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2019年5月

2019年5月31日 (金)

アルファロメオ155TSの車検整備

車検整備の155TS。ワンオーナーの2ケタナンバー。
時代は令和ですが、昭和の流れを汲む可愛がられた1台

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日頃の心がけか実にスタンダードな内容で車検を更新します

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パッドもブーツ類もOK!

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ブレーキフルードは毎回交換します

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サスエンションも若い。アラゴスタの車高調。一番柔らかにしているとブレーキの検査でクルマが跳ねるので
少し硬くして行きます

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マフラーは限界すれすれ。錆穴だらけマフラーパテだらけのマフラーをさらにマフラーパテで包んでやり過ごします。

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次回は交換したいですなあ。

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T/Mオイルの交換もオーダー頂きました。 

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かなりクラッチが重いのですが、そろそろ3点交換が近い。
ついでにクランクのリアシールも交換したいですねえ。 

オイルが出きったら  

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75W-90を入れておしまい。たったこれだけ。25年落ちのクルマですがなかなか優秀。
2年前にいろいろやったもんなあ。

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ハイビーム検査だし、E-だし、いいぞヤングタイマー。
次回エアコン修理編です

2019年5月30日 (木)

ナツカシのサウンド

このところクルマばかりを書いているので、たまには違うハナシを
ちょっと古めな好きな曲をつらつらと

このブログをご覧の方には年齢的にこのあたりがどストライクなのでは?な選曲です。
まずはボストン。定期的に無性に聴きたくなる時期があるバンドなのです。
その中でも80年代半ばに発売された3枚目だっけ?のヒット曲アマンダです

本当はコチラの方がいいのですが、何分、古い曲だからかあまり良いフッテージが無いのです。
だからオリジナルにこだわらず、トムシュルツが見たい人向け

個人的にはいわゆるグラムロックって好きではないのですが、スレイドと共にそのカテゴリーではちょっと収まらないスウィートの名曲。
アクションやボールルームブリッツもよかったなあ。

ということでこれ。タダで動くスウィートが見れるとは!

このイントロをうたいながら弾くことができなくて泣きました。

わかる人にはわかる日曜午後6時ころのサウンドのイメージのTOTO。聴いているだけで当時おしゃれだったようなバンド

その中でも強烈だった3枚目のヘビーメタルな曲。

そして最後は、なぜかビートたけしの顔が浮かぶスージークアトロ。

昔よく行っていたラーメン屋のオバちゃんの声がそっくりで、いつかCan the canって言ってみてと言おうと思っていたら、僕がラーメン屋さんに行けなくなっちゃった。

ということでナツカシのサウンドでした。
いつも古いのばかり聞いているんだよなあ。

 

カングーのエンジンストール修理 

 こちらもよくこのブログに登場する常連さんです。
常連さんになっちゃあかんのですが...

今回はエンジンの頻繁なストールの修理です。

エンジンがとまってしまう原因は主に
点火信号、燃料のデリバリがあります
具体的には点火時期を決めるクランク角センサー、カム角センサー
点火そのものを行うプラグやイグニッションコイル

あとは燃料ポンプ、スロットルボディおよびアイドルコントロールバルブ

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エアフローセンサーやO2センサーでアイドリングができなくなる場合もありますが、あくまで補正なので主信号などからは外れます

しかしこのカングーと言うクルマ、実に不思議な魅力のクルマです。
その魅力にやられた人を大変多く見ます

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さっそく診断機を接続。

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出ますねえ。でも、一番上はATとエンジンECUの通信不良
2番目は置いといて、3番目は車速センサー、4番目はブレーキスイッチ
5番目もそのブレーキスイッチに関係しそう

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一度消して試乗を繰り返します

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でも同じコードが入力されます。

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ちなみにATの項目を見てみるとやはりECUとの通信不良

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となるとDf189のFlywheel Targetなるエラーコード、これがくさい。
一見、クランク角センサーの不良を指すようなコードですが、ランチのサポートチームに尋ねると、マニュアルには
空燃比異常、フューエルトリムの異常とのこと。

全体的にアイドリングが低く、アイドリングを保てなくてストールするような感じ。
特に重い負荷がかかるハンドルを切ってバックするときなどは比較的再現率が高い感じ。

そのことと、1年半ほど前にクランク角センサーを交換している事からスロットルボディの交換に踏み切りました

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取り外しは比較的簡単

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こちら新しい方。

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診断機にTAS学習の項目が無かったのでそのまま取り付けていきます

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スロットルボディの取り付く場所はきれいにふいておきます

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こんなロケーション

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止めているボディには左右指定があります

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この車、エアフローメーターがありません。代わりにMAPセンサーでコントロールしているようです

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走らせると以下のように変わりました。時々ギアが動かなくなることがあるらしいので、ブレーキスイッチがダメなのは容易に想像がつきます。スピードセンサーは文字通り車速センサー。
このコードたちは消えませんでした

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いろいろなシチュエーションを乗りましたがストールはしなくなったようです。
もう少しファストアイドルが長くてもいいように思うんだけどなあ?
と思いながらもお客さんにお返しすることになりました

ところが、この後、恐怖の続編がまだあったのでした

 

2019年5月28日 (火)

本日ブログはお休み

今日はこの後、システムのメンテナンスがあるようなので、ブログも本日はお休みです。

楽しみにしていただいている読者の方々には申し訳ありませんが一つお休みです

2019年5月27日 (月)

Heading to the Summer.

久しぶりにエアコン修理でごねられた166も、ついに最終章。あくまでエアコンだけね

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後期から外したコンデンサーを装着しまして 

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バンパーも組み付けて。

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166のエアコンは年式というか、型式に沿ってアップグレードされています。
最初期のものは、これでエアコンが冷えるのかいな?と言わすスケルトンなファンシュラウド。全体的に日本の夏をナメた印象の造りになっています。それでも一応効くけど。
中期になると、ラジエターホースの取り回しが変わり、エアコンのコンデンサーもこのクルマと同じくリキッドタンク一体型になり
ファンシュラウドは全部を傘の下にかぶせるような密閉型のシュラウドになります。これなら効くだろうなあと
フェイスリフト後の最終型はさらにコンデンサーの脇の隙間を埋めるような小さなシュラウドが付き、より効くようになっています。
ただ、ラジエターホースの配管は156でもおなじみの、なぜか無理にアッパーホースは左、ロアホースは長いパイプとぐねっと曲がったパイプを組み合わせた、何か違う部品の寄せ集め臭のするラジエターなのです。
前期と同じく左側に両方あっちゃあダメなのかな?

テストをするにはちょうどいい湯加減、いや、気温。

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今日はハゲしく暑いのですが、湿度はすごく低い。そのためカラっと晴れて暑いが気持ちいいです。

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車内の部品は皆かなり高温。

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外気もご覧の通りで、エンジンをかけて冷やします。

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暑い中でもこんな数字をベンチマークします。

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低圧パイプもびっしょり結露していい感じ。

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長かった旅の宿。一度お返してECUの帰ってくるのを待ちます。

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2019年5月26日 (日)

中村オートパーツ工具フェア

自動車部品の取引先、中村オートパーツの工具フェアに行ってきました。
今年はホントはオートサービスショーに行きたかったのですが、諸般の事情により叶わず、こちらの方を楽しみました

しかし今年は暑い。いったいこの先どうなっちゃうの?っていうくらい暑いです。 

地方の部品販売店が行う工具フェアとしては最大級ではないかと思います。他を知らないけど。
これは素晴らしいもので、ぜひ未来永劫続けていただきたい 

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だから大変多くの出品店があるのですが、選り抜きで参ります。

工具の王様スナップオン。MPIにはこの手の工具屋さんが来なくなって久しいです。MACツールの人はどしちゃったのかな?
工具の修理を頼んで1年以上になるけど...

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これはもう少ししっかり話を聞けばよかったのですが、昔はあまりに高額で手が出なかった、シートをきれいにするケルヒャーの名作

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洗剤をノズルから出して、スイッチを入れ替えて吸っていく

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まあ、場所を取りますが、本革のシートにはどうなのかなあ?白いシートとかに効果があるなら欲しいなあ

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この日一番見たかったのがSATAの販売店

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でも実はサタの新しいガンJet5500シリーズは、実は5000のノズル違いということが事前にわかっていて、それほど見ませんでしたが

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まあ、ガンの高い事ったらないですな。でも

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僕この日、以前輸入したサタのTシャツ来ていたのですが、この方がなんと、「そのTシャツ、奄美大島の方が着ていましたよ」と
その方ってまさか...

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後付けの踏み間違い防止装置が人気なようです。鈑金業界は今や、若い人ではなく年寄りに食わせてもらっている感が強いからなあ

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各社だんだん新型冷媒R1234のゲージを出してきましたが、ガス1本が9000円とか10000円とか言っていたなあ。これから必要になりますよって言われたけど、相当うまくぶつけないと、この最新のガスを載せているようなクルマってぶつからないんじゃないの?
写真はふつーの134aのゲージ。

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違うところでもサタのガンを売っています。こちらは通常の5000ですね。

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なかなか安いですが、通常のスプレーガンよりかはかなりお高い。
それでもオーソリティは手を伸ばしてしまうのですよ

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今回僕も買ったゲージ。結局日本の老舗のメーカーのを買いました。

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そう遠くない未来に考えなければいけないのが診断機です。
今のランチはベストバイでしたが、スマホベースですからいつ壊れるかわかりません。
ランチのサポートはなかなか優れていますが、昔よりずいぶん販売方法が変わってしまいました。

ちなみにこの型の中級モデルからは書き込み、つまりコーディングも可能なのですが、そこは一切サポートしていないそうです。
そこのサポートが一番大事なのに。ECUには一度書き込んだら2度と書き込みできないものあるので、そこのサポートを充実させてくれればいろいろ良いのになあと

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もはや、工具ショーの主役ではなくなった大型修正機。しかし一社だけ気を吐くMSジャパン

https://www.msjapan.co.jp/

イタリア好きのウチのブログの読者さんには結構イケているのがあるかもしれません。

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一度聞きたくて、ちょうどいいタイミングだったので、左端のイタリアの板金屋さんというスタッフの方に聞いてみました
僕:イタリアの鈑金屋さんはみんなこんな修正機を使っているの?
イタリーの人:使っている。
僕:本国でもこんなに高価なの?
イタリーの人:うーん、そんなことはない。もっと安い...というかいろいろなバリエーションがあるから
僕:日本では修正機でがっちり直すような大きい仕事がかなり減っているが、イタリアでもそうか?
イタリーの人:それはない、イタリア国内では大破のクルマをよく直す
新しいマテリアルは硬く直しにくいので、こういった機械は必要だ。
僕:新しいテクノロジーで鈑金修理の仕事は減っていくように思うが
イタリーの人:そうなると思うので、小型及び大型トラックの大破修理が間違いなく儲かると思う。スクーリングも完備している
また、最近高騰しているR32スカイラインなど旧車のレストアにもユニバーサルジグタイプは使える。

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そんなことを話しました。メーカーの人なのでなかなかホンネは言えないとは思いますが、少しいい話が聞けました

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やはりドライブレコーダーは人気でした。
ただ、僕らが仕入れる値段が書いてありますが、おそらくアマゾンの方が安いです。
ネットはそれほどまでに安いのです。

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新しいゾーン30に対応したGPS付レーダー。
最近の事故を踏まえて取り締まりが厳しくなるそうで

https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/kotsu/jikoboshi/torikumi/sokudokanri/torishimari.html

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またすでに運用例もメーカーの方が熱弁をふるっておりました

https://bestcarweb.jp/feature/column/2829


そして、今年もおじさん大喜び。

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2019年5月25日 (土)

麗しの147

本日納車の147 やはりワンオーナー車と言うのは実に素晴らしいものだと実感させる1台です

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まず今後こんなデザイン、国産車どころか世界中のどのエーカーも作れまい と言わんばかりの個性的な前期。

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で、なにが素晴らしいかと言うと黒い部分です。

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黒いゴムやモール部分が実にいい状態。洗車してセームで拭いても黒移りしません
また水はじきもすごいのです。

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週末だけのご利用の上、普段はラッパーズのカバーの中だそうです。

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細かいキズはあちこちありますが、黒い部分はしっかり黒いのでメリハリがはっきりして実に美しい状態です。
18万キロ近くとは到底思えません

モールのズレ? それはみんなそうなっているのがアルファのアイデンティティ

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自動車の洗車方法は十人十色ですが、共通して言えるのはワックスは使わない。液体ワックスを極まれにと言うスタンスが良いようです。

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でも中古車の場合、なかなか難しいのですが方法はあるんです。洗剤を工夫したりですね。
お客さんから教わることは本当に多いです。

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2019年5月24日 (金)

このクルマ、凶暴につき

さてガスも入って絶好調であったはずの166、今度こそ納車準備をば、と直っている前提で試乗に出かけました。
が、乗ってもそれほどエアコンが効いている感じがしません。一瞬にして顔が青ざめます。

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走り出すとそこそこ冷える感覚はあるのですが、止まったり、駐車したりするとほとんど冷気がでません。
コンプレッサーまで換えているのに、そんなバカな! 

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どれだけ持ち主を苦しめれば気が済むんだ!

走っていて冷える時があるというのは、コンデンサーが冷やせていない。しかし車内にも伝わって来るくらい電動ファンは全開で回っています。やがてしばらくするとランダムに冷えたり冷えなかったりするようになりました。明らかにクラッチが入ったり切れたりする音が聞こえます。
慌てて工場に帰ってゲージをつなぎます。

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昨日も結構暑かったのですが、その中でも一番暑い時間帯を選んでみました。 
高圧のメーターを見ていてください。

クラッチがくっつきコンプレッサーが低圧から吸引を始めると同時に、高圧が上がり始めます。同時に電動ファンが回り低圧の圧力が下がります。   

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圧縮を始めると間もなくして高圧が大変なことに 

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そのままにすると爆発したり、コンプレッサーが壊れるので安全装置の圧力スイッチが機能してクラッチが離れます。
するとすぐに圧力が下がり再び高圧が上がります。

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ここからは一気に高圧が上がり、振り切るんじゃないかと思う手前でクラッチが切れます。

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これ、典型的な詰まりの症状です。

ただ、効いたり効かなかったり。またガスを入れた夜間や建物内ならそこそこ効くのです。
これって断言はできませんが、たぶん配管内に水分があるのだと思います。
例えば長ーく店頭で在庫している間にガス漏れで大気圧になり、そこに水分を強く含んだ空気が入り込みシステム内で結露する
結露した水分はやがてコンデンサー内など自動車のエアコンシステムの一番低い場所に集まってくる。
舗装されていない駐車場で夏の夕立の後や豪雨の翌日、クルマの下に水たまりができたりすると、古いクルマなんかはディスビキャップに結露してエンジンがかからなくなることを散見することがあります。

その湿気っぽい空気がエアコンシステム内に侵入して、システム内で凍って詰まらせるのです。
たまに効くのは解凍されてシステムが通った時ではないかと思います

ウオーターハンマーをご存じの方が多いと思いますが、それと同じことが起きていると思ってください。水や氷は圧縮できません。
前のコンプレッサーはたぶんそれで圧縮不良になってしまったと考えれば今回のエアコン修理内容も合点がいきます

その水分をキャッチするのは通常はレシーバータンクで行われるのですが、中期以降はコンデンサー一体型なのです。
↓の画像のコンデンサー脇の筒状のものがそうです

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前期はコンデンサーはそれだけで、別個にドライヤー部品が存在します。 
ヒーターコア→エアコンシステムOH→コンプレッサー交換、そしてさらにコンデンサー交換となるとユーザーの経済的な負担があまりに大きくなるので今回は手持ちの中古を使うことになりました。
ちゃんとエアコンガスが入っている後期をドナーにします。

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この場所でキレイにばらしていくのは大変なので、 

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ぶつかっている左側はエアソーで切断して取り外す手間を少しでも軽減させます。

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取れました。次にあれこれ外します。

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コンデンサーはラジエターを抱き合わせて取り付いているので少々大変です。 

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これを今回の中期に移設します。今度は修理中の実車を分解します。
後期にはあるはずのシュラウドがなかったり、最終型はかなり考えられて作っているなと感心してしまいます。

バンパーを外してコンデンサーが外せるようにします。

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そして、このクルマはサビもスゴイ~

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苦労の末に外れました。 

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ちなみに↓は前期のコンデンサー。画像右端に筒状のタンクが無いのがわかります。

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さてここに後期から外したコンデンサーを載せます。

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続きはまた今度。

 

 

2019年5月23日 (木)

成約御礼 トヨタアクア

本当に長いお付き合いのお客さんではありますが、売買には関係したことのないお客さんにご成約頂きました。

ありがたいですねえ。
予算的にアクアは難しく、ヴィッツかフィットの検討をお願いしていたところに
ラビット小川橋店の高橋くん...いや高橋社長にこのような在庫があるとのことで紹介されたのがこれでした

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事故車です。
事故の経歴を持つクルマを事故車と言いますが、これは事故したままのクルマです。
しかし、これが良いのですよ。

このクルマは彼の店の管理ユーザーでしかも新車からのワンオーナーです。
何にぶつかったか、だれがどのようなプロセスでこうなったかわかるからです。

これは大きなアドバンテージで、人とぶつかった心理的瑕疵が無いから事故を修理すればもとに戻ります

特に修理が高価なエアバッグも大丈夫です

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一見ひどそうに見えますが、ハイブリッドシステムにも問題がありません

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サイドメンバーにも移動の跡は見えません

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幸い、サイドメンバーなど主要部分の直撃は守られています

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また運が良いのかしりませんが、ラジエターなどの移行部品もまた無事です

これらを修理して乗るのも良いかもしれません。

MPIは鈑金屋ですからね~

 

2019年5月22日 (水)

アルファロメオ166 クーラーコンプレッサーの交換

整備業を行うものにとって最もつらいのがやり直しだとすると、二番目につらいのが直したにもかかわらずまた似たようなセクションを修理することです。
せっかくエバポレーターやヒーターコアを直したのに今度はコンプレッサーの不良に見舞われた黒い166

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気を取り直してコンプレッサー交換を作業します。再び回収機で3本半分のガスを回収します。

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ホイールハウスライナーを外すためにタイヤを取ろうとしますがいかなるインパクトでも緩みません。
いやビクともしない。400Nmはあろうと思われるピンクラッチハンマーのインパクトでもまったく歯が立ちません。

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結局、ブレーカーバーに3mの鉄管をかけて回しました。回る時も「バキィ」とスゴイ音がします

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途中の画像を取り忘れてしまいましたが、中期以降の166はかなりスペースがタイトです。この遮熱版を取り外したいですがO2センサーがでーんと鎮座していてなかなか難儀。一通りねじを外してブラブラにしたら

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下からエンジンそのものを押し上げてスペースを作ります。エンジンマウントが結構いたんでいるのでしょう。

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仲良く新旧のコンプレッサー。外したものがやけにきれいなのも気になりますが、おそらく中古か粗悪なリビルド品だったのでしょう。
部品は取り換えればいいものではありません。よく吟味して扱うべきです。
どことは言えませんが、新品の6本のイグニションコイルのうち、最初から2本壊れていたなんた記事を書いたことがありましたね。

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クラッチもまぶしい新しいコンプレッサーが良いですね。

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しかしその近くの油圧センサーのコネクターが割れて、タイラップだけで縛ってあったのですが、また縛るのも能が無いので

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部品取りから外してきました。

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狭いところでハンダ付け。しかしこのクルマどういうわけだかコネクターのツメ割れが異常に多いです。

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再び真空引きして、この日は帰ります。

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翌朝でもこの数値ですから、安心ですね。

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ガスを入れてコンプレッサーが回り、低圧が下がり、高圧が上がります。ちゃんと電動ファンも回ります。
低圧のパイプは冷たくなり、車内は強力な冷機で満たされます。
ここまで長かったなあ。

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日が明けて、炎天下の中でエアコンが昨日するかテストして問題なければ いよいよ納車です。

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2019年5月21日 (火)

アルファロメオ147 ドライブシャフトブーツ交換

今から1年半以上前、ECUの修理をさせていただいた147が今回は本体の修理で入庫です。
ありがたいですねー

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なかなか珍しいオートクルーズ付き、LHDのマニュアル

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ものすごく大事にされている距離数

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このクルマがまた調子がいいんだ。愛情を感じます。

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と、思ったら、虎の方のお店からのワンオーナー。
それを思うと平成って長かったんですね。
思えばまだMPIを開業した当時はあの番組、放送されていたんだ。

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今回は駆動系の修理、ドライブシャフトブーツの交換です

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結局全バラです。

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先日買ったハゼットの工具が活躍します

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一通り外したらシャフトASSYに手をかけます

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シャフトとインターミディエイトシャフトをつなぐカップリングを止めるボルトたち

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ご自身がエンジンオイル交換している最中に見つけたというシャフトブーツの破れ

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シャフトを分解していきます

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このようにバラバラ。これはFF車の宿命と言うより経年によりごむの品質が変わりかくなる状態になったと

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部品は純正品。意外に安いのです。

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来た道を戻ります

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昔はこれが破れるとじきにCVジョイントのベアリングが異音を出し、独特の音を感じながら運転したのですが、いつからか破れてもあまり音がしないケースが多くなりました。

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本当に品質が良くなりました。

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これからも頑張って乗ってほしいですね。
やはり1台のクルマを愛でるのは美しいです。だって費用のかかる事なんですよ。

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ここには画像がありませんがT/Mオイルの交換も同時に進めます。

2019年5月20日 (月)

プジョーRCZの修理

なかなか見ないプジョーのRCZ。
TTなどのセグメントになるのでしょうか?
ワイドアンドローで実にかっこいいです

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1600ながらターボパワーです。速そう。

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今回は後ろ回りを修理します。

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さっぱり外し方がわかりませんが、そんな時はまずわかるところから外していきます。

このクルマも例に漏れず、テールランプの下、リアフェンダーとの結合部分に3本ずつボルトが入っています。
面白いのがタッピングビスの頭が8mm、10mm、8mmとなっています。フツーはみんな同じ大きさですが・・・

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下側もトルクスボルトが数本ありますのでそれを外して、バンパー内部を覗き込みます。
それでもよく見えないので内装を外していきます。まずはセンタートリム

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これもよくあるフック内に隠しボルトがあるので注意。

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外しても何もないので、次のステップに進みます。テールランプの取り外し

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プジョーはこのクルマに限らず、テールランプがとても簡単に取り付けてあります。画像中央の白いものがそうですが、手で回せます。
これは外しやすいのですが、逆を言えば鈑金したときに隙間の調整が難しい事と直結します。

ちなみにこの白いハンドル状のナットが片側に2つあります。あとは上下方向に刺さっているグロメットだけで外せます 

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このようになります。

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そのテールランプを外した後に1本、かなり見えづらいところに1本ビスがあります。
これを外せばバンパーは取り外しできます。

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左エンドから社内に引き込まれます。リアのコントロールユニットに接続されているのでそこで縁切り

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バックソナーなどいろいろあります。

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なんとマフラーカッターがバンパーに取り付けてあります!

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さてこの後、分解してフェイスは交換となります。 

2019年5月19日 (日)

NV200も再び

すいません、書いている途中で寝落ちしちゃったのを、間違えてアップしていたようでした。
改めて完成した記事をお送りいたします。


昨年12月に販売したNV200

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なぜか戻ってくる確率が高くユーザーの方も泣いています
励ますつもりで再び本来このクルマには無い部品を付けます

以前、フォグランプを取り付けしたした際の記事をごらんください
上がその1、下が後編のその2です

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/nv200-5084.html

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/nv200.html

この時、NV200のフォグキットには中間のハーネスが無く一部を作って対応したのも記憶に新しいです

で、今回は同じくトップグレードにのみ設定のある電動ドアミラーの装着をいたします。

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ドアミラーは裏側のベゼルを外せば簡単に取り外しが可能です。
しかし資料を調べると標準グレードには設定どころかハーネスも存在しないようだったのですが、念のためドアトリムを外してみます。

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ドアトリムの脱着はドアグリップにビスが1本あるだけなのですが、矢印のパワーウインドウスイッチの下にもありそうなので、外してみましたがやっぱりありませんでした(笑)

 とてつもなく硬いクリップで付いているドアトリムを外してみますと、なんともそれっぽいコネクターが隠してあります。

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さっそく確認してみます。  

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ソケットを挿すとバッチリです。昔のクルマはよくこういった隠し配線があったのですが、最近はコスト管理の影響を受け
フォグランプの時のように配線が存在しなかったりするのですが、今回は
なんか、イケそうなきがする~!

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となると、ミアースイッチの付きそうな場所をめくってみます。

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どれどれ

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ハーネスの奥の方にテープで一つコネクターが巻いてあります。
なんか、イケそうな気がする~!

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運よく51系エルグランドのスイッチがあったのでつけてみたら

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めでたく電動ミラーのクルマになりました。でも元々。設定車種でも電動格納ミラーではありませんから、単なる可倒ミラーというだけですからが注意ください。
みなさんもいかがですか?

どの車種にもみんなハーネスがあるとは限りませんが...

 

2019年5月17日 (金)

ランチア カッパの整備 其の二

全国3千万のランチアファンの皆さま、お待たせいたしました。
ここ戦いのワンダーランド、MPIにて早くも戦いの火ぶたが切って落とされようとしています

この記事でちょうど100号です。
でも代わり映えしない内容だな
今日は長い間懸案だったコンビネーションスイッチの交換です

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上下のコラムカバーを取り外して

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新品に交換します。これもまたレアな商品でありまして、イタリア本国でないと手に入らないかなあ?
もう戻らないスイッチともさようなら

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166なんかより機能が少ないので、コネクターも少ないので交換がラクです

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新しいスイッチを戻して組んでいきます

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ゴムのじゃばらもキレイになりました

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続いてインテークパイプの交換。何かをしようとしてチェーンで釣ったら引っかかったのかチューブが曲がっています。
それゆえストレスがかかりゴムのチューブ部分がバリッと破れちゃった

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作業していたらなんとガソリン漏れを発見。
166の中期以降はフィッティングなので、あまり漏れはありませんが
166前期より前のV6はみんなホース+バンドのパターンが多く漏れるケースが多いです。
車両火災の原因になりますからニオイがしたら点検すべきです

特に暑いシーズンが来ると圧力が上がって脆弱な部分から漏れやすくなりますから注意が必要です。

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これは手持ちの中古部品で対応できました

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残るラスボスはこれ。電子制御サスを普通の機械式サスに変えてしまったので、サスペンションの故障を訴えます。
これだけなら無視して乗っていられるのですが、

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このcheckランプが点灯してしまうと車検に通りません。
4年前にはそんな項目もロービーム検査もありませんでしたからね

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これが解決すれば登録です・・・と、思ったら

今日、ドアロックが壊れて運転席が開かない! なんだかあっちこちが壊れていくクルマだなあ
やっぱり中古部品を多く使ったのが敗因か

2019年5月16日 (木)

ランチア カッパの整備 其の一

地上に降りた河童、いやカッパ。リニューアルしたい部品を交換中

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リアゲートショックは純正品。意外なことにトランクが重いせいか、思ったほど交換した恩恵を感じず

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続いてはメッキの大物

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超レアアイテム。もう2度とは手に入らぬであろうヴィンテージパーツ。
メッキのヒビヒビともさようなら。

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今日から後光が差すような立派なグリルでこんにちは

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もーちろん、古いオーナメントです。

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もう永久にリニューアルされることはないだろうなあ・・・

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こいつは宿題。だれだパイプにワイヤーかけたの!

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エンジンサスペンションもばっちり切れていますので交換

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まー、これもお約束ですわいねえ

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こういう出荷ラベル意外に困ります。
面白いのが交換してあるであろうほとんどのクルマのこの部品に ラベルが付きっぱなしなのです。

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はがすのはシンナーをしみこませて

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つるーんとはがします

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くたびれたマウントもさようなら

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おっと まだここにもくたびれたヤツが

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プレスで押し出して

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むにむにむに~

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スポンと抜けて、こんな感じ

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そこに新品のブッシュを打ち込みます

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あたたたたた~っ!

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よーしこれでOK

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これもなかなか重要な部品です。カコカコ音が出るようになったりします。

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もーいよいよ乗って帰っちゃおうかな

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やっぱりランチアのセダン良いですよ。

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ちなみにこれも車検取って乗るとか言っていますが、れっきとした商品ですからね
気になる人はHPからメールくださいーい

 

2019年5月15日 (水)

クアトロきんにくん

本日はタイヤ交換のためにタイヤ館かわごえにやってきました~

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タイヤの交換はこのクルマでぇ~す。

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車体もデカけりゃ足回りもトラックのようにデカい~

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リアサスはフェラーリっぽいボディの切り欠き具合ですね~
似たようなところで作ってますもんね~

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ホイールもデカイのだ~

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タイヤはポテンザS007A。超高性能タイヤなのだ~
詳しくは ↓ なのだ~

https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/s007a/index.html  

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空気だってチッソガスいれちゃうのだ~

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どうよこの佇まい おっと 俺の後ろに立つな!

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走るとスゴイんだから~ でもお値段もごいす~!
静かになったらホイールベアリングの音に気が付いてしまったのだ~

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帰りに見たお店の屋号が気になるのだ~

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や~っ!

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おやすみなさ~い

2019年5月14日 (火)

アルファロメオ156SW再び

休み前にオーナーの元に戻したアルファロメオ156SW
なぜか戻ってきてしまいました。

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なぜならクレーム修理です。なんと交換したはずのタペットカバーパッキンからまだ油が漏れると

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再度パッキンを取り寄せて交換しますが、全く手順が同じで結果が違うということは?

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はい、こちらde無問題

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追加での作業はミラーのガタ修理。フレームはしっかりしているのにカバーがガタガタ振動します。
ミラーガラスを外して見てみます。

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ツメを戻してガラスを外します。熱線のコネクターを外します。

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あ、既に何かやってある!

 

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ドライブユニットを外して、状態を確認します。ボンドで一部がくっつけてありますが、すでに割れて剥離しています。

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もっと大胆にべっちょり塗りたくって がっちり接着して作業完了

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続いてリアゲート。ゲートショックがヌケて危ないので交換

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美しいSW。

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次はこの下がったリアを着手するようかなー

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2019年5月13日 (月)

ランチア再び

 代車の軽自動車ばかり乗っているのも心が荒みます
もうそろそろあのクルマを蘇らせて僕もクルマに自分の好きなクルマに乗りたいのです
整備する人間でも根底にあるのはクルマ好きですし、何より軽自動車で複数人数載せて出かけるのは辛いです

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気が付けば2年ここに放置してしまいました。
すごいポンコツ感。ホコリの量がすごい

しかし1年2年がが早いなあ

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エアではらったホコリのすごい事ったら、地球を離れる時の宇宙戦艦ヤマトみたい。

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空いたセレットには分解しかけの後期166。ま、部品なんですけどね

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軽く洗えばこの通り。コスモクリーナーで汚れを除去してもらって地球に緑が復活したのです
エンジンだってバッテリーをつないで一発始動ですよ

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名門ランチアの復活・・・・と言いたいところですが、本家の体たらくは皆さんご存知の通り

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本当に久しぶりのお外で洗車

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さて、また部品がいっぱい来ていますから、順次アップデートしていきます

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向こう側の166とカッパ。同じ632と言うボディカラーなんです

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久しぶりの登場に僕もわくわく(笑)
さてがんばって登録しますぜ

2019年5月12日 (日)

166の大整備最終編

整備も終盤
本当は結構なアズの画像がありましたが、例の一件で全部パーになってしまったので、肝心なシーンが欠けてしまっていますが、メゲずに頑張って更新します。

お客さんご希望のリジカラを入れます

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サブフレームを取り付ける際に一緒に作業できればいいですが、とてもそんな芸当できません。
もう一度ほとんどのボルトを緩めてリジカラプレートを入れます

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リアのメンバーも同じく

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このように挟み込んでセンタリングさせます。

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フロントのサブフレームクレイドルにプレートを挟み込んでるところ。
金色の厚いワッシャー状のものがリジカラ

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部品はボルト穴にはめてセンタリングさせるものです。
フレーム修正なんか作業したクルマはこれを付けるのは、しっかり直っていないと付かないんじゃないかな?
セレットなどジグ式修正機のチェック方式によく似ています。

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もちろんこのクルマは全く苦なくボルトが入りました。

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続いて上側のエンジンマウント。これってなに?

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ブッシュを交換するタイプです

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かなり出来上がってきました 

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ヘッドライトバルブに

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エンジンECUに

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なんだかすごいECUマウント

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エアフロにレゾネーター

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どんどん組付けます

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ボンネットフードにバンパー、グリルを取り付けて

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アンダーカバーやフェンダーライナーを取り付けて
エンジンオイルやLLC、ブレーキフルードを交換してタイヤをつけます

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エンジンをかけてさらに必要な作業を詰めていきます

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エアコンガスを入れて

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各所様子を見ます。もはや秒読みですね

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ついにリフトのアームが外れました。

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MPIに移動して残りのボディ関係を仕上げます。

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僕が間違った発注により、キーシリンダ付きのアウターハンドルを仕入れてしまったものを新しく取り寄せました

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長い間に付いた花粉を一生懸命洗車して、して、して・・・・

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どうしてかコーティングって花粉と仲が良いですね。放置すると取れなくなります。なんでだろ?

国内最後と言う触れ込みで買った166のオーナメント。

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これ商品って言えるのか??

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寸法を確認して貼り付けます。

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次は車検に挑みますが、その前にまずはユーザーさんにサプライズを(笑)

 

2019年5月11日 (土)

なかなか許してくれないエアコン修理の166

先日のエアコン修理の166。
納車予定で洗車しようとして移動したら、なんだかあまり涼しくありません。 

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妙にエアコンの効きが悪いです。
この日(5月8日)は連休があけて一気に気温が上がった日です。

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おかしいなあと思いマニホールドゲージをつけると・・・

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なんと高圧の針がビンビン言いながらすごい勢いで振動します。

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これはまさしくピストンの棚落ちが原因ではなかろうかと?
このピストンのうちの1つまたは複数が圧縮を維持できず
吐出量に大きなばらつきがあるのです

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エアコンの内容については
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/2-25be.html
および
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8b57.html

をご参照ください。

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おそらくはエアコンのガスを抜けるのを無視して使い続けてピストンの潤滑ができなくなりピストンが破損したと。
おそらくコンプレッサーが重篤な状態です。
通常であればコントロールバルブが壊れて圧縮しようとしても低圧にガスがブローバックするケースが殆どですが
こういうのもあります。

急遽、納車を中止してコンプレッサー交換となってしまいました。

2019年5月10日 (金)

緊急事態を切り抜けられるか?

連日なかなかヘビーな日が続くのですが、先日せっかく撮り溜めた画像ファイルがちょっとしたことですっ飛ばしてしまい さらに寝不足をこじらせてしまいました

もともとスペックの低いPCに複数ジョブを行わせていながら、ナンバーにモザイクをかけていたらメモリー不足で部分的なフリーズが起こり
SDカードのデータがクラッシュしてしまったというハナシ
まったく、出来合いのパソコンほど使えないものはありません。ASUSはマザーボードでいいイメージがあったのですが、今回のでロボコン0点です。

最近は便利なものでアマゾンや無料ソフトでファイル復元ソフトがすぐに手に入ります。
尤も便利なツールを使っていて操作ミスではない原因で、データが壊れてしまったものを便利なネットから便利なソフトで直すという、禅問答みたいな話です

今回は画像しかない8GBのSDカードなので、復元ソフトでどうにかなるかと
でもここで、迷うのが修復方法です。
スキームは以下の通り

1.ネットで無料ソフトをDLする
2.ネットで復元ソフトを購入する
3.ネットでデータサルベージ会社を探す

迷うことなくいきなり1を選んだのですが、いっぱいあってどれが信頼できそうか皆目見当がつきません。
下手にDLするとブラウザクラッシャーだの痛い目に遭いかねません。結局有名どころの無料ソフトをDLしました

ある程度復元できそうなことがサムネイルで確認できて まあ、ご察しの通り結局、この後2を選ぶことになったのですが
ファイナルデータも含めて、最初に無料のソフトをDLして、サムネイルが見れれば有料版を購入して復元してね的な商品構成となっています。
今回の無料ソフトで見れないソフトもそこそこあったのですが、同じソフトの製品版がなかなか高評価だったのでそのまま有料の製品版を買うことにしました。これが午前1時前

僕の家には今現在2つのPCがあって、リビングの性能激悪PC

Asus Vivo AiO ブラック [23.8型 /HDD:500GB /メモリ:4GB][V241ICUKI37100U]
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こんな商品販売するなよ・・・
と言うか、こんな商品買うなよ(爆)

 

そしてもう一つは自分の部屋にある自作PCです。

自作PCの方がスペックはぜんぜん良いので、そっちのPCで見たら、もっと見れない画像が見れるようになるんじゃね?
と考えて、製品版のプロダクトキーを読ます前に、SDカードを引き抜いてもう一台のPCに行きました

もう一台のPCを立ち上げて、迷わずソフトをDLし、そのままプロダクトコードを入れてスキャンすると
なーんだ、かえって全然見れないじゃん となって。
とりあえず見れるものだけ抜いておくか。と、見れるデータだけリカバーして終えました
その後 意気揚々と激悪PCにSDカードをさして、先ほど見た画像を取り出そうと立ち上げると

あれ? さっきまでそこにあったファイルが見れなくなっています。

画像を出しっぱなしにしていたので、そこにあるハズの画像がトランプの神経衰弱みたいにカードが伏せてあるようになっています。

皆さんはもうお分かりですね?
僕はサムネイルが見られたこと、製品版を購入して、メールでプロダクトキーが届いていたのを確認したことで
そこ(HDD)にあるものと、何か思い込んでしまい、中途半端な状態でSDカードを抜いて、しかも見れる部分だけを違うPCに抜き出してしまいレジストリを歪めてしまったのです。

時すでに遅しで大事なブログ画像をたくさん失ってしまったのです。寝たのは午前3時を回っていましたとさ👊

おそろしいですね、データクラッシュ。バックアップとっとけってハナシでした

 

 

2019年5月 8日 (水)

アルファロメオ166 ヒーターコア交換後編

どんなクルマでもヒーターコアが割れて冷却水が漏れる事例はいくらでもあるのですが、
ここまで頻繁に修理することはないですね。
さてヒーターコア交換の後半

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もうどんなに洗っても取れない赤いLLCの跡
これはやむを得ません。ポルシェのようにスポンジがポップコーンのようにふわふわちぎれて運転者を攻撃するよりかはうんとマシですよ

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もちろん反対側はキレイです

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ヒーターコアケースも分解してスポンンジを入れ替えます。これも結構な手間です

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再びスポmmジを巻くためにこれもキレイに清掃しなけばなりません

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本来LLCとは無縁のエバポレーターまでLLC漬けになっているのですから いかに水漏れが激しかったかわかります 

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全部品を分解して

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丁寧に洗浄します。 

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シロッコファンはひとつひとつブラシで丁寧に洗浄します

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ヒーターコアケースも可能な限り拭いたり、洗剤で拭いたりします。 

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新品のヒーターコア。この後スポンジを接着するためにプライマーを塗ります。

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ヒーターとエバポレーターを分けるドアの外周にシリコンシーラーを入れます

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少し白いシーラーがはみ出ているのが見えます。

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リサークレーションアームをくっつけて  

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こちらも完成させます。これが上手く機能しないと真夏に車内を冷やしきれません

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過去に作業した人がやらかしたのか、本来あるはずのセンタリング用のツノがなくなっていました。
前に作業された方はよほど強引な仕事をする方だったのか、そこかしこが割れています。

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エアコンの冷却を担当するエキスパンションバルブも清掃してOリングを交換します

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どんどん組み付けていきます。結構な量の部品を分解したりずらしたりするので、戻すのも大変です

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もう当分こんな絵を見ることはないでしょうから、よく確認しておきます

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そして最後の大物のファイヤーウオールを差し込みます。
このファイヤーウオール周りが本当に曲者で、ここには本当に時間がかかります。

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この部品周りの組み付けはちょうどこの修理の最後のヤマ場で、いつも映画タワーリングインフェルノの屋上の貯水タンクの爆破シーンを思い出します。
歳がバレるな。
スティーブマックイーン扮するオハラハン消防体長

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それほどに大変で、もーやんなっちゃう

なかなか思うとおりに入ってくれないのです

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特に車両左側はヒーターホースが通っていたり、太いハーネスがあったり。

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特にこのヒーターホースのカバーは毎回つらい。
スペースは無いし、ボルトは見ることすらままならないのにボルト穴を合わせるなんて・・・

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ここだけで1時間近く作業してたり。
前門の虎後門の狼といった感じ

どうにか合わせていきますが、下に工具落ちたりボルトが落ちたりするので、ジャッキでクルマを上げて

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下に入ってみると。おー、なかなかお宝エキゾースト発見

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アーキュレイーのエキゾーストのようです。
166ではここのマフラーが一番いい音がするように思います
タイヤ側を見ればビルシュタインとローダウンサス
なかなかいいじゃないですか

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このファイアウオール作業が終われば、残りは人生ゲームの決算以降の残りマスみたいなもので、淡々とくみ上げていけば終了します

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エアコンフィルターも新品を入れて

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そうこうしていたらゲリラ豪雨が! しかも雹交じりでこのときは本当に肝を冷やしました

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その間にも作業は進みます。Job must go on
いよいよ真空引きしてガスを入れます。

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さーて、ガス漏れもなく素晴らしい状態

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実りある大型連休でした。残り数日の休みをゆっくり過ごして
本日納車の打ち合わせをして、なーんて この時まではバラ色のカーライフを提案する予定でした

予定でした? そうです、この後 波乱があるのですよ

2019年5月 7日 (火)

アルファロメオ166のヒーターコア交換 前編

もう何回書いたかわからない166のヒーターコア交換
それほどまでに多い、最もメジャーなトラブルです。
修理費も高額に上りしかし、一度なってしまったら作業しないとATのコントロールユニットなどに壊滅的な危機を及ぼし
放置することが許されない非常に重要度の高い故障です。

166で、車内で何か甘い匂いがするなと思ったら、まず間違いないと思ってください。
時期的にヒーターコアやラジエター、ウオーターホースに何が起こってもおかしくない年式です。
かと言って予防の為に交換するものでもありませんが。

エアコンのユニットを取り外すので ちょうどエアコンのオーバーホールも同時に行えます。
と言うか外す都合上 自動的にしちゃうんですが

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いつも通り分解していくわけですが、先に入れたエアコンガス漏れ探知液の効果が出て、漏れているところも特定できました

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エキスパンションバルブの高圧、エバポレーター側に漏れた形跡がはっきりと見れます。

前回作業したクルマもこの辺りでしたね
バッテリーから端子を外していよいよ電装系に着手していきます。
これでこの自動車を動かすことはできなくなります。

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何回やっても大変な作業ですが、その中でもこのファイヤウオールを脱着するのが最も嫌いです。
スペースもなく、手がギタギタになります。

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エバポレーターケースを外すために可能限りスペースを作ります。  

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このクルマ、既に一度何かエアコンの作業をしたみたいであちらこちらに跡が残ります。
ECUのハーネスのツメが2か所とも欠損しています。あまり取り外しの経験のない方が作業したのでしょうか
ここは丁寧に触ってほしかった

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このクルマもリサークルリッドのアームが割れています。

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エアコンガスがなくなってどんなにエアコンが機能しなくてもエアコンの ウオーニングは出ませんが、このアームが割れてモーターのアームがグルグル回るようになると

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このメッセージが出ます。

問題のエキパンを外します。明らかにOリングを交換した跡があります。

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あー、僕もこれやったことありますがあまり意味ありません。1個で十分です。
ただ、やはりHNBRのOリングが望ましいようです。

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どんどん作業を進めます。もう勝手知ったるなんとかで、電話や人が着たりしない休み期間中は実に作業がはかどります。
この作業だけに集中していればいいのですから

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この中で、ブロアユニットとエバポレーターを分離して

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取り外しました。

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でもやっているそばから何やらエバケースの下側がヌルヌル濡れていて気持ち悪かったのですが、それは雨の中改装したからだと思っていましたが、このヒーターのシャッターリッドを外すと答えが…

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あれ?何故かドアスポンジの一部が赤い?

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こ、これはもしや?おそるおそるヒーターコアを外してみると?

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どひゃーっ! 大変な事になっちょる!!!
大洪水だ。
この画像、決してヒーターパイプからのLLCが入ったワケではないですからね

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ヒーターコアも大変な事になっています。

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左右とも水漏れしていた様子。

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急いで車内を見てみますと
なぜかこのクルマ

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ATコントロールユニットの上にいろいろ物が乗っかっていまして
一番上はドアロックコントロールユニットのようです。
これが人柱(機械柱?)と化しATユニットへの直撃は避けられたようです。
この部品ってここにあったっけ??

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このユニットが耐えてくれたのは値千金ですが
そのそばのハーネスのタグはLLCに染め抜かれています。さすがに無事じゃすまないかな?

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ヒーターのシャッタードアは
懐かしのすももの酢漬けを食べた後のように、ドアスポンジが染色されてしまったのでした。

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各部品を洗浄して戻していきます。
続きは次回!

 

2019年5月 6日 (月)

ボディカラーのナゾ

先日持ち帰ったエアコンとECU修理中の166

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僕は以前、ボルケーノブラックと書きましたが、すいませんウソでした

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ふと隣の後期のブラックと違和感がなく あれっと思ってよく見ると

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見づらいですが632とあります。ボルケーノブラックは赤みが強く、文字通り固まりかけの溶岩のように見る角度によって赤みが強くでるマジックカラーのようです。
それに比べ、この166はやけに黒い。以前塗装したジュリアは黒のソリッドでカラーコードは601
ボルケーノブラックは814

両者の色の違いは配合でも一目瞭然で、両者とも同じ黒が約60%がベースになるのですが、ボルケーノブラックは残り40%はイエローパールとブルーパールが半々を占めます。
一方ブラックメタリックの残りは10%がブルーパールですが20%がシルバーメタリックなのです。残りはヴァイオレットやブルーです



実物は見たことがありませんが、前期のカタログで166リリース直後はこのソリッドの601はカタログに載っていましたが
しかしなぜかよく見るボルケーノブラックがありません。

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A11の中期になるとボルケーノブラックが出てきますが、むしろ初期の166(99,00年)でボルケーノブラックを多く見ます。

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で、このブラックメタリック632は後期から載ってきます。たしかに期の黒はよく見ます。
後期の日本のカタログ手に入れてみようかな?

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尤も、カタログには無いきれいなグリーンの存在。
アルゴグリーンは今僕のところの166ですが

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よりグリーンが強いミネルバグリーンもカタログには見当たりませんでした
こちら先日部品をお送りしたお客さんの画像。今も166のファンだそうです

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輸入車には国産車と違ってモデルイヤー(MY)と言う考え方(と言うべき?)があるので、カタログに載るカラーは参考程度なのかもしれません。

でもいったい誰がどのようにボディカラーの採用や調合を決めているのでしょうね?

なんだかマニアックすぎてだんだん学芸員みたくなってきたなあ
そういうのは苦手なんだけどなあ

 

2019年5月 5日 (日)

アルファロメオ166のエンジン、ボディに返す編

ついに組みあがったエンジンを戻す作業です。
しかしそれはまたいばらの道でもあります。

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まずはクルマを呼び出して一度戻したサブフレームを外して、エンジンを載せなければなりません
朝から始めた作業もすでに外は真っ暗になっています。

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サブフレームは前側2本ずつと後ろはこの3本ずつで止まっています。
またナットが入っていない突き出たボルトはステアリングラックの固定ボルトです
このステアリングラックの取り付けが大変なのですよ

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一度場所をセッティングしたら、各ボルトを外して、ボディを持ち上げます。

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そして、お皿だけが残ります。お皿の上にエンジンたちを載せるのですが、言うは簡単やるは大変なのです

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再びがらんどうになったエンジンルーム内

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エンジンマウントを交換します。右奥のマウントの新品は全く違うカタチをしています。なので組み替えなければいけません。
一度スプラインからボルトを抜きます。
一番下のが上側のプレートを入れ替えるマウントです。
何でこの形なのかはナゾです。

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で、バラバラにします。中から円錐型の金属プレートも出てきました。
基本的にプレート以外はすべて新し方を使います

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古いマウントは完全にダメなっています。後ろ側が破れているのです。おそらくこれがステアリングから出ていた異音の原因はこれだと思います。

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こちら新しいマウント。これから頑張ってもらいます。

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これを取り付けるわけですね。

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これ、なんでこのようなカタチしているかと言うと理由があるのです
166はエンジンオイルの交換をする際、ドレンプラグを外して輩出するのですが、構造上オイルはメンバーにぶつかりおとなしく降りてきてくれないのです。で、オイルはこの後ろ側のエンジンマウントも直撃するのです。
そこで、オイルが溜まらないよう。ここへ逃げるよう漏斗的なカタチになっているのです。よく考えられてんなー!
まーたまたひとつ、おりこうになっちゃったものなー

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それ以外はそのまま使います。

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続いてアッパーマウント。異音が疑われていた部品です。おそらくはマウントだとは思いますがこの機会に交換します。

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ロアアームが車体側に取り付けられた状態でスプリングコンプレッサーをかけてマウントを交換するかなり珍しい方法。

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すごい絵ですが、他に方法が無い為にこのような方法になってしまいます。一度エンジンを釣り上げて上に持ち上げて
下に先ほどのサブフレームを差し込みます。

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ついにエンジンマウントとエンジン本体が結ばれます

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この辺りから近くの僕の大先輩、サナップの新井さんにも手伝ってもらいます。
大先輩なのに夜10時からの呼び出しにも快く駆けつけてくれます。
この間にトランスミッションオイルを交換します。

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これもとんでもないところにレベルゲージがあるので、こんな機会に交換した方が圧倒的に作業が楽です

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いよいよ車体に載せます。我々はこれを再婚と・・・・ 

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ここからの大変さときたらあーた、3人でどうかと言うほど大変。一人が片方のストラット、もう一人が反対側のストラットとパワステホース
そして最後の一人が下側からパワステのラックを、そして全員で位置を調整しながらリフトを降ろしてくるのです。

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これは本当に大変で、かといってステアリングラックを外すのもさらに大変ですし。
この方法しかないのです。以前、テスタロッサのエンジン降ろしで、サブフレームごと降ろすのとエンジンだけ降ろすのと意見が分かれる話を聞いたことがありますが、アルファの場合はこの方法しかないのが恐ろしい。

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強いて言うなら足回りを完全にバラバラにする方法(これまではそのようにしていた)にするかどうかです。
どちらが手間がかかるか微妙ですが、これは今後の課題かもしれません
どんどん下ろして行ってボルトやナットが入るところから入れるのですが、気を付けてあれこれ見ないといつの間にかボルトや部品がつっかえたりするので、気が抜けません

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画像では難なく乗っかているように見えますが、これだけで1時間ぐらいかかっています。

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ついに、いややっとここまで来て連休に突入です。

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午前10時から始めて午前1時の声を聞く少し前にできました。
一切電話や来客もなく昼食の時以外は大した休憩もせず、二人でかかりきりで、捗りまくりでですよ
僕らの見通しではいいとこ9時くらいに出来上がる見込みでしたがやはり強烈に大変でした。
でもこれからがまだまだ大変なのよー

2019年5月 4日 (土)

アルファロメオ156TS オイル漏れ修理

以前作業した156TSのタペットカバーパッキンの交換の模様。
エンジンオイルがエキマニ全般に落ちてよろしくないので交換と相成りました

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V6と大きく違ってタペットカバーP/Kの交換は手間がかからないのです 
ちなみにタペットカバーP/Kってカムカバーシールっていうべきなの?

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きれいな化粧カバーを外すと、ツインスパークユニットが現れます

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このクルマは例のリブCVボルトだらけです。これに後々苦労させられるわけですが…
コイルを止めているボルトはトルクスです。トルクスよりもさらに強いトルクがかけられるので、よくも悪くも注意が必要です

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洗濯物みたくとれるイグニッションコイルたち

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タペットカバーは9個のボルトで止まっています

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トルクスでも外せないことはないのですが 結構なトルクだったので、専用の工具以外ではなめていたでしょう。

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外れました。すごくきれいなシリンダヘッド内。

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エンジンオイルは早くかつ定期的な交換で、ブローバイの発生をかなり抑える事ができるのをV6のエンジンで見たことがあります。
インテークチューブ内にだらーりとオイルがたまっているクルマも、定期的に良いオイルを交換しまくると、全くそのブローバイ経由のオイルを見なくなったことがあるのです。僕も動脈を悪くしてから1年半、食生活を改善して血圧やコレステロール値も理想的な数値をいつでも叩き出せるようになりましたから、動脈硬化がよくなるといいのになあ

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新しいパッキンを装着して基に戻そうしたとき。

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事故が起きたのですねえ。ボキボキボルトが折れるのです。すごいトルクをかけたとかじゃなくて、締めて行って締まりきると同時に、増し締めするまでもなく簡単に折れるのです。おそらく1/4のレンチでも折れていたでしょう。
緩める時のトルクは相当なものでしたから、ボルトとしての役目を終えたのかもしれません。
ちなみにちなみに、スリーブが点いた状態のこのボルト、すでに生産終了で国内在庫もありません。

ついでに言うならこのリブCVボルト、どうやら使っているのはフィアットアルファロメオ専用で、規格の覇権争いに敗れて廃れたようです。
僕んちのは安物の台湾製工具。もうずいぶん前、フォルクスワーゲンなどドイツ車はペンタローブっていう5角形のトルクスが来ますよ!ってウルトの北村君に脅かされてセットを購入しましたが、工具箱の肥やしにしかなりませんでした。
今までにに出た規格はこのように

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工業規格ってその国独自のものだからしょうがないんのですが、作業者には負担になりますね。

で、結局リスクを考えて、同じボルトを使う6本はすべて同じ6mmのボルトに置き換えました。 

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うーん、オリジナルから遠ざかってしまいましたが、これも安全性を優先した結果です。

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V6と違ってしっかりパッキンが入りますので扱いは楽ですね。

2019年5月 3日 (金)

アルファロメオ166 クラッチ交換

集中審議中の166後期3.2
今回はクラッチ編

古い方のクラッチというかエンジン。真ん中のデベソみたいなのがレリーズベアリング
こいつがクラッチのキモなのですな

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しかして古いクラッチを外します。例によって例のごとくトルクスに似て非なるリブCV
強烈に高トルクがかけられるので、合った工具を使わないとボルトがガタガタになります

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で、1本1本バキバキ回していきます

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フライホイール降臨。クラッチ板の跡が付いていますが、クラッチ板はいつもカバーのダイアフラムスプリングで押し付けられた状態にいるのです。

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Eくんがあっという間に組みまして(僕が忘れ物を取りに行っている間に)
クラッチ板が真ん中に来ていないとトランスミッション側のメインシャフトが入りません

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よくセンターを確認して取り付けます

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一方、トランスミッション側のレリーズフォーク。

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ここに先ほどのレリーズベアリングが↓の絵のように入ります。
手で持っているレリーズフォークの端っこのレバー、これを押すのが人間が踏む力で油圧を介して動くレリーズシリンダー
または、GTAセレの場合はセレユニット内のレリーズプッシュロッドが伸びてきてクラッチを切るのです
長きに亘りクラッチオペレーティングを支えますのでレリーズベアリングの責任は重大です。
動きが悪くなればペダルが重くなり、ベアリングが悪くなればガラガラと音が出ます

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この後、トランスミッションをエンジンに取り付け、その際にメインシャフトがクラッチ板のスプラインに入り、フライホイールにクラッチがくっつき動力が伝達される仕組みです。
レリーズベアリングはトランスミッションが入る際にクラッチカバーに突き刺さり、「返し」が効いて抜けなくなります。一番上の古いクラッチが付いた画像のデベソみたいなのは、嵌って取れなくなっているから、あの場所にあるのです

ちなみにクラッチ板が減ってくると、エンジン方向にダイアフラムスプリングが引っ張られ より強い力でレリーズフォークを押してレリーズベアリングを引き上げてやらないといけないのでクラッチペダルが重く感じたり、クラッチが減ることでスプリングが均一にクラッチを押さないようになり、クラッチペダルを踏んだ感じが何かヘンな印象になったりするのです。たいていの場合は徐々に減ってくるので、自動車に勝手に人間の体が合わせて(調整して)ユーザーは何とも思わなかったりするのです

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エンジンとミッションが組みあがりました。上側がやけにキレイなのはユーザーさんが肝いりで仕上げたカバーなのです

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さらにエンジンマウントを交換します。

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当たり前ですが、古い方はへたって少し低くなっているような感じです

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これもマウントに切れ目があってそこにマウントアームが嵌るようになっていますので、向きを心配することはありません

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おれであとはサブフレームに取り付けて車体に付ける準備です。

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いつ見ても美しいエンジンレイアウトです。

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ユーロ3に対応するためにエキマニの形状やサージタンクの形状が変わっています。

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さーて次回は?サブフレーム編です

2019年5月 2日 (木)

超魅惑のいちごジャム

今年もこのシーズンがやってまいりました

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今年も再びいちごジャム作り。丁寧にへたを取って今年も煮込みます。
そしてなぜか今年も12時を回るくらいの深夜から作り始めました

ジャム作りといっても特にノウハウやこだわりがあるわけではなく、単に砂糖50%で煮込むだけです
ただ、昨年グラニュー糖と三温糖を半々くらいで作ったら美味しかったので、今年も踏襲します

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しかしスゴイ糖分。でもここがおいしいジャムの根幹になるのでやむをえません
三温糖が少々多いので この後ここから20gほど引きました

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鍋にそれぞれどっちゃり入れて中火にかけます

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あまり火が強いと焦げますからそこは塩梅を見て

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いい感じになってきました。ここから少し火を落としてあぶくを救いながら15分くらい煮ます
ちなみに昨年はおたまで泡をすくったのですが、今年はケチって網のおたまですくったのは間違いでした。
なかなかきれいに澄まず、かえって時間がかかり蒸発させたかもしれません

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へらでつぶしながら おいしくなあれと呪文を唱えながら煮ること25分、
もういいでしょう

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レモンを半分に切ってレモン汁を絞り一回りかけて荒熱を取れば出来上がり。
瓶は先に煮沸消毒して 出来上がったジャムをそれなりに熱いまま入れてふたをすれば 冷えて中の空気の体積が減り密閉させる仕組みです

3パックあったいちごと300gもあった砂糖もこの通りコンパクトになってしまいます。
ジャムってだから高いんですね。

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そしてパンに塗ったくって食べるのです。文字通り塗りまくらないと気が済まないのです。
できるだけパンの部分が上から見て見えないようになるように
パテを盛るように均一にしっかりハイビルドで

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数日でアッというまに減ってしまいました。
あーおいしい。もー誰かにふるまいたい。でもふるまうほど作れないのですよ。すぐに全部食べちゃうから
また安くいちご売ってないかな?
次はぜひあまおうとかで作ってみたいです。

庭にブラックベリーがたくさんなるので、今年はそれでジャム作ってみようかな?

お酒を取り上げられた今、楽しみは甘いものなのです・・・

166のV6、単体での整備

今から2カ月ちょっと前、さまざまな整備をするためにエンジンを降ろした166後期

そこまではコチラ
http://messiah208.cocolog-nifty.com/2/2019/02/post-3e5f.html

今回はその復路です

今回一気に作業するのですが、長いので数回に分けて書きましょう
まずはウオーターポンプ。

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今回はマレリ製です。これがまたかなりよくできています
金属ペラです

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で、W/Pからサーモに伸びるパイプのOリングも交換。これもすごく大事ですよ

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毎回そうなのですが、W/P周りのボルトは錆びて痩せていることが多く、それも交換します

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どんどん組付けます。 

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この日の為にサンドブラストしたタイベルカバー。 
ブラックに塗装しました。

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もちろん錆止めプライマー入り
殺風景なアルミの塊に映えます

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アイドラーベアリングを取り付けて

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4つのカムのスプロケットを取り付け、テンショナーも取り付けます

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そしてタイミングベルトをかけて

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例の儀式となります。バルタイです。これが意外に難しい、と言うかなかなかピストントップで止められない

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でもぴったりいくと

プーリーに入った切り欠き

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テンショナーの切り欠き これらがぴったりの位置に来るのです

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そしたら各種ボルトとテンショナーのボルトを締めて

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カムロックツールを外します。

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3.0は2.5と同じですが、3.2だけは他と違います。

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プラグホールシールも同梱のヴィクターレインツのタペットカバーパッキン
今回も部品の大半はマーチンさんからの輸入に頼りました

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画像が悪くて見づらいですが、結構バリが出ています

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後ろ側から見たところ

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フタをしてどんどん進めます

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とりあえずここまで。

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次回クラッチ編です

 

2019年5月 1日 (水)

2つの時間

日本は長いゴールデンウイークの連休真っ只中。ついに元号が令和になりました。
特に何をするわけでもなく、短いようで長かった平成の時代を見送る日となりました
僕は工場にちょっと仕事に行ったり、ちょっと家の用事をしたり、思えば平成の最初の頃はまだこの業界の人間ではなかったですからね

それはちょっと置いといて

工場から少々離れた置き場所に佇む916。

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詳しい事は↓

http://messiah208.cocolog-nifty.com/2/2019/04/post-77fdd5.html

こちらもやはり試運転を数日行うと

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やはり電子スロットル不良がチェックエンジンと共に戻ってきました

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もはや疑う余地もなく、ECUを外してポーランドに送ります

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しかしこのクルマ、すごい走りを見せるのですが、アラゴスタのショックの強烈な事、速いクルマにはシャコタンがよく似合う!
ECUはこれにてさようなら。こちらは3.2なので、うちにあるECUではうまくないので、このままここで幽閉するのです

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そしてECUが完全にダメな166。こちらは飯能に置いておりました

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ちなみにこちらは、既にECUを外して送ってしまっているので、手持ちのECUに取り換えて、ヒーターコア交換の為に自走で工場に戻します

診断機を接続して

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コードカードで動かします

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コードを認証すると「しゅ~りょ~」 と出てエンジンがかけられるようになります。

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ATのウオーニングが点灯して3速ホールド… うーん、ATユニットが既にアウトなのか?

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ちょっと時間軸が前後してしまいましたが、どちらからもECUを取り外して長い旅路に出発してもらいます

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僕の所を出たECUは
羽田→上海→ライプチヒ→そしてやっと月曜にワルシャワに到着したようです
あと少しで修理に入るでしょう。

人間は日本であくせく生きているのに、この2つのECUは長い距離を旅して行ったことも無い彼の地に行っているのです。
きっと日本からの観光客に紛れて(笑)

僕らがこの長い連休と そして御代変わりの間にECUたちはしっかり修理の準備に向けた時間を過ごしているのです。面白いですね

 

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