな声が聞こえてきます。

Rimg0166

ぶつかっていた前回りもすべて修理していよいよ納車です。
ちなみにバンパーが色が薄く見えますが、これ。おんなじ色を同じ回数だけ重ねているのです。
材質や表面の平滑さ加減で色が濃く見えたり、薄く見えたりするんです

Rimg0167

驚異的な燃費を誇るアクアハイブリッド。アルファロメオなどと対極の位置に存在する車ですが、こういったクルマも必要でしたら用意できます。

今回このアクアは長い付き合いのお客さんのところに行くのでして、定年退職なされて悠々自適なのでしょうが、思えば、僕のせがれはたぶんクルマ屋いはならないだろうと思います。全然違う畑の専門学校に行っていますし。
なんとなく気になって周りをふっと見渡すと

僕の所も、Eくんのところも、サナップの新井さんちも、このK玉社長さんちも、ガラス屋のグラスワークの渡辺さんも、自分の代で手じまいなんだなあと。
はたして、どんな未来になっているのでしょうね?

2019年6月18日 (火)

涙の155修理

土曜に155の燃料漏れの修理をいたしました。
まずは、今から2年ちょっと前のhttp://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/155-c19a.html この記事をご覧ください。

2017年4月に交換しているのですが同じところからの燃料漏れのようです

Rimg0036

良く見えませんがばっちりガソリンが漏れているのだけは確認できます。

Rimg0039

この時の作業のブログを見ながら分解します(笑) 

Rimg0046

しかし殊の外、分解が大変です。邪魔者は菱から外していきますから。その分解の流れは先のリンクからどうぞ

Rimg0048

Rimg0059 

Rimg0060

全部外しました。センド、リターン、途中のホースの3本です。

Rimg0050

なんということでしょう? 片方はささくれクラックだらけ
エルボーホースもかなりひびが入っています。

Rimg0052

ホースの傷みはほぼ全体に及んでいます。

Rimg0054

一方、もう片方のホースはまるで違うものみたいな感じです。これはリターン側ですから、ほとんど圧力もかかっていないのです。
一応耐油耐圧ホースとして買ったのですが...

実はGWの前に、愛知県のブログを見た同業者の方から、この修理を予見するような電話があったのです。
ウルトのこの型番のガソリンホース、2年前後でぼろぼろになって激しい燃料漏れ起すよって
確認するまでもなく、ユーザーさんからお電話をいただいてしまったのです。
直したところからまたガソリンが漏れていると! まるで予言のようでした。

Rimg0055 

ではホースを新調しますが

右側が以前新たに買ったブリジストンの耐油耐圧ホース。
左は以前このクルマで使用したウルトのホース

Rimg0063

ブリジストン。これ何のために買ったのだったかなあ?でもあってよかった

Rimg0064

一方、ウルトのホース。オートクラフトの浅沼社長の話だと、あんなにウルトのオーソリティだったのに、もう数年前からウルトは付き合いがないそうで、今は海外から輸入しているそうです。でなんでやめたか尋ねると、ウルトの商品はみんな中国製になってしまい信頼性に欠けるそう。うーん、まさしく今回の件のよう

Rimg0065

Rimg0066

やっと出来上がり。おひるごはんを挟んであさイチで預かって午後3時頃に納車。
でももーれつに疲れたあ~ 僕の熱意でクルマが乾いていましたわ。

Rimg0068

問題はこの後の請求についてです。自動車整備振興会でも整備保証は1年間、今回は2年ちょっと経っている。製品の劣化が早いのを予見できなかったなど理由はありますが、車検ごとに交換するような部品ではありませんからね~。

ところが、部品や材質が起因するトラブルってほかにも結構あるんですよ~

2019年6月17日 (月)

24時間レースとベリーの実

日本時間の昨晩からルマン24時間レースが始まりました。

Rimg0117


世界3大レースのひとつで、WECの最終戦でもあります。
死ぬまでに一度行って見たいものの一つです。宝くじでも当たらないと無理だけど

今年のGTE-AmクラスのフォードGT40かっこいいですねえ。

Fordgtcota2017720x340

どの角度から見てもかっこいい

011fordgt12hoursofsebringjpg 

僕にとっては久しぶりのウインズ、のスポンサードのマシン

Unnamed17

そんな美しいマシンがバトルをしているのに、僕はのんびり自宅の庭に生えているブラックベリーの実を摘んで、ジャム作りに備えたいと思います

Rimg0124

ブラックベリーはなんだか超不人気で毎年今まで殆ど食用にされることはなく、指をくわえて見ているだけだったのですが
今年こそなにか出来ないものかと思案中ですが、ジャムくらいしか...

Rimg0126

採っても採ってもいくらでもあります。どんなに切ってもぜんぜん枯れない強い木でもあります。
適当にポイポイざるに入れていきますと

Rimg0127

お、でかいのがあるぞ、と思って手を伸ばすと

Rimg0128

これ取っちゃアカン実じゃん。どえらいことになってまう。

Photo

 プチプチ系がダメな人にはイヤな写真ですが、これをゆでた後タネを分離して煮込むようです。
いちごジャムみたく、上手くいったらいいのになあ。

Rimg0132

ビニールに入れてどんどん凍らせて行きます。

Rimg0133

こうしている間にも時速300kmを軽く超えるスピードで走るマシンを休み無く走らせている方々がいるのです。
世界は広い。

 

2019年6月16日 (日)

狭小なパネル内でのシルバーのぼかし塗装

先日もご利用いただいた147、今回はラジエターからの冷却水漏れを作業するオーダーですが、一緒にフェンダーのへこみも作業することになりました。
今回もシルバーの塗装です。今回の内容はマニアックな内容の為に、一般の人にはつまらないかもしれません。

Img_7177

比較的、手が入りやすい場所なので、当て盤とハンマー2種でぺたんぺたんハンマリングして対応し、最小限のパテでならします。
またベンディングエリアを少しでも多く取る為にパテやサフェの研磨も制限付きです。

Img_7195

サフェーサー吹く前にはフィルプライマーを入れてから4:1のサフェーサーを入れて塗装膜強度を上げます

Img_7196

サフェーサーはハイビルドタイプのVOCシステムフィラーです。願わくば下地にはEPプライマーを入れたいところでした。
塗装膜の劣化が無い為に、金属素地にはフィルプライマーを入れてウエットオンウエットでサフェーサーを入れます。

Rimg0027

色は当時イタリアで最も人気があったと教えていただきましたスターリングシルバー。
かなりメタリック目が粗い、青いシルバーです。

Img_7174 

少し時間帯が遅いですが、カラーマッチングとしては悪くありません。データ通りで塗装します。
夏になると調色時間が増えて良いですね、冬より黄色味も少ないように感じます。

Rimg0029 

ただ、なにしろ今年は雨が多く、なかなか調色させてくれません。

Rimg0030

最近のスタンドックスの実車配合は本当にレベルが高いです。
でもアクワイアー調色機にかけただけのデータだったらどうしよう(笑)
なんてアナログなMPI(涙)

Rimg0032

今回はパネル内で塗装します。こういったスポットでの塗装が実は一番難しいのです。

Rimg0070

特に目の粗いメタリックは非常に難しい。

Rimg0071

ガンは使い慣れたJet5000HVLP

Rimg0075

ミストコントロールのカラーレスクリアを全体に塗装

Rimg0076

1回目を塗装していきます。

Rimg0077

何度も塗り重ねていきます。

Rimg0081

途中で、再びカラーレスを投入しながら

Rimg0094

塗装すること6回スタンドックスはシルバーのとまりが悪いのですわ。

Rimg0097

7回目でメタリックのぼかしを集中して行います
フェンダーマーカーの取付穴に塗料が載っていないので、ここより前でぼかし終えているのがわかります。

Rimg0098

全体の隠蔽を見て、透けてなければベースコートは完了です。

Rimg0101

隣接するパネルがブロック塗装にならぬよう、またぼかした部分が判らぬようしっかりぼかします。

Rimg0102

上側は全く塗料の飛沫がありません。

Rimg0103

フェンダーのバンパー側も完全に染めないで半分くらいでぼかしてあります。

Rimg0104

クリアーを入れていきます。

Rimg0105

これでOKです。

Rimg0106

こうしてパネル内だけでぼかした経済的な例ですが、必ずしもこのようにできるとはかぎりません。
むしろ1パネル内で終わる方が珍しいです。特にあまりプレスラインの無い最近の日本車のようなパネルは、1パネル内で終わらすのは難しいでしょう。

Rimg0107

また、塗装ブースではたとえ1パネルでも車体全部を覆います。副資材の消費は大きくなりますが、間違いのない仕上がりにするため惜しんではいけません。

Rimg0108

クリアーはエクスプレスプレミアムをMSシステムで
グランドコートは694のH(明るい)配合だけ塗装しました。

Rimg0111

焼き付けは70℃20分。予備乾燥は30℃5分でした。本日は気温が20℃あるかないかだったので、シンナー、ハードナー共に標準を選びました。

Rimg0116

2019年6月15日 (土)

新しいカメラ

新しいデジカメを買いました。
今までのもまだ使えますが、長くポッケに入れて作業していると、粉やら溶接のスパッタや、塗料が付いたり
逆光のところで撮影するとレンズの間に入ってしまったホコリが写るようになってしまい後継機をひそかに探していました。

そしてついに行き着いたのがコレ。

Img_7215

スゴイごっついカメラで、工事会社のお客さんが使っているのを思い出したのです。
作業中は胸のポケットに入れているのですが、防水じゃない携帯電話など簡単に壊れます。カメラも同じで、直接水はかからなくても体から出す大量の水蒸気で壊れてしまうのです。

でも今回のカメラなら絶対大丈夫、防塵防水の上に、耐衝撃。1.2mから26回も落としても平気という

Img_7217

リコー WG-40W 

 

これが今までのコンカメの画像

Img_0003

こちら今回のWG-40Wの画像。

Rimg0005

こいつはいいや。と、行きたいところですが
これが実にデカくて重い。つなぎ服出ないときに胸のポケットに入れたら非常にバランスが悪いです。

そしてシャッターが押しにくい... やっぱりタフさを売りにしているので、そちらが優先されているのでしょうかね?

 

2019年6月14日 (金)

時代の流れとクレジットカード

遡る事20年余前、まだまだアナログだった頃、世の中のインターネット通信はISDNと呼ばれる通信回線で、若い人などなど考えもつかぬほど遅っそい通信環境が当たり前のころ、僕はオーストラリア人の知人からPCを買って、メールでやり取りしようと連日持ちかけられていました

僕の友達で兵庫のハマダさんがWindows3.1の機械を僕にごっそりくれたおかげで多少のコマンドを動かすことができましたが、今日の状況からみればおそろし大時代的で、ごく一部の人向けでした。
ところがwindows95が出ると飛躍的に進歩しました。まだECUにアクセラレーターを抱かせていた時代です

それから30年もしないうちに世の中は? 半導体は?
とてつもなく進歩して、モノを買うことはほとんどネットを通じて、しかも世界中のあまねく商店からの買い物が可能になりました。

併せて進化したのがクレジットカードです。

海外からものを仕入れることの多いMPIはクレジットカードに頼ることが多く、日中は仕事して、夜間は欧米各国のセラーとつながることが多いのです。クレジットカードは本当にありがたいもので、24時間、いつでも、どこでも決済可能です。

しかし文化や新しい金銭のやり取りと共に進歩するのが犯罪、つまり詐欺だったりします。
僕は直接被害にあったりしたことはありませんが、先日こんなことがありました

午前1時過ぎに、ネットで部品を買おうと1000€ちかく、12万オーバーの買い物を決済しようとしてカード情報を入力したら
認証が降りませんでした

これは不正利用を防ぐセキュリティが働いたもので、過去に何度も経験があります。
こんな時には、翌日カード会社に電話して、セキュリティの解除をお願いして、その後再度アクセスをかけるなど結構手間でしたが
今回はなんと、こんな事をしている最中にスマホに

【三井住友カード】カードのご利用確認にご協力をお願いいたしま

なるメールがやってきて、サイトにアクセスすると、今こんな買い物をしようとしているが、本当に自分の買い物か?と
聞いてくるではありませんか。
そこで、はい、自分の買い物ですよ 的なボタン(文言は忘れてしまいましたが、こんな感じ)を押すと、しばらくして

【三井住友カード】ご利用確認が取れましたので、利用制限を解除いたしました。ご協力ありがとうございます。引続きのご利用をお待ちしております。

なるメールが来ました。

さっそく、つながったままのサイトで再度決済をしてみると普通にプロシードしていきます。

すっげー、便利になったもんだ。
こういったサービスは今後もきっと伸びていくのだろうなあ

 

今日、オ〇コの担当者とそんな話をしていたら、一方で、こんな話を教えてくれました。
これ、オフレコだったかな? 会社名は伏せておこう

「便利なカードですが、支払いの事故(遅れ)は巨人軍の4番バッターの打率くらいの確立で発生するんです。」と担当氏

「で、遅れる方の8割がカードキャッシングで...」
「まあ、1度遅れたから、ローンを組めなくなったり、カードを作れなくなったりはしないでしょ?」と僕

「確かにそうはなりませんが、過払い金請求をすると弊社のサービスは未来永劫受けられなくなります。破産した人は時間を置けばデータが消えて作れる可能性がありますが、過払い金請求した方は絶対に無理になります。」

もちろん、ほかにも信販会社はいっぱいありますが、結構いろいろなところで業務をしていたりするのですよ。
銀行のフリーローンや教育ローン、またはその与信だけとか。
それが一切、否決になります。

一度ローンブラックに陥ると、同居の家族がブラックになります。
会社勤めが別で、生計を異にしていれば別ですが、支払いを拒否したことを黙認した同罪とみなすのです。

今や、金融情報の個人情報管理、与信管理を画一的にしている現代、自分の与信を大事にしないと、後々、面倒なことになりますぜい

 

2019年6月13日 (木)

回送、回送!

毎日帰りが遅くてブログの更新もままならず困りました

今日は朝からオリックスレンタカー青梅インター店に向かい、積載車を借りて改装に向かいます。
この店には159に乗っている小嶋くんがいて、何となく足が向いてしまうのです(笑)
圏央道で一路、所沢インターを目指します。
かつて、あまりの少ない利用台数に、税金のムダとか需要予測の失敗などと言われた路線ですが、ほぼ全線が開通した今
ちょっとした信号のない国道のような様相です。まったくメディアなど無責任なもんで、今や圏央道は大盛況で、連日渋滞が発生しています

トラックの台数がとても多く、物流を支えている感が強いです。

Img_7171

途中の写真がなくて残念ですが、まずは所沢インター近くのコーギーズでお願いしていたアルピーヌを回送しました
うーん、こちらもついにと言いますかなんと言いますか、今度はEくんの所で新規車検と登録を行います。
年単位でお待たせしたお客さんには申し訳ない限りです

Img_7185 

ものすごい画です。車検の劣等生が3台。いやこれから教育して優等生にattitude adjustment.

Img_7186

お次は毛呂山まで不動車の回送。
これも二人で行ったからよかったものの大変な引き取りでした。
でもこれにより、これまた年単位で作業がdecayしている155も先に進めるでしょう

Img_7190

しかしこの155の引き取りの帰り道、ナビに行先を入れて、ナビ通りに走らせたら
3tの積載車だからナビもきっとそのサイズのクルマで登録しているだろうと思い、何の疑いもなくナビの指示を聞いていたら

こんなところに通されました。
橋の幅が1.9mって... 2.0tまでって... 今時こんな橋ある? って言うかナビも通すかなあ?
こちとら横幅2m越えの3tトラックだし。上に1.4tのクルマ積んでるし。後ろ急な上り坂だし

オクラホマスタンピードを食らったような衝撃で、ぐるっと遠回りして対岸に向かったとさ。

2019年6月11日 (火)

地獄のブースメンテナンス

先日、販売店の大先輩、アイビーの児玉社長と、僕の家のエアコンのが壊れて交換する話をしましたら
児玉社長は「家は25年異常経っているから、あちこちのビルドインエアコンは壊れて、代わりに普通の据え付け型のエアコンを使ている」と
古くなるとみんな壊れるんだよ。と言うハナシをしたばかりでした。

MPIもこのブースをここに設置したのが平成9年の1月でしたから22年以上前、僕が29歳の頃です。当時、800万円を軽く超えるリースを組むのに保証人を2人、兄と父にお願いしたのを思い出します。
しかしどんなに大事に使っても経年にはかないません。必要に応じて修理や改良を続けて今日でもこれが無いと塗装作業はできません。
塗装ブースのメンテナンスは主にフィルターや消耗品の交換なのですが、排気ファンにこびりついた塗装のミストをはがさないといけない時期もあります。
塗装ブースの稼働率が低い僕のところではだいたい8年に1度くらい行うのですが、今回は激しい振動が出て、強制的に清掃することになりました

Img_7093

防塵マスク、ゴム手袋、いらない帽子と完全防備で
ブース脇にある点検口から中に入ります

Img_7095

この2畳くらいの大きさにの中に入って排気側ファンや壁の塗装ミストを取り除きます

Img_7096

ちなみに向かい側にある吸気側ファンはこの通りキレイです

Img_7103

仕切り板を外していきます、まるでウエスティングハウスかどこかのプラント工場みたいです。

Img_7097

手作業でガリガリはがしていきます

Img_7100

ファンにはこのようにミスト堆積してやがてファンの重さの中心が狂い振動を出すのです。振動を出してからでは遅いのではありますが・・・ 

Img_7108

ひとしきり汚れを落としたらファンそのものを外します。ちなみに一般の鈑金工場はこんな事、まずやりません。
外部に委託して行います。僕はお金がもったえないので自分でできることはなんでもトライしたい... 

貧乏はクリエイティブなのです(笑)

恐ろしくがっちり嵌合しているみたいで取れません。プーラーで引っ張ります

Img_7110

紀元前に発明されたらせんの仕組みは今日でも最強であります。

Img_7112

スピンドルから外れました。巨大な洗濯機のようです

Img_7113

この巨大なシロッコファンが重いのなんの。30kgくらいはあったと思います。
この後、部品ごとにはがしてキレイにします

Img_7114

既にバケツ一杯くらいのミストというかデブリがあります。さらにこの部屋の中のミストもはがしていきます 
ちなみにこれらもウレタン結合しているとは言え、体には決して良くないもので、しっかりマスクをして作業します。

Img_7116

ここから地獄の苦労でどうにかファンを所定の位置(1か所スプラインがある)に戻して
と思いましたが、全く入って行きません。取り付けも圧入していきます。
長いボルトにいろいろカラーを挟んで締めこんでいくのです

Img_7120

とんでもない苦労の末にうまく取り付けできました。
10時半から始めた作業も5時近くです。 

Img_7121

軽く手で回して異音やガタを見ます。大丈夫なようです。

Img_7123

作業を始める前はこんな色  

Img_7096

作業が終わった後はこんな感じ。こうして塗装室は保守管理されていくのです。

Img_7128

試運転して、ちょっと調整したりで結局作業の終了は午後6時を回ったころでした。

疲労困憊です、髪の毛は粉だらけ、顔も真っ黒になり、炭鉱から出てきた人みたいになります。

このブースを設置した年の9月に長女が生まれ、今では就職活動するまでになりました。まだまだブースも負けずに元気に仕事に従事してくれるでしょう

2019年6月10日 (月)

ルノーメガーヌスポールRS 正式名称はなんて言うの?

先日少しだけFCAとルノーの合併問題の話をさわりだけ書きましたが、偶然そのルノーのクルマたちが来ました

 Img_7076

以前来て頂いたルーテシアRSゴルディーニがブレーキパッドの交換に再度来店
ありがたいことです。こちらの模様は後日お伝えするとして

Img_7078

もう片方のメガーヌ。こちらもただのメガーヌではなくスポールRSです
今回、新たに商品として仕入れました。

Img_7079

右ハンドル5ドアなので、人気が無いのか安く買えたと思ったら、まあボロいわ。安いものに当たりなし

Img_7081

しかし何台目のメガーヌだろう。
このブログを始める前はずいぶん販売したものです。僕自身も夏休みに館山に乗って行ったのもこの型のメガーヌでした。

Img_7082

今回はスポールなので、2Lターボのマニュアル6速です。

Img_7085

流行りの2ステージターボでマイルドなことこの上ない。がっちり踏み込むとそれなりに加速しますが、昔の21ターボクアドラなどの爆発的なターボを想像するとかなりな肩透かしを食らいます。ま、それでもいつの間にかこの速度?といった加速をするので、決して遅いわけではありません。

Img_7089 

前オーナーが手放してだいぶくたびれていますから、追々順番にこなしていきましょう。
でもこのクルマ、車検が来年7月までありますから、試乗も可能ですよ

タイヤが完全にスリップサインがつながっています。こちらも早いところ交換しないと危ないです。

Img_7092

このスポール、かつてはアルピーヌが置かれていたディエップ工場の生産です。
奇しくも今週のルマンでもA470が走ります

D

どうもイタリア車が好きだとフランス車も好きになってしまう。

あれ?やっぱりFCAとルノーってくっついてもよかった・・・・?

久しぶりのフランス車、楽しんでいきましょう

Img_7091

 

 

2019年6月 9日 (日)

トヨタアクア(1F7)の塗装

 先日ご契約いただいたアクア

Img_6589_1

ささっと直して(笑)塗装します。
今の車は良くできていて、本当に最小の損害で修理を終わらせることができます。
まるでこのようにぶつかる事を予見していたみたいに。

ブース内の温度は22℃ですが、湿度が高く実際には汗ばむ感じの気温です
そんな中で1F7を塗装します。

Img_7027

湿度が高い場合は1ランク上のスピードのシンナーを使います

Img_7028

しかし、夏用の遅乾シンナーばかりだと作業性が悪いので標準のシンナーも混ぜて使います

 Img_7007

交換した部品はそれぞれした色を入れて隠蔽力を助けます。
ちなみにフードは中古、両フェンダーは新品です。新品のフェンダーは下地のプライマーからウエットオンウエットでクリアーまで入れてあるのです

Img_7010  

塗装中や塗装前にはイオンシャワーで静電気を取ります。
70%以上も湿度があるのだからイラネーよ、と言わず使ってみるべきです。
メタリックの配列がよくなります

Img_7017

ぼかし際のミストのなじみを抑えるカラーレスクリアーを使います。

Img_7020

では塗装します。ウチの塗装屋が腕を壊したので、僕がほとんど吹きます。

Img_7009 

シルバーの塗装はなかなか難しいのですが、スプレーガンの進歩でずいぶん楽になりました

Img_7012

シルバーのようなとまり(隠蔽の業界用語)が悪い色は下図のように1度目は縦方向、2度目は横方向という風に吹いていくと効率よくとまります

Img_70141_1

Img_7013

下色を入れていたので割と労せず染まりました。

Img_7041

ぼかし塗装ですから後ろに近いマスキングにはベースコートの色が乗りません

Img_7038

しゃくれたプレス部分のミストコントロールもうまくいっています

Img_7040

うまくいかない場合はもう一度カラーレスクリアを入れてひっくり返してもう一度トライします。

Img_7043

隠蔽不足に注意して問題なければクリアーを入れます 

Img_7045

キレイに仕上がりました。

Img_7053

Img_7055

セオリーを守って、落ち着いて作業すればきれいなメタリック配列になります。

Img_7056

アクアあたりの塗装は肌調整などほとんど必要なく、若干のツヤ引け具合が抜群に合います
多少のブツはありますが、ポリッシングを優先せず、大きなブツだけ取って終了です
組み付けたら、名義変更です。 

 

部品問題

最近急にFCAとルノーの合併話が持ち上がり、興味深く見ていたら急に今度は撤回となりました。

最近のFCAはどこか混迷しているような気がしてなりません。
アルファロメオを高級車路線にしたのも、もうひとつピンときません。
巨大なステルヴィオも遅きに逸した感が拭えません。

今まで通りフィアットと併売でもよかったように思いますし、同じ傘下にマセラティもありますし。

マセラティ然り、アルファロメオ然り自動車を大きくしすぎだと思うのです。
アルファは156や155、はたまた147などそれほど大きくないクルマで人気を博したイメージなのが、どんどん大きくなっています。
いったい行き着く先には何があるのでしょうね?

もうひとつ先行きが全く見えないのがランチアです。
飼い殺しです。

僕はあまり詳しくありませんが、少なくとも新しいモデルのアナウンスなど期待できようはずもなく、かといって打ち切る訳でもなさそう
マルキオンネ亡き今、少しでも前に進むと良いのに・・・

そして、アルファロメオやランチアの部品が入手しづらい問題。

僕の好きな166など、遂にリアエンブレムが手に入らなくなってしまいました

Dsc00586_2

あの薄っぺらな、社外品はたぶん手に入りますが、オリジナルは世界中で姿を消しました

Dsc00595

外装類は159でもぼちぼち手に入らないものが増えてきましたが、ランチアや166など少数派は本当にきびしい。
いや145、156なども厳しいか

最近は本当に欲しい部品が手に入らなくなり困っています。

 

 

 

2019年6月 7日 (金)

プジョーのエンジンオイル交換

プジョーRCZのオイル交換も同時に行います

Img_6965  

 新しいクルマと言っても平成23年登録だからもう8年かあ

Img_6967

ターボパワーでぐいぐい加速します。車重も1340kmくらいですし。

Img_6968

5W-40の指定ですので、新しいエンジンには 

Img_6971

毎回おなじみリキモリのトップテック4100を使います。

Img_6972

このクルマ、かなりモダンな印象ですが、レベルゲージがあります。
うれしいですねえ

Img_6973

一気に静かになりました。エンジンオイルはなるべくこまめに交換しましょうね。
それが愛車を長く健康に維持できる早道です

オイルも入荷中です

Img_7000

マルチパーパスなトップテック4100

Img_7001 

主にアルファのV6などの少々古い設計のエンジンにMos2

Img_7002

そして標準より上のスペックならロングドライブハイテック

Img_7003

いろいろ用途によって使い分けています
ここのオイルはどれを使ってもハズレがありません。

 

2019年6月 6日 (木)

プジョーRCZのリアバンパーの交換

事故で作業中のRCZ

Img_6570_1

当然バンパーは日本車のように塗装済みなんてことはありませんので色合わせが必要です。
ところがこの色、なかなかうまく合ってくれません

Img_6831

都合8色の色合わせサンプルを作って

Img_6835

これに落ち着きました。塗装面が塗っていない面と隣接するいわゆるブロック塗装となりますので、調色には気を使います

Img_6836

また、国産車に負けず、このクルマもバンパーが大変薄いので、塗装するのも大変です。
変な置き方するとじきに曲がって大変なカタチになってしまいます。

Img_6842

それでも工夫を凝らしてうまく塗りました
ちなみにこのバンパー、14万オーバーで無塗装です

Img_6851

まあ、クリアーもまあ、こんなものでしょう

Img_6853

一度 外で具合を確認

Img_6925

母材がプラスチックなので、鉄板に塗られた感じとはちょっと違います。
メタリックの沈み込みなどが大きく影響します

Img_6926

問題が無ければ次は組付けです

古いバンパーから部品を移しますが

Img_6928

ほとんどの部品が糊付けか焼き嵌めです

Img_6932

このように部品を挿したら出っ張った部分を焼き止めしていきます

Img_6945

こんな工具を作ってバーナーであぶりながら作業します

Img_6946

最後にデータリンクコネクタからエラーコードを消します

Img_6955_1

パーキングセンサーは一度外したら診断機で消さないとダメみたいです  

Img_6959_1

Img_6960_1

さて、出来上がりはかように 

Img_6983

どの角度からも違和感なく 

Img_6986

色差もあまり感じません。このような色は比較的色差が解りやすい色なので、調色に時間を割いてよかったです。 

Img_6988

赤みを消して、青みお足して、さらにふわっとした黄色みを出し、なおかつ暗くしました。
赤みを残し過ぎても消し過ぎてもダメですし、濁りと冴えをうまくいなしながら調色しました

Img_6989

是非また機会がありましたらご利用ください。

Img_6984

この車、大きいボディですが1600cc。でもなかなか強心臓でした 

 

 

2019年6月 5日 (水)

続・カングーのエンジンストール修理

スロットルボディを交換してエンジンストールが解決したように見えたカングーでしたが
MPIからの帰り道に早くもストールが発生。

なかなか根が深い。再び預かりましたが今回は早々部品を読んでいたのでいたってスムーズ

Img_6799

まずはエラーコードの確認。やはりフライホイールターゲットが入っています。
うーむ。しかし、かくなる処方はコレ

Img_6891

スパークプラグ。距離的にはまだ交換時期ではありませんが、白金プラグとて減らないわけではありません

Img_6886

さっそく交換します

Img_6887

やはり減っています。

Img_6889    

こちら新品のイリヂウムプラグ。

Img_6890

一度すべてのエラーを消して試乗に出ます。だいたい30km弱。

データストリームで数値や作動状況を見ながらです。 

 Img_6902

こちらは一度消してもまた入力されてしまいます。これは後から対処しましょう 

Img_6903

各数値が正常なのがわかります。大気圧に吸入空気温度、アイドリング回転数、アイドルコントロールバルブ。
これらは燃料の噴射量を決めるのに重要な役割を果たします

Img_6902

アイドリングのターゲットスピードは768rpmを準拠させたいようです

Img_6901

O2センサーで燃料の濃い薄いのトリミングを行います。またこの自動車はエアフローメーターを使わない代わりにマップセンサー(バキュームセンサー)で吸入空気量を測っています。だからマニホールド圧力が重要なのです。エアフロが入って来る空気量を測るとすれば、マップセンサーは吸い込んだ空気量を測定しているのです。

Img_6904

30kmの試乗では全く調子悪さは見られませんでした。ここでオーナーに一度返して様子を見てもらいましょう。

同時にバックオーダーだったブレーキスイッチが来ましたので交換します。 

Img_6906

これは国産輸入車関係なく壊れます。壊れるとギアシフトが動かなくなったり、ブレーキランプが付かなくなったりします。

Img_6907

取り外した方のスイッチは引っ込んだまま出てきません。これが先のDf135 235を出現させていたのでしょう

Img_6908

ほら!消えました

Img_6910

トランスミッションの方も消えて完全にエラーコードが消えました

Img_6911

あとはひたすら乗ってもらって、情報を蓄積していくより道はありません。

2019年6月 4日 (火)

ちょっとCM

このところ、たて続けに消費税増税についてのQ&Aや研修会の申し込み、POSシステムのための補助金の手引きなどが送られてきます。
それは地元の商工会やクレジットカード会社など、ついに増税を見送る選択肢はなくなったようです

今回は軽減税率がありますので、その混乱を最小限に抑える為もあるせいか、いろいろ施策が販売店側にも用意されているようです。
僕ら自動車は間違いなく10%になりますから、それほど慌ててはいませんが、飲食関係はかなり大変でしょう

自動車は額の大きな買い物なので、増税前に買うべきか迷うところですが、取得税が関係ない中古車なら増税前に買い替えることを強くお勧めします。
増税直前の9月は相場も上がってくると思いますので、ご検討中の方は可能なかぎり早くアクションを起こした方が賢明かもしれません。

そんな時は信頼のできるクルマやさんに相談してください。
MPIは東京中古車販売組合の正会員販売店です。安心してご相談ください

ローン会社はオリコと提携しています。また自動車車体整備工場が母体ですから品質は明らかなアドバンテージがあります。
輸入車も国産車も、商用車や軽自動車も皆さんに合った提案をいたします。

 

 

 

2019年6月 3日 (月)

アルファロメオ155 エアコン修理

車検上がりの155TSスーパー。
次はエアコンの修理。

エアコンはとにかくゲージを付けることから始めます。
ゲージをつければいろいろなことが解ります

Img_6813

まずはガスは入っているようで、一安心です。

Img_6814

次に実際に動かして冷えの状態を確認してみます。

Img_6820

クラッチが入って

Img_6821

ずんずん圧縮し始め...と思いきや、低圧はわずかに下がるものの高圧はまるで動きません。
コンプレッサーのコントロールバルブ不良でしょうか

Img_6823

ところが面白いのは涼しい日や夜は結構冷えるのです。
つまり直射日光や極端に暑い日が来ると冷媒の圧力が上がり、ワンウエイを維持できなくなって、せっかく圧縮しようとしても冷媒が低圧側に
戻ってしまうようです。最初のテストは

Img_6767_1

暑い日でしたから

コンプレッサーもかなり使い込んだ様子です。そろそろお役御免でしょう

Img_6865 

ところがリビルドのコンプレッサーが見つからなかったのです。
これにはまいりました。毎回そうですが、ちょっと古いクルマの修理は部品の入手との闘いでもあります。
この前まで出たとか、ネットで見たとかは通じません。可能であれば手に入れるべきかもしれません

Img_6879

日本電装の物なのに、川崎のMDRもICSにもリビルドの在庫はありませんでした。

Img_6877

しかし鴨下商店で一つだけ見つかりました。見なかったけどジャパンリビルド製かな?2日もかかってしまいました。国内最後じゃないかな?
でも、たぶん、たぶんね、コントロールバルブだけならO/Hできるんじゃないかな?

Img_6881

先の166はたぶんピストンかコンロッドが曲がっているからO/Hはできないんじゃないかな?

Img_6882

取り付けようと思ったら、回転センサー部分の造が違うことに気が付きました。
取り換えようかとばらして

Img_6883 

どうしようか困っていたら、古い方のコネクタを差し替えればOKじゃんとEくんが教えてくれました。
おー、そうか、その手があったか

めでたく新しいコンプレッサーが付きました。

Img_6912

充填量は700g。結構入りますね。レシーバーもかえたかったのですが、経済性を優先して使えないようであれば後から交換する方向で落ち着きました

最後にガス漏れ検知液を入れてエンジンをかけてみます

Img_6936

結構な温度加減でございます。

Img_6940

後は本物の夏が来たらどうか?
さすがにあの日差しや気温は再現できませんから、様子を見ます。

2019年6月 2日 (日)

おもしろ工具

昨年の工具フェアで見てから1年間、考えた抜いて絶対買おうと心に決めていた工具が届きました
先の工具フェアで買ったものの一つです

Img_6875

楽市楽座。なんという工具名。この工具メーカーはこんな名前ばかり

使い方は下記の通り

61fz65g5rzl__sl1000_

超アイディア工具。まだ実践投入していませんが、166のヒーターコア交換でどうしても使いたい場所があるのです

Img_6874

10mm

Img_6873

このようにしてくるくると回すのです

Img_6872

実際に使うには少々練習が要りそう。中指にはめるか人差し指にはめるか。 

Img_6870

さらにこんなのとか(笑)。これで上の絵のようにして入れられれば曲芸のよう

Img_6869

こんなイメージ

D91b12426c3a4a4e99a918ce6d21a9ab

13mmもあれば助かるのにな

まあ、プライベーターで買う人はいないとは思いますが、こいつは使えそう

 

 

« 2019年5月 | トップページ | 2019年7月 »

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ

最近のトラックバック