中古の166を買ったなら
先日入庫した中期166
なんでもまだ買って間もないそうで、ご本人の談ではあまりいい売られ方はしていない様子
買った時から調子が悪かったけれども、結局、販売店では面倒見てもらえず、困ってディーラーに行くもディーラーでは手も足も出ず
ネットで検索したら僕らが出てきたそうです。
ボルケーノブラックの 中期A11。
ウチの工場まで命からがら来るほど調子悪いそうで、乗ってみると冷間ではなんでもないのですが
温感だと、すごく調子が悪いのです。どうやらECUが壊れているようです。
何より雨の夜に乗ってこられたのですが、エアコンが機能せず、ガラスが曇り放題で、それが実に恐ろしかったと
乗ると間も無く、車内には甘い匂いが充満します。
まさに166のぶっ壊れストーリーの王道を行っているようです
エアコンのチェックの為にカバープレートを外すとなんと・・・
コアサポートが銀色になっちょる!
他にもシュラウドもなんだか銀色。断熱材をそこかしこに貼ってあるのですが、貼るところが少々的外れなような気が...
エアコンガスは完全になくなっていて大気圧でした。ゲージの針が少し上がっているのは、ゲージ内のガスが入ったからで、本当に0なのも珍しいというか なんと言うか。
ECUと言い、エアコンと言い、販売店は不調に気が付いていたか、よっぽどクルマを見ていなかったかのどちらかではないかと思います。
とはいえ、自動車の値段が安くなった今日この頃、自動車の不調を面倒見れるほど利益なんてないと思います。
以前、32のGT-Rが出た時、ケンメリのGT-Rが生産を終えて16年して復活と書きました。
今は平均車齢がうーんと伸びて、16年落ちなど当たり前に売られる昨今、販売する側は整備のスキルがある程度高くないと、輸入車なんて面倒見切れません。
だから手のかかるクルマは安い値段で取り引きされる。買った後にあまりに手がかかり、持ちきれなくなり廃車にされるのです
ところで以前から思っていたのですが、モデルイヤーかは はっきりとは言えないのですが、中期には種類があって、エアコンのサービスチャックのところが低圧と高圧が並んでいて、いつもの位置にドライヤーが存在しないモデル。
それはたいがい、サンルーフ付きなことが多く、そのサンルーフもガラスサンルーフで、ボディ同色と違います。
サンルーフの設定以外に違う選択肢があった時代があるのでしょうか?
一つのモデルもいろいろ見ると違いが見れて面白いですね。
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まさに救世主ですね。
投稿: | 2019年4月12日 (金) 23時59分