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2019年5月 5日 (日)

アルファロメオ166のエンジン、ボディに返す編

ついに組みあがったエンジンを戻す作業です。
しかしそれはまたいばらの道でもあります。

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まずはクルマを呼び出して一度戻したサブフレームを外して、エンジンを載せなければなりません
朝から始めた作業もすでに外は真っ暗になっています。

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サブフレームは前側2本ずつと後ろはこの3本ずつで止まっています。
またナットが入っていない突き出たボルトはステアリングラックの固定ボルトです
このステアリングラックの取り付けが大変なのですよ

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一度場所をセッティングしたら、各ボルトを外して、ボディを持ち上げます。

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そして、お皿だけが残ります。お皿の上にエンジンたちを載せるのですが、言うは簡単やるは大変なのです

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再びがらんどうになったエンジンルーム内

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エンジンマウントを交換します。右奥のマウントの新品は全く違うカタチをしています。なので組み替えなければいけません。
一度スプラインからボルトを抜きます。
一番下のが上側のプレートを入れ替えるマウントです。
何でこの形なのかはナゾです。

Img_5403

で、バラバラにします。中から円錐型の金属プレートも出てきました。
基本的にプレート以外はすべて新し方を使います

Img_5908

古いマウントは完全にダメなっています。後ろ側が破れているのです。おそらくこれがステアリングから出ていた異音の原因はこれだと思います。

Img_5909

こちら新しいマウント。これから頑張ってもらいます。

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これを取り付けるわけですね。

Img_5915_1

これ、なんでこのようなカタチしているかと言うと理由があるのです
166はエンジンオイルの交換をする際、ドレンプラグを外して輩出するのですが、構造上オイルはメンバーにぶつかりおとなしく降りてきてくれないのです。で、オイルはこの後ろ側のエンジンマウントも直撃するのです。
そこで、オイルが溜まらないよう。ここへ逃げるよう漏斗的なカタチになっているのです。よく考えられてんなー!
まーたまたひとつ、おりこうになっちゃったものなー

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それ以外はそのまま使います。

Img_5914

続いてアッパーマウント。異音が疑われていた部品です。おそらくはマウントだとは思いますがこの機会に交換します。

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ロアアームが車体側に取り付けられた状態でスプリングコンプレッサーをかけてマウントを交換するかなり珍しい方法。

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すごい絵ですが、他に方法が無い為にこのような方法になってしまいます。一度エンジンを釣り上げて上に持ち上げて
下に先ほどのサブフレームを差し込みます。

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ついにエンジンマウントとエンジン本体が結ばれます

Img_5937

この辺りから近くの僕の大先輩、サナップの新井さんにも手伝ってもらいます。
大先輩なのに夜10時からの呼び出しにも快く駆けつけてくれます。
この間にトランスミッションオイルを交換します。

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これもとんでもないところにレベルゲージがあるので、こんな機会に交換した方が圧倒的に作業が楽です

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いよいよ車体に載せます。我々はこれを再婚と・・・・ 

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ここからの大変さときたらあーた、3人でどうかと言うほど大変。一人が片方のストラット、もう一人が反対側のストラットとパワステホース
そして最後の一人が下側からパワステのラックを、そして全員で位置を調整しながらリフトを降ろしてくるのです。

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これは本当に大変で、かといってステアリングラックを外すのもさらに大変ですし。
この方法しかないのです。以前、テスタロッサのエンジン降ろしで、サブフレームごと降ろすのとエンジンだけ降ろすのと意見が分かれる話を聞いたことがありますが、アルファの場合はこの方法しかないのが恐ろしい。

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強いて言うなら足回りを完全にバラバラにする方法(これまではそのようにしていた)にするかどうかです。
どちらが手間がかかるか微妙ですが、これは今後の課題かもしれません
どんどん下ろして行ってボルトやナットが入るところから入れるのですが、気を付けてあれこれ見ないといつの間にかボルトや部品がつっかえたりするので、気が抜けません

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画像では難なく乗っかているように見えますが、これだけで1時間ぐらいかかっています。

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ついに、いややっとここまで来て連休に突入です。

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午前10時から始めて午前1時の声を聞く少し前にできました。
一切電話や来客もなく昼食の時以外は大した休憩もせず、二人でかかりきりで、捗りまくりでですよ
僕らの見通しではいいとこ9時くらいに出来上がる見込みでしたがやはり強烈に大変でした。
でもこれからがまだまだ大変なのよー

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コメント

全俺が泣く大作です(;_;)

tipo33さん
まだまだこれからです。

>
>全俺が泣く大作です(;_;)

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