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2019年4月

2019年4月30日 (火)

ヌヴォラレッドの真実

ずいぶん前ですが、ヌヴォラレッドについてご相談の電話をいただいたことが事があります。
僕はあまり詳しくはありませんが、156を中心にGTVにもあったのかな?

Display

画像は借り物ですが

よくアルファレッドなどと呼ばれるカラーコード130と違いパールの輝きを加えた物で、いわゆるワインレッドとは一線を画すカラーで、強い変色性能を持つオーロラ、ヌヴォラブルー、ヌヴォラレッドのヌヴォラ3兄弟で、巷でウワサの3コート3兄弟です

でも、日本の3コートとちょっと違い、基本的に2コートで再現可能な塗装色ですが、塗装の隠蔽率促進が目的のためのグランドコート(1コート)のようです。

ですから、欧州車としては珍しく一般的に3コートパールで名の知れたヌヴォラブルーは、実は2コートパールでのフォーミュラが存在します。
で、そのヌヴォラレッドに至ってはオフィシャルな3コートの配合が存在しないのです

僕ら塗装技術者にとって、3コートであっても2コート仕上げであろうと塗装色の再現性がしっかりしていれば全く問題にならないワケでして
特に発色については塗料の性能によるところが大きく、再現できるものとできないものがあるのは、これは致し方がないものと考えていました。

ここで最初に書いた話に戻りますが
電話で相談いただいた方の訴えによりますと、退色だったかな?の理由でヌヴォラレッドの補修を依頼したら発色が全然違い困っていると
PPGのように3コートでないとこの塗装色の再現は難しいみたいだとの相談を受けました

さらにその時に塗装してもらったスタンドックスでは2コートの配合しかなく、それが原因ではないかと
僕がデータを調べた限りでは確かにその通りでした。
見たことがあるか、ないかのレベルで、塗装の配合の良い悪いを判断することなどできないので、その時はどういう風に電話を終わらせたか失念しましたが、それからずっと気にはなっていました

最近また違う方と思われる方からやはりヌヴォラレッドのご相談をうけて、今回その違いを追いかけました。

PPGジャパンとスタンドックスの親会社アクサルタのご厚意で、うまい具合にデータを解読し、近似色フォーミュラを作成することができました。
結果は意外なものでした

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専用の記事を立ち上げましたので、ご覧ください

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-a8b6c0.html

ご希望の方にはそれぞれの色見本を無料で差し上げます。ただし、部分補修や全塗装を検討中の方に限ります。
ご利用には車体番号の確認が必要になりますのでご注意ください。
mpi@mua.biglobe.ne.jp に色見本希望と明記の上メールください。

 

それ以外の方はいつものコメント欄か
お問合せフォーム↓からどうぞ
http://www.mpi-bp.com/mail/mail.html

2019年4月29日 (月)

アルファロメオ166の希少な極上中古車

アルファロメオ166、かつてのアルファロメオのフラッグシップ。王様なのです
大型セダンで、Eセグメントで、豪華装備で、値段も一等賞。王様ですからね

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もちろん、どのラインナップよりはるかに高価で、ヒエラルキーのトップ。王様ですから

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もちろんGTVも格下、王様にとっては家来です

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しかし、現在の体たらく。完全に下克上が起きてしまい、上の2台よりはるかに市場価値が低い…
価値が低くなると、その価値の中で維持される故、どんどんクルマが悪くなります。
なにしろどんなに落ちぶれても当時のラインナップの中では成りは王様ですから、部品点数や費用は
王様のままです

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でもですよ、往年の王様の輝きを持つ166に乗ったら、やっぱり別世界。なにしろ王様ですから

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サイコーです166。このクルマに乗っている人たちは皆一様に独特の幸せ感をお持ちです
まず街中ですれ違う事のない166。王様ですからね

しかもエアコン、ECU修理済み、タイミングベルト交換済み
ゴールデンウイークにも対応可能です。でも必ず電話にてご相談ください。できない日もあります(笑)
商談は本気でほしい方に限ります。僕も本気でほしい人にしか譲りたくない1台

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超お買い得な1台、試乗も可能です。
GTAよりもGTVよりも高価だった王様サルーンの魅力をどうぞ。

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詳しくはオートカーの記事にて

https://www.autocar.jp/specialshop/2019/04/03/362157/

2019年4月28日 (日)

メルセデスのバンパー塗装

 平成も残りわずかですが、むしろ昭和に近いメルセデスのリアバンパー修理。

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メルセデスは高級車の代名詞的なクルマです。高級車は殆ど間違いなく部品点数が多い特徴があります

この210も例に漏れずなかなかで、塗装の為に端から分解するのですが 結構手間がかかります。
手間がかかるという事は自動的に費用に跳ね返るワケで…  

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これでも124に比べれば簡素化されているのです
メルセデスのアイデンティティーの真ん中のモールは別な塗装色で塗られています

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傷やへこみを直したらサフェーサー吹きます。
サフェーサーはシステムフィラーをハイソリッドのハードナーで吹きます。これらはメルセデスの指定塗料です

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研いで塗装します

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帯も同じくね。

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メインのバンパーカバーはボディ色の744で塗装します。

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クリアーはクリスタルクリアー。ベースコートやハードナー、はては脱脂用のシリコンオフも含めてメルセデスの指定塗料です。
つまり、上から下まですべてメルセデスのメソッド通りなのです。

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帯の部分は別に塗ります。モール色は車種と車体色から数種類 色番号が出ますので 一番近い色を選んで調色して塗装します。

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メルセデスのバンパーやモールは何とも言えないつや消しで塗られているのです。
それはこのサテングロスクリアーと言う専用の商品で塗られていました。
過去形なのはこれも現行車で使わなくなった為、塗料も生産終了してしまいました。
便利な商品なので残念です。

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このクリアを使うと↓のように実にいい塩梅の 3分つやになってメルセデスの本来の仕上がりになります。

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ちなみに通常のグロスはこの通り。

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つやあり、なしの対比はこのような感じ。

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これを組んで車両に戻すとこのように

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なんともお上品な美しい仕上がりになるのです。

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このアテングロスクリアーはまだ数台分の塗料はありますが、もし補修を希望される方がいましたらお早めにご相談ください。
やがてなくなるか、使えなくなってしまいます。

 

2019年4月27日 (土)

成約御礼マツダCX-5 

以前、CX-5をデモしたお客さんに成約いただきました

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買ったのはさらに遡る事4月の2週目くらい前なのですが、なにしろ運ばれてきません
なぜなら大阪のオークションで買ったのです。結局10日ほどかかってしまいました。

31年1月登録のいわゆる新古車です。関係ありませんが 思えば工場から程近いところに、家具などショールームで使った未使用家具を売る「お新古市場」なるお店があって、いつもおち〇こ市場って考えちゃうんです。シモかっ!

https://shop.plaza.rakuten.co.jp/oshinko/

走行距離も1km。

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全てビニールに包まれています

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素晴らしいです。

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そして昨日、名義変更に行ってきました。
MPIにとって平成最後の登録です。その言葉は聞き飽きた?
まあそう言わず。
この前日には消費税の振替え納付があり、さらにその前には所得税。この日は取得税 もう税金だらけ

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どんなに新車よりも新車らしくても1度登録されちゃうと、名義変更するときには取得税がかかるようになってしまうのです

長い休みが始まりますね。そして平成が終わります 今年は消費税UPも見込まれています。
クルマ欲しい方、お気軽にご相談ください。

お買い上げ、ありがとうございました

2019年4月26日 (金)

アルファロメオ159 サーモスタットの交換 後編

昨日の159の続き 続くDAY2。

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古いガスケットカスや汚れ、サビなどを削り取ります。
見る事すらできない狭さに、むりやり手首を曲げてサンドペーパーをごしごし。
あり得ない方向に手首を曲げてまたまたヒーヒー

カメラを潜入させてぱちり。

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サーモは純正品ですが

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なんとメイドインブラジル。
モーターヘッドの曲でそんなのあったな

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Oリングは 当然新調

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組間違いや取り回しを間違えないよう慎重に作業します

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メインの三つ又パイプを差し込んでホースを繋げていきます

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さすがに正確に作業したいので、ホースバンドはウルトのものを使います。

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どんどん組付けていきます。

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そして、エラーコードを消して、エア抜きをして
しっかり試乗を繰り返して、LLCの量を点検しオイル交換に進みます

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リフトがいっぱいでフロアジャッキをうまく使いオイル交換します。

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エレメントを交換してオイルはいつもの

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お疲れさまでした
サーモの交換単位は4ヒーヒー、1いってえ!くらいの作業ですね
なんのこっちゃ(笑)

 

2019年4月25日 (木)

アルファロメオ159 サーモスタットの交換 前編

オイル交換の依頼でお預かりの159の3.2V6
同じ3.2Lですが、GTAのそれとは飼い猫とライオンの差があるほどマイルド

でも常にライオンのような猛獣でいると飼い主はしんどくなってしまいます。
時には飼い猫のようなおとなしさも欲しくなるものです。飼い猫と言ったら言い過ぎですな、人懐っこいライオンくらいとでもしときます?

しかし、お預かりするときに「全くヒーターが効かないんで、それも見てください。」と
ヒーターが効かなくなる原因は主に、ヒーターコアに温水を送るヒーターバルブの故障、エアコンが完全にオールインワンになっているタイプでよくあるヒータコアのある部屋を遮断するシャッターのモーターの故障、サーモが原因のオーバークールなどが一般的です、と現地で説明して預かってきました。

帰りの道で、鼻歌でエイジアを歌いながら運転して、工場まであと1-2kmのところで異変に気が付きました。
水温が上がり始めた・・・ こんなの聞いてないぞ

背筋に冷たい汗、工場まで持つか? レッカーを依頼するか? 考えながら走ります。

車内をヒーター最高温度で、ファンスピード全開にします。こうすると結構な効果が期待できます。沸点を超えたお湯のヒーターですから痛いくらい熱いですがそんなこと言っていられません。

ところが、なんと、なんとなんと足元には冷たい風が出ます。
ヒーターコアにお湯が来ていないのです。

サーモスタットです。サーモが閉じたままになってラジエターやヒーターに水を通していないのです。

工場から500mで水温は120℃を超えてきました。もうぼちぼちECUがメッセージを送って、燃料の供給を遮断するかもしれません
工場最寄りの林の信号でほぼ上限です。歩いても1-2分です。チェックランプが点灯し、警告を投げかけてきますが、見れる余裕はありません
どうにかほうほうの体で工場に帰ってきました。
リザーブタンクはグツグツ煮えて、笛吹ケトルよろしくピューと音がしています。
早速、サーモスタットを発注します。

しかし、159の部品、みんな持ってないのですねえ。付き合いのある2店では時間がかかるそうです。しかも純正品のみ
トーカイの新田さんのところが一番早いのでお願いしました。

159はあまり部品の引き合いがないのだそうです。みなさん、ディーラーにしか行かないのか、流通台数が少なすぎるのか?

中1日で部品が揃ったので、作業を開始します。

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マニュアルを見ると恐ろしく簡単そうなサーモ交換、しかし、実車を見ると到底その程度の作業では交換できないのが簡単にわかります。
作業ができるよう周りの部品を外していきます。バッテリーやエンジンカバー、エンジンECUなど

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EGRのワンウエイ配管や、ガソリンの筒内噴射の為の高圧パイプなど動かせないパイプが多く通り、さらにラジエターの下の方から帯びる車内のヒーターコアのセンド&リターンパイプが乗っかります。
EGRパイプは今にも折れそうなプラスチックのパイプで、途中で付けたり外したりできません。折れば1本もので交換が待っています。
そのさらに下にサーモスタットが三葉虫の化石のようにブロックに張り付いています。当然太いホースが前後に連結されています

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ヒーターパイプの2か所を止めている部分を外すといくらかパイプが動くようになります。
サーモスタッドに入っている三つ又のパイプを取り外したいのですが、パイプを止めているうちのアタマが15mmのボルト、これを抜きたいが、ヒーターパイプが立ちはだかり抜くのがままなりません。

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どうにか無理くり抜いたボルト。レイアウトを考えた人はアホとしか言いようがありません。
その後少し少し他のボルトを抜いてサーモがフリーになります。

しかし、今度はリア側のパイプが抜けない。手がケガだらけになります
ヒーヒー言いながらどうにか抜きました。

パッと見はどこにサーモがあったか解りません。
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近くで見ても配管だらけ。

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どうにか折り返して続きは明日
ところで、エイジアの何歌っていたかわかります?

2019年4月24日 (水)

Farewell from the car. Hello to the material.

ああ、今日も遅くなってしまった

置き場が無いので、一台、部品用の中期を解体に出すことになりました
今朝から一大部品取り大会です。でも勝手知ったるナントカで、取り外しに時間はかかりません。

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考えられる必要なものを全て取り外します
エアバッグ類、ECU類、ICS、ボディコンピューターなど

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他にも取りたいものはありますが、止むをえません

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リアバンパーはオーロラカラーの元に、ATのコントローラーはヌヴォラに行くことになります
その他もろもろはストックされます。どんどん部品が出なく今日この頃
本当は手元に置いておきたいものばかり。

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しかし、かくしてこのクルマは細かく分類され解体され、クルマとしての存在を全うします。
イタリアで製鉄され、プロダクションされたクルマは、遠い日本のあちこちを地球3周分走り
ついには粗鉄に生まれ変わり全く違う用途へと消費されるのです。

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そして部品は他のクルマに移され、違う形で生き続けるでしょう。 

ホースバンドプライヤー

以前からEくんが使っていたので、実績が豊富なファコムのホースバンド用プライヤーを買いました
欧州車各社は、この脱着しにくいホースバンドを使うので、脱着工具があるのが当たりまえですが

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とりわけ通常のバンド脱着業務ではこれがベストバイの呼び声高く、今更ですが買いました。約2万円です…

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このプライヤーの優れている所は3か所のジョーを持っていることです。

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ですから様々なシチュエーションで作業が可能です。

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このような簡単な場所ではかなりな精度で脱着が可能です

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横でも縦でも大丈夫

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ここぐらいまでの狭い場所の脱着どうにか可能です。

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本当に狭い場所では以前買った方に軍配が上がります。

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やはりジョーが可動式なのにはかないません。

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作業をサポートしてくれますが、値段が高い…

 

 

2019年4月22日 (月)

New commer

まったく、アルファロメオと言えばいいのか、フィアットクライスラーと言えばいいのか知りませんが、部品のなくなる事の早い事
国内供給が途絶えるならまだしも、本国でも手に入らなくなってしまうところがミソです。

で、僕らもそれにやられて困ってしまうのですが、特に堪えたのは先日のレゾネーターのチューブですねえ

あれみんな悪くなってしまうので、困るのですよ
先日、神戸のお客さんからリクワイアのあった部品なのですが、
新品が手に入らず、お暗示中期の部品取りから外そうとしたら

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なんと偽物でした。
本物は↓

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よーく見ると違うのですよ。どこが違うか解りますか?
あまりこだわらない方にはどーでもいい話かもしれませんが、166歴の長いエンスーなお客さんにお出しするわけにはいかず
後期の部品取から外しました。

で、部品取りも同じところばかりがなくなるようになって、また一台仕入れることにしました

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18年9月の最終型。これがまた頼もしい。
現在10万キロちょっと。まったく、冷却水のにおいもしませんし、走ると後期らしいしっかりした大型セダンの乗り味
さすがに18年だとまだそれほど故障していないのですね

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これをそのまま車検取って乗ってもいいくらい

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ICSもどこか、美しいのです。
そして、時計が合っています。すっげー! そんな166に乗ったことないわ
と自虐ネタ。
166は手動で時計を合わすことができないので、狂うようになったら最後、直せませんの。

でも、やがてこの166も
車内すべてがべったべたに侵されてい行き
タイミングベルトの交換儀式が終わるのもつかの間
エアコンが効かなくなってきて
ヒーターコアと言うか車内に甘い匂いが立ち込めて
そのまま放置でATコンピューターが壊れて
チェックエンジンがつきっぱなしになって、ECUが壊れて
ドアミラーやルーフの塗装がヤレヤレになって

最後にスクラップになっていくのです。
「おお神よ、彼を救いたーまえー」
とライラライラ~♪と歌いたくなりますが、部品として役に立ってもらうのです。

まーたまた、ひとつ166増えちゃったものなー

 

 

 

2019年4月21日 (日)

続く訃報

元UFO、MSGのポールレイモンドが亡くなったそうです

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その前にはテッドマッケンナも1月に亡くなっていたんだそうです。

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先日バーニートーメが亡くなって、相次ぐNWOBHMの旗手を務めた時代の方がどんどん亡くなり残念です。

でもみんなもう60後半から70代ですからしょうがないのでしょうけどね

ポールレイモンドはキーボードもギターも出来るMSGのようなバンドにはうってつけの人でしたが、
こう言っては怒られますが、刺身における醤油やわさびみたいなもので、無いと大変味気なくなりますが、あってもその恩恵をあまり感じないと言う人もいます。でもマイケルをはじめリッチーブラックモアやイングヴェイなどのギタリストのバンドでは実に重宝されるポジションの人です
晩年はあまりマイケルとはいい仲ではなかったような?
UFOで何かトラブルがあったようですが、詳しくは知りません・・・ イメージ的には脇役を徹する良いイメージしかありません。

テッドマッケンナは、明らかにこの人とわかるフレーズをたたく数少ないドラマーで、コージーやヴィニーアピスのような派手さはありませんが、ライドシンバル+ツーバス連打で、ああこの人ねと思わせてしまうキャラクターを持った人でした

ゲイリームーアとやったこのアルバムや

マイケル、グラハムの頃は

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それほど思わなかったのですが
ハマースミスのライブはどしちゃったんだ? と言わんばかりの急ブレーキ

尤も。アレックスハーベイの頃はギタリストの印象が強すぎてさっぱりですが(笑)
ちなみにテッドはグラハムが失踪した直後のレディングでのライブのCry for the nationsでもやらかした前科があります

AHB時代からの旧友のクリスグレンも悲しんでいるでしょうね
合掌

 

 

 

2019年4月20日 (土)

さすがのW210

すっげえ久しぶりに触るW210、しかもワゴン
極まれに、メルセデスに乗って間もない方などが、「メルセデスって直せますか?」とか「メルセデス直したことありますか?」なんて面白い事を言う方がいますが、メルセデスなんて言う方はまだマシな方で、ベンツ ベンツと言う方は、年寄か輸入車経験の薄い、ガイシャと表現するタイプの方ではないかと思います。
で、輸入車整備に従事する方の多くがメルセデスやBMWに育ててもらったのは紛れもない事実でありまして、僕が見習い当時、現行車種は124、126、201しかなく、123や107は決して珍しくありませんでした。

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今回のメルセデスは
小平にある写真屋さん「なかのスタジオ」のクルマなのです。
http://www.nakanostudio.com/

ウチの子供たちが生まれて間もない時からのお付き合い。一見さんでふらりと訪ねた写真屋さんでしたが、実に素晴らしい写真を撮る方で(なんて言ったら失礼ですね)その技術は今も健在どころか円熟味を増した感、なんて言ったら 知った風なクチをなんて怒られてしまう 上質な仕事のオーソリティです。
ちなみにその子供も21歳になり、人生のワンシーンを写してきた写真も結構な数になりました。
そんな人間の成り立ちに立ち会う写真屋さんと言う商売も素敵な商売だと思います。

そんな仕事をなさっている方なので、クルマもこだわりがあります。
後期210ワゴン。これでないとダメなそうです

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しかし、久しぶりに乗るEクラスは、このところイタ車とフランス車ばかり乗っていた身にとっては 乗用車のお手本のようでした。
新車から16年? 9万km? そんなのものともしない基本の良さです。
210でこのように思うのですから、124であればどうだったでしょう?

とはいえ、210もまだまだ100か0かの精神が残っていた頃のモデルですから あちこち傷みは否めません
どこかで決着をつけねばいけませんね

で、今回はリアバンパーの補修です。
インパクトカバーセンターがこれほど曲がっていても、この程度で済んでいるのはメルセデスの品質ならではのものでしょう

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リアバンパーの脱着から

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他のワゴン同様両サイドに3本のボルトがあり、2本は車内側から、1本はホイールハウス内から。
またリーンフォースからは左右に1本の13mm(8mm)のナットと名軸センターにも1本があります。
最低限の部品の脱着でバンパーが取れるのはメルセデスらしい所と言えます。124なら横はスライド、後ろは倍の数で止まっています。
もう長い間、作業していないので定かではありませんが

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リアバンパーを分解します。
124に比べてかなり部品点数が減って 比較的分解しやすいですが、それでもかなりの部品点数で時間がかかります

もう分解した後なので苦労の程は伝わりませんが、結構時間かかります。

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エネルギー、アブソーバー、インパクトストリップ左右、センター
インパクトストリップはさらにメッキモールを外します。

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センターカバーは交換して、スケルトンになったバンパーフェイスは修理します。

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ところで、ここで問題です。

じゃかじゃん♪
このエンジンは何のエンジン?

正解の方がいらっしゃいましたら、何か素敵な物を探し出して差し上げます。

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2019年4月19日 (金)

おしゃれは足元から

最近は安全靴もすごく良くなっています。
僕がこの業界に入ったころは黒くていかにもな安全靴か、ロンドンパンクスの履いていそうなヤツしかありませんでした

それが今じゃこの通り

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ふつうのズック靴と同じです。ズック靴って言うとせがれにバカにされるな。

これいいなあ。履いても全然つらくない。軽いし。

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ディアドラですよ。でもこのマジックテープで止めるはちょっと…

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そんな向きには

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もうふつうのシューズですよ。これほしいなあ。

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でも別に安全靴買わんでもディアドラのズック買えばいいや

今はぱっと見で、安全靴には見えないものが多いのです

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そしてメーカ各社出しているのですね

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 どーですか、みなさーん

 

2019年4月18日 (木)

嗚呼3コート

このところ3コートパールばかり作業しています。
きっかけはこの166。オーロラカラーです

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まあ、まだ塗っちゃいないのですが・・・

3コートパールは国産車ではひどく当たり前な塗装技術で、かなり古くからあります。
70系のマークⅡ後期3兄弟から始まったように思います。それまでは040のスーパーホワイトⅡや050のスーパーホワイトが大ヒットして、かつてディズニーランドの駐車場で同じ白の同じ車種が多くありすぎて、どれが自分のクルマかわからなくなるほどたくさんあったほどでした。

そのソリッドホワイトの後を継いだのが051のダイヤモンドホワイトでした、各社呼び名は違いますが、日産など各社追随し日本は一躍「3コート大国」になりました。

3コートパールと言うのは一番最初にカラーベースを塗装し、その上に透明な材料にパール顔料を混ぜた半透明な輝きのある塗料を塗装し、その上からクリアを塗装した3層構造の塗装です。

輸入車の3コートパールは殆ど存在せず、90年代初期から中頃アルピーヌでパールホワイトが、90年代後半にアルファロメオが採用したぐらいしか思い当たりません。かのメルセデスも2007年ころになってからだと思います。

ただ、先のイタフラのは、上のオーロラやヌヴォラカラーのように1色目はむしろ発色の為や、隠ぺい力をサポートする為に塗られていることが多いように思います。事実上の2コートパールで、必ずしも3コートパールの塗装色データが出てくるとは限りません

でも国産車では軽からファミリーミニバンまで、パールだらけです。

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実際の補修作業は手間がかかり、材料を多く使い値段も高額になりがちです。

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補修方法は独特の技術が必要で、補修中にトラブルを起こしやすいのも特徴でもあるのです。

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補修のドキュメントは下記で見れます

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/3-1c79.html

今回はダイハツムーヴコンテ。低いオールに擦り付けた傷の補修だったのですが

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この内容で終わるハズ・・・・でしたが、塗装の最後にスプレーガンをぼかし側のフロントドアに接触させてしまい、塗り直しに。
クリアーの前の2ndコートだったのですが、結果

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フロントフェンダーまで補修内容が伸びてしまいました。

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これはぼかし部分を大きくとる3コートの弊害でありまして、決して珍しい事ではありません。

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ちなみに、時々問い合わせをいただくヌヴォラレッド。スタンドックスも他の塗料メーカーも2コートパールなのですが、本家PPGだけは
3コートでした。今回PPGジャパンさんのご厚意でフォーミュラをお教えて頂きました。
スタンドックスでも再現可能か検証してみます。

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3コートで塗ることが全てではなく、2コートでも発色が担保できれば僕はそれがベストだと思います。

2019年4月17日 (水)

ニュービートルの車検整備の続き

昨日のちょっと続き。

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今も昔も変わらず多いのがブーツの破れ。こればかりは頑なに車検に通してくれません。
検査所で、下回り検査の時に見つかると、クルマから降りて行って「ここ破れてますよ」って確認させられます。

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このフランケンシュタインも良くないでしょう。
以前はバンパーを編んであるのを目にしたことがあります。

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ここはがっちり締まっていて硬くてひーひー言うことの多いスポットで、その後のトー調整の際にアメ車なんかはクランプが緩んでもターンバックルが回らないなんてことが結構あって、ギタギタになっているクルマをよく見ます。

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国産車ではブーツを交換することが多いですが、輸入車は部品ごとでの対応となります。
ドライブシャフトブーツやエンドブーツなどダストブーツを国産他車用のを強引に流用してドヤ顔の方を時々お見掛けしますが、あくまで運よく嵌っただけの話で、耐久性やねじれ、ひっぱり強度など本当にそのクルマにあったものとは限りません。可能な限り専用部品の仕様をお勧めします

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昨日のATF交換のスピンオフ。
こ、これは...
頭がハゲ散らかしてますやん。

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えー本日ご紹介するのはですね、こちらなんですよ!

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薄毛に悩む方にですね、朗報なんですね
リキモリのMos210W-40!

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ハゲたところにぶっかけますと、クロームモリブデンの効果で

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なんと、わずか10秒でこの通り!

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これでタペット音が出ていても気が付きづらいですね。

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詳しい事は明日の朝刊の折り込みチラシをご覧くださいね!

でもしっかり見るとすぐわかってしまいますから、さりげなく視線をそらさせるよう、踊ったりしてくださいね

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はよ頭の毛、染めよっと

 

 

上で専用とか言っといて、こちらは流用の話をするというシュールなブログ。

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ワイパーブレードはさすがに使いまわし。でもリフィールを交換します。

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日産の純正社外。台形の断面をリフィールを使いますが、そのままでは、湾曲したブレードに入りません。

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こんな感じ

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そこで、中の針金を入れ替えまして

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このように

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ハイッ 出来上がり。やっぱり視界はクリアでなきゃ

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なんでも捨てちゃいけませんな

2019年4月16日 (火)

ニュービートルのATF交換

車検で入庫のニュービートル。

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いろいろ作業がありましたが、今回はATFの交換をピックアップします。
予算の都合もありますので、ATFのみの交換でフィルターの交換は見送り
全くレベルゲージや、ルノーのAL4のように上から注ぎ入れるようなところもないので、下から抜き入れするオーバーフロータイプという風に判断して作業始めます。

いつも入れるところは確認するのですが、オーバーフロータイプなら今までいくらでも経験がありますから、これもどうとでもなるだろうと…

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さっそく1個しかないドレンを外します。ちーっと少量のATFが出てきて、オーバーフローチューブの取り外しを行います。

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ドレンとチューブ。細っそいねーと笑いながら抜きました。イタリア車からは考えられない太さです。

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まあまあの量が出てきましたね。

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チェンジャーに吸わせて量を測ります。

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どれだけ抜いたかは入れる目安になりますから、何かしらのカタチで記すのが好ましいですね。

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最後まで抜いて、基本的に抜いた量の新油を圧送します。

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でもここで大問題が発生しました。
抜いたドレンが、というかオーバーフローチューブが細すぎて、トルコンチェンジャーのアタッチメントが入らないのです。
今までは、細くてもビニールチューブなどで代用しましたが、今回は細すぎて、到底入るような代用品が見つかりません。

どうにか手でしっかり持って注入しようと試みましたが、送る側のチューブが太くて 細いチューブを通る際に圧力が高くなり、チェンジャー側が異常圧力を検知して作業を止めてしまうのです。

困ったので、ちょっと探したらこのようなサイトが出てまいりました。便利なりインターネット。
恐るべし、youtube。今更かっ!

こんなの当たり前に知っている? いやいや僕ら神様じゃないから知らないもんは知りませんよ。

しかし、この1台のために何万もする専用工具を買うわけにはいかず、一生懸命探しているとこんなものが見つかりました。

輸入車用アタッチメント付き圧送ポンプー!

待つこと2日。ついに来ました、最新鋭機。またこれが安っぽい(笑)
当たり前か安いんだから

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圧縮エアの力で注入する恐ろしいアイテムです。
なにが恐ろしいって、ドレンのボルト穴を利用してワンタッチカプラーで取り付けするので、圧力が逃げることは一切ありません。

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ツボをあけて

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チェンジャーからATFをツボに移します。オートチェンジャーを持っていながら、なんともアナログなツボにATFを入れるのです。

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準備が進みますが、僕もEくんも内心 不安がいっぱい。

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だって考えてもみなさいな、容器の中に流体を入れるときは、同じ体積の分だけ中の空気を抜かなければならないはず。
風船ならそれ自体が膨張して、どうにかなりますが圧縮エアで入れて、もし、もしボンなんて音がしてサイドシールが爆発したら、僕らはミッション修理を余儀なくされるわけですから。

本当に慎重におそるおそるトリガーを握っていきます。

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ゆっくりと、あせらずゆっくりと圧送していきます。

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するとタンクに入れたATFが順調に減っていくのがわかります。
息を飲み込みながら、減っていくATFを無言のまま見つめます。

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2Lを超えたあたりで、エンジンを始動してポンプにフルードを吸わせます。

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ATをPからD、Rと各ポジションを動かしたりおまじないを送ります。
さらに500ccほどオイルを足して
そして、ちっちゃいドレンを用意して、圧送ポンプを外します。

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40℃くらいになったらアタッチメントを外してドレンで蓋をします。

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そして試乗して、状態を確認します。
実に滑らかな走りを披露してできあがりとなりました。
では圧送したエアは? どこかに絶対にワンウエイか何かで抜けるようになっているのでしょう。そうでなければ、確実にどこかのシールが吹き飛んでどえらい騒ぎになるはずだからです。
でもこの工具、使い方を誤るととんでもないことになるのでは?と

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まだまだ知らない事っていっぱいありますね。
日々是勉強です。

 

2019年4月15日 (月)

永遠なんてありません

暖かくなり庭のチューリップも見頃を迎えてきました

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昨年11月頃に植えて、春に花が咲くのですから、長いスパンの趣味ですね。
尤も僕は何もやらないのですが・・・・

でも、チューリップと言っても結構な変わり種なのがそれっぽい(笑)

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しばらく僕らの目を楽しませてくれたら散ってしまい、儚い花の命を見て終わります。
でもそれは花だけではありません。自動車も似ているかもしれません

さて、先月の始め、本国に発注した11番のレゾネーター付きのインテークチューブですが
残念ながら手に入らないことが判明しました

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在庫はあったはずなのですが、注文しても来ませんでした。と返答がありました。
And first we got information that it is available, but after ordering they told us it was no longer available

「どこかのサイトであるような画像見ましたよ」と言う人がいるかもしれません。
でもThe parts are not available と言われるのが関の山です。

無い物は無いのです。まだ断られるうちは良いですが、お金だけ取られて何も送ってこないなんてことにもなりかねません

145、146、147、155、156、166
これらの部品はかなり手に入りづらくなっています。

以前は外装など手に入りづらかったのですが、こういった自動車の調子を左右する部品までなくなってきたのは驚きです。
また、どんなにしっかりしたメッキを持つモールやプレートもクリップで取り付けられていることが多く、
そのクリップが手に入らないと取り付けはできません。

自動車は楽しめるうちが「花」なのですかね

 

 

 

2019年4月14日 (日)

こちらもECU

一方、先日入庫した方の166

冷間では絶好調なので、反応のEくんのところまで12kmほど走らせます。

その前にクーラーガスと蛍光剤を入れてエアコンのガス漏れ原因を特定させます。

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そして何もなく12kmを走って、さっそく、ライトを点けたり、エアコンを点けたりすると

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スゴイ気配とともにストールしました。そして水温系がぴゅーっと上がっていきます。

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何回でも再現できます。ここにはありませんが、アクセルを踏んで3000回転でも止まろうとします。

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しかも今までになかった、ストール後もしばらくアクセルに反応せず、すごく不調になりストールする現象もみられました。

そしていけしゃーしゃーと、ECUには無エラーコード。

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異常があるから止まるんじゃっての。

先の916もそのうちこのようになるのかなあ?
2台まとめて

マーチンさん頼むようです。

 

2019年4月13日 (土)

入庫続くも原因は似た者

本日入庫いただいた916、後期スパイダー
遠く横浜市からおいでくださいました。ありがたいですね。

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後期ですから3.2L。やはり吹け上がりがまるで別物。

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さて症状はと言うと、チェックエンジンです。今やこれが点灯していると車検に通りません。
つい最近も、誰とは言いませんが、エアバッグランプの点灯しているクルマに黒いテープを貼って検査を受けに行って、その場で看破されて、見事に散って帰ってきた人を知っています(笑)

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さっそく診断機をあててエラーコードを見ます。

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またこれです。
3.2の166の時も全く同じこのコードでチェックエンジン点灯。僕の所ではありませんが、この情報に基づきスロットルボディを交換したのですが、再び同じエラーが点くようになり、やがてそのまま時が過ぎたら、ライトやパワーウインドウ、エアコンなど、高電流のものに反応してエンジンがストールするようになってしまいました。

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で、エラーコードを消します。

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はい、消えた。

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とりあえず、エラーコードは去ります。

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もちろん、チェックエンジンも来まして、もう安心。

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とはいかないのがアルファロメオなんですねぇ~。
またしばらくすればチェックエンジンは戻ってくるでしょう。

それまでしばらく様子を見ます。

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その間この名機の3.2Lを堪能させていたいちゃう。

このECUが気が付くまで。

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2019年4月12日 (金)

中古の166を買ったなら

先日入庫した中期166

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なんでもまだ買って間もないそうで、ご本人の談ではあまりいい売られ方はしていない様子
買った時から調子が悪かったけれども、結局、販売店では面倒見てもらえず、困ってディーラーに行くもディーラーでは手も足も出ず
ネットで検索したら僕らが出てきたそうです。

 ボルケーノブラックの 中期A11。

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ウチの工場まで命からがら来るほど調子悪いそうで、乗ってみると冷間ではなんでもないのですが
温感だと、すごく調子が悪いのです。どうやらECUが壊れているようです。

何より雨の夜に乗ってこられたのですが、エアコンが機能せず、ガラスが曇り放題で、それが実に恐ろしかったと
乗ると間も無く、車内には甘い匂いが充満します。
まさに166のぶっ壊れストーリーの王道を行っているようです

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エアコンのチェックの為にカバープレートを外すとなんと・・・

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コアサポートが銀色になっちょる!
他にもシュラウドもなんだか銀色。断熱材をそこかしこに貼ってあるのですが、貼るところが少々的外れなような気が...

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エアコンガスは完全になくなっていて大気圧でした。ゲージの針が少し上がっているのは、ゲージ内のガスが入ったからで、本当に0なのも珍しいというか なんと言うか。
ECUと言い、エアコンと言い、販売店は不調に気が付いていたか、よっぽどクルマを見ていなかったかのどちらかではないかと思います。
とはいえ、自動車の値段が安くなった今日この頃、自動車の不調を面倒見れるほど利益なんてないと思います。
以前、32のGT-Rが出た時、ケンメリのGT-Rが生産を終えて16年して復活と書きました。

今は平均車齢がうーんと伸びて、16年落ちなど当たり前に売られる昨今、販売する側は整備のスキルがある程度高くないと、輸入車なんて面倒見切れません。
だから手のかかるクルマは安い値段で取り引きされる。買った後にあまりに手がかかり、持ちきれなくなり廃車にされるのです

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ところで以前から思っていたのですが、モデルイヤーかは はっきりとは言えないのですが、中期には種類があって、エアコンのサービスチャックのところが低圧と高圧が並んでいて、いつもの位置にドライヤーが存在しないモデル。

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それはたいがい、サンルーフ付きなことが多く、そのサンルーフもガラスサンルーフで、ボディ同色と違います。

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サンルーフの設定以外に違う選択肢があった時代があるのでしょうか?

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一つのモデルもいろいろ見ると違いが見れて面白いですね。

2019年4月11日 (木)

大英帝国のバンドたち

僕の個人的な主観なのですが、アメリカやイギリスって根底にどこかロックンロールの潮流がいつも流れているような気がしてなりません。
それはハードロックの世界でも同じで

でもイギリスとアメリカってちょっと違って

レッドツェッペリンのRock'n rollに代表されるような3コードロック的なのですが、どこか明るさに欠けて
ロックンロールには調性を左右する3度を入れないコードワークが多いのであまり明るい暗いという印象はないのですが
Status Quo(古っ)とかに始まり、saxonの初期、AC/DC、Motorhead、およびFastwayとかイギリス的なロックンロールなイメージなのです

それに対して、アメリカと言えば
KISS、エアロスミス、ZZtop など底抜けに明るい感じです。
KISSなどあのかっこ、あのメイクで あ-ワナRock'n Roll Allnightですからね。 
で、どうしてもそちらに引き寄せられてしまうのか、モトリークルーやトゥイステッドシスターや、マリリンマンソンなどなど
必ず、アメリカのハードロックシーンには一定の割合でこの手のサウンドのバンドがいます。

僕はやっぱりイギリスのバンドが好きで、AC/DCはお国がちょっと違いますが、Saxon Fastwayとは周期的に聴きたくなってしまいます。

 

同じくFastwayのEasy livingも周期的に聴いてしまいます

 

さらにこちらは置いといて
やはりイギリスのロックアイコン、ホワイトスネイクが、あのSlide it inが35周年で、記念盤を出しました。

 

この頃から一気にコマーシャルなサウンドになっていくのですが、すごいメンツでのリリースで、音源も何種類か存在していたように思います。Saint and sinnersでスベってしまって以降、しばらく安定しなかったイメージですが、コージーパウエル、ニールマーレイのリズム隊に、ジョンサイクスと言う最強布陣のこのアルバム。何気に隠れた名盤だと思います。

注目は5枚目?かな?が1984年のグラスゴーでの公演で、ジョンサイクスがギター弾きまくり、歌と言うかコーラスもデビッドを置いて、一人気持ちよく歌っています。イングヴェイもそうですが、革命的な技術をもたらしたギタリストは皆、自己チューです。

ホワイトスネイクはCome an' get itまでと思いますが、

 

このSlide it in以降は違うバンドと考えていきましょう。
その後サーベンスアルバスが発売されるのですが
ドラムは元ジャーニーのデニーカーマッシ、ギターはジョンサイクスで、いかにも音的にはイギリスっぽい感じなのですが、実際のツアーには
ヴィヴィアンキャンベルとエイドリアンヴァンデンバーグ。そしたらなぜか一気にアメリカっぽいサウンドになっちゃった。

 

この次作、Slip on the tongueなどもはやイギリス色がありません。
でもオーストラリア人の友達のバリーさんが、昔のホワイトスネイクのアルバム、Live in the heart of the city...の歌詞カードを見ながら、「この人(デビッドカバーデール)ってアメリカ人だろ? 内容がアメリカ英語だ」と言ってました。

記憶が正しければ上のSlide it inにもアメリカ人ばかりでレコーディングし直した、つまらないバージョンがあったようなかったような・・・

同じ時期にアメリカ向きのサウンドを早くから出していたDef Leppardも、今思えばイギリスっぽさが、どこか隠し切れない瞬間があります

ノスタルジアあふれるデフレパードで本日はおやすみなさい
ってパイロマニアからの曲じゃねーじゃん。

 

2019年4月10日 (水)

トヨタスペイド クラクション取り付け

販売したトヨタスペイドにちょっと良いラッパを取り付けます

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今回交換するのはボッシュのおなじみ、ラリーストラーダ。古くからの人気の定番ですね

 

でもとりあえず、バンパー外しからスタート。これは避けて通れません

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デフォルトは1個だけでぺーって音がします。ちょっと貧相
一気にグレードアップします。
ノーマルの取り付け位置を生かして一つ止めます

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しかしどうしても2個は無理。

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しょうがないので、1か所取付穴を作ります。3mmのドリルで下穴をあけますが、後ろにはラジエターがありますから注意して作業しないと
ラジエターに穴を空けますよ

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その後9.5mmの穴に拡大してナッターで立て込みナットを作ります

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ブラインドリベットと同じ原理です。ナットのネジをインサーターで引き上げてパネルとナットのネジ部で挟みつぶして固定するのです

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はい! 出来上がり

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配線は元に戻すときの為に元のコネクターを生かします。よく、リレーを入れてなんて人がいますが、ラッパは大した消費電力ではないので、直接配線して問題ないと思います。

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+の線は1本から2本に分岐させます。

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GNDも分岐させて、配線のイメージはこんな感じ。

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裸配線だとかっこ悪いので少しコルゲートチューブ被せたりして
出来上がり

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あとはタイヤですね。205/40-18イケました。
いつものブレンボキャリパーのなんちゃってが光ります

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その後電光ナンバーを取り付けたりで、出来上がり

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2019年4月 9日 (火)

ウルトラC

最近、ココログの調子も良くなってきたと思いきや、画像がアップロードできません。
疲れて帰ってきて、やっとブログを書こうと思うとこの仕打ち。

niftyももう少しマシな業者に発注することは出来なかったのかなあ?

しょうがないので、違う話題に

今日は少し業界ネタ。
先々週修理金額を協定して、先週の火曜日頃支払いの連絡があったのですが、週が明けても入金にならず今日確認すると、
一度は払うとしたが、再度内容を検討した結果、再度アジャスター(調査員)に差し戻したと、すごい暴挙に。

契約者にも支払いの連絡をして、僕らの振り込み先まで聞いておきながら、何の連絡もなく、突然支払い停止に。
電話で、なんでこちらに連絡もなく協定内容を勝手に破棄して、支払いスケジュールを変更するのか訳を聞くと

「MPIさんが支払われていないかと聞いたから、それに答えただけです」と

自動車は納車され、物的担保を失った状態で、月を跨いで修理金額がやっぱり高いと感じるからまけてくれ」
とは一企業体のすることなのか?と
さすがにここまで話が進んでいて、内容を差し戻すハナシは聞いたことがありません。

僕の感覚がおかしいのかと、損保協会の窓口、そんぽADRセンターに「こんな事聞いたことあります?」と聞いてみました

彼らは契約者との苦情や紛争に手を貸す団体なので、僕ら業者にはなかなか対応してもらえませんが、さすがにこの内容には驚いた様子で、本社にクレーム入れるべきとのこと

僕は滅多にお客様相談窓口には電話しないのですが、さすがに今回は力を借りようと思いました。

支払いの女の子や末端の人らを困らせるとどんなことになるか解りません。なにしろこちらはすべて担保を失った状態ですから。
こちらが納得するまで払わなきゃいいんでしょ?なんて、タクシー会社の事故担当よろしく、そんな恐ろしい事を言い出しかねません。

それでも、こうした腐った会社でも客相の対応はかなり良かったです。
1時間もしないうちに、支払い担当の女の子から何事もなかったかのように
「こちらで見積りを精査したところ、問題が無かったので当初の金額を全額お支払いいたします」と言ってきました。

僕も特に荒ぶることなく「さようですか」とさらり。ほんとは支払いの遅延金を請求しようかと(請求できるのですよ)思いましたが
今回はさらっとまとめました。

これはSBI損保の話ですが、他のダイレクト系を含めてえげつない金額の値切り方をするのはダイレクト系に多いように思います。
つい最近までは、「工場の代車はお礼なので消費税は付かないんですね」とか、「商法の第一条に損害の金額はお互いに協力して金額が大きくならないようにすることって書いてあるんですよ」とか、正々堂々とウソを言っていたりしました。
さすがに最近はどちらも言わなくなりましたけどね。

ダイレクト系は代理店販売を行わない分、営業サイドからの突き上げが無いのでしょう。
保険会社は損害率を低く抑えれば、その分がまるまる利益です。あとは人件費と紙とか印刷代だけです。利益を確保しようと思えば、なりふり構わず支払いを押さえればいいのです。
でも、代理店販売は、当然販売力のある代理店の声を無視することはできず、営業サイドから苦情が入ることがあるために、こんな大胆な手は使えません。

でも、今回の場合、工場によっては全額ユーザーに請求するから、保険金はユーザーに払ってくれと言うところもあろうと思います。
保険会社は保険金を払うのが仕事です。日本は法治国家ですから人の物を壊したら弁償せねばなりませんし、自分が価値のあるものを持っていて、壊したりしたらイケナイから保険をかけるのです。

しかし、その決められた保険金を払ってくれなかったら、ご自身で払いますか?
一度契約するときに聞いてみると良いですよ、保険金ちゃんと払ってくれますか?って。

 

 

 

2019年4月 7日 (日)

アルファロメオ156GTAが寒くなったそうです

エアコンの不調の相談で入庫した156GTA。
エアコンガスを足したらすごく冷たい風が出たと記事にしました。

http://messiah208.cocolog-nifty.com/2/2019/04/post-c994.html

しかし、その晩、いろいろ考えてしまいました。あれだけ圧力が上がっているのにガス不足とはあり得ないと…

ユーザーの訴えでは最初のうちはガスを足せば効いていたが、最近はガスを足しても1か月と持たずに聞かなくなると
でも、ゲージの上では普通にコンプレッサーが圧縮をはじめ、低圧が下がり高圧が上がる。やがて電動ファンのスイッチが入り
高圧が下がる。
にも拘わらず、パイプはそれほど冷たくならないまま。

ガスが少なくなれば、圧力スイッチが感知してコンプレッサーのクラッチの接続を止めさせるはず

どう考えてもコンプレッサーが怪しい。

そこで、一度ガスを全部抜きます。

寒の戻りで結構寒い日、ガスは不活性。

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低圧高圧共に3Mpa弱

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ガス回収機で全部抜いてしまいます。

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返す刀で真空引き。ずんずん吸ってもらいます

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このままの状態で、この日は病院で定期点検に行きます。

低圧も

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高圧も

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病院行って, MRIなる電磁の壺風呂に入って、宇宙戦争のようなサウンド聞かされて、帰ってお弁当食べて、休んで約4時間。

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全くゲージに異常が見られないことがわかります。素晴らしい結果です。1か月を待たずして抜けてしまうなら、おそらく、真空引きしてもゲージの針が戻ってしまうはずですが、全く戻らないところを見ると、やはり僕の見立て通りコンプレッサーが原因のようです。

ではなぜ、エアコンのスイッチを入れるとゲージが動いたか?
おそらく、気温が低いからだと思います。一定の条件を満たせば、ある程度の圧縮はできるのかもしれません。でも完全な壊れかけで、
自分の力で圧縮はできず、ガスを足して圧力が高くなって、勝手に冷媒が回るようになって、冷えている感じになったのでしょう。 

きょうのように暖かな日であればおそらく冷たくすることはできなかったと思います。

ここは思い切ってコンプレッサーの交換に踏み切ります。156は166と違い、エンジンマウントがぶら下がりやりにくい印象です。
例のエンジンマウントです。

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/

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しかし、このクルマ、どこのボルトも信じられないくらいボルトが硬く締まっています、おそらくは北国にあった時期があるのでしょう
テンショナーを取り外したかったのですが、この15mmのボルトが折れそうだったのでやめました。その分やりにくい事この上ない

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コンプレッサーの下にはパワステやエアコンの配管が縦横無尽に走ります。

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でもコンプレッサーは取り出しやすいように作ってあります。
ちなみにコンプレッサーの上にあるパワステポンプは、よく見なかったけど ひょっとしたら、このコンプレッサーを外して脱着するのかなあ

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外れたコンプレッサー。毎度おなじみサンデンSD7V16

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そして新人は? リビルドじゃない新品です 当然Oリングも新品。オイルも封入済み

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ちょっと遊んでみたり

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真空引き大会。引いて引いて様子を見ます

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全く同じなハズですが、ほんの少し違いがあります。かぷらーのブラケットの穴位置が違って
コネクターに通すことができず、タイラップに変更

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さてこの状態のまま帰ります。ただいまの時刻、夜の9時半。さてさて明日はどうなっている事やら

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明けて翌日のお昼前。12時間以上置いても全く戻りなし。
あ、ここから、ゲージがロビンエアのものに変わりました
ちゃんとしたマニホールドゲージ欲しいなあ。日本の市場には安い台湾や中国製と、国産のデンゲンのものしか見当たりません。
もう中華製造はいらないんだけどな

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一気にガスまで入れていきますよ。元気よくコンプレッサーは圧縮を繰り返し、電動ファンも心なしか軽やかに(笑)

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冷気は強烈です。氷点下です。

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センターの吹き出し口でも0と-1℃を行ったり来たり

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これで、ご家族が乗っても安心ですね。良い夏が過ごせますように

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しかし、コンプレッサーで多い充填不良の多くがワンウエイのコントロールバルブの不良により
圧縮しても高圧側に送れず、低高圧ともにガスが動かないケースです

コンプレッサーの仕組みは↓を参照してください

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-8b57.html

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これがコントロールバルブ

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今回は圧縮そのものがよくないのかもしれません。

 

 

 

2019年4月 5日 (金)

いろいろな166

春ですねえ。

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今は3台の166が販売用に在庫しています。

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これは完全に販売用 

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なかなか画になるクルマでしょ?

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他の2台は未だ商品化が追いつきません。でも

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同じ時間に撮影した2台なのに色が変わって見えます。 

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で、最近、ウルトの長田くんが持ってきたクレイグローブ

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これで鉄粉が落とせるらしいので、チャレンジします。

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手が入って反対側はクロスになっていて拭くことができるみたいですが…こちらは全く使いません。

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なかなか期待できそう。でも相当、根気と体力が必要そうです。

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とりあえず片側面を作業したら、オーロラカラーがよみがえってきました。
アヒルが白鳥になりつつあります。

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もー、やる気マンマンです。

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結局、ボンネットフードとトランク、左リアフェンダーは塗装するようですが、それ以外は比較的良いですよ。
バンパーは前後ダメですが、どのみちフロントはラジエターがダメですから、いい機会ですし、リアフェンダー直すのはリアバンパーがあってはできませんし。

ドアロックなど、左リア以外全部ダメですしICSも、エアコンも修理が必要です。
でもちゃんと冷たい風がでますし、悪い中にも光明が見えるというか

下回りは見ていないので、大変に心配ではありますが…

 

 

2019年4月 4日 (木)

アルファロメオ166 車検整備の件

車検でお預かりのヌヴォラの166、順番が回ってまいりました

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今回はタペットカバーガスケットの交換から
このV6エンジンは実にガスケットからのオイル漏れが実に多いです。
年式や距離に関係なくむしろオイルがにじんでいない個体の方がはるかに少ないです。
とはいえ、度が過ぎると車両火災の原因ですし、煙が上がったり決して看過できない状態になります。

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特にこのエンジンの公差はそこそこ大きいのか、結構なブローバイが出ているエンジンをよく見ます
でも、そんなエンジンでも、エンジンオイルを換えまくった末に全くブローバイによるオイルをインテークチューブ内で見なくなった事例も目の当たりにしたこともあります。
エンジンオイルの交換、大事ですねえ

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このエンジンのアイデンティティのインテークチューブ。
これもみんなだいぶ曇ってきましたね。

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インテークポートが丸見えです。

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サージタンクも外します。手前の丸井ものはブローバイガスのオイルセパレーター。ここでオイルとガスが解れるのですが、オイルはレベルゲージのすぐわきに戻ります。ブローバイホースは既に絶版部品ですからお気をつけあれ。

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シリンダー内にボルトなど落とすと取り返しがつかなくなるので、必ず覆っておかないといけません。

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タペットカバーが外れました。

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カムシャフトが見えてきます

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ここまでくるといっそ、タイミングベルトも…なんて思ってしまいます

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リア側は滅多にサージタンクを外すことはないので、この機会にリアだけでもプラグとコイルは交換した方が良いです。

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プラグも白金ですが、白金だから減らないわけではありません。もちろん交換が不要なんてこともありません

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リアが整ったらフロント側も交換します。かなり端折っていますが分解から組付けまで結構な手間です

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ちなみに、タペットカバーガスケットはプラグホールガスケットは別売ですから別個に部品注文しなければなりません。

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今、思い出しましたがTSのお客さんにやっぱりタペットカバーG/Kの交換の見積もり頼まれていたんだ💨

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続いてフロントパッド交換。2mmくらいしかありません。都内を走るクルマなので、負担が大きいのかもしれません

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新しいパッドはノーダストパッドではなく、ローダストパッドです。これだと、圧倒的にホイールの汚れがパスできます。
しかし、ノンダストパッドはなんとも言えないブレーキタッチになって、僕は大嫌いなのですが、これならそれほど違和感なく使うことができます。しかもパッドセンサー付き。

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さらに作業が進みます。右側ポジションランプのバルブ切れです。左側はうぐ後ろにヒューズボックスがあり、交換が難しいイメージがありますが、いやー左側もやはり大変ですわ。途中で心折れてバンパー外そうか迷いましたが頑張ります

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この右側のレベライザーを取れば少し楽になるのですが、時間的な問題からこれも外さずに作業します。
このレベライザーを外すと元に戻すのが少々面倒ですが、そのまま作業して無理な力がかかりますと折れて損傷してしまう、行くも地獄帰るも地獄の部品交換

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でもEくんとのツープラトン攻撃でとりあえず外しまして、再びツープラトン攻撃で元に戻します。
しかしこの作業なんとかならないもんかなあ? あまりに大変すぎる

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最後はてーるランプバルブの交換。ところがバルブが抜けません。なんで??

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答えは? レンズボディが溶けて穴が狭まって抜けなくなってしまったのですよ。これも欧州車に結構あって、メルセデスでバルブ違いのを無理やりつけて溶けたレンズをよく見ましたが
アルファの場合、バルブも合っているのに溶けてしまうという…メロリンQな状態

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車検のスケジュールの都合があるので、やむを得ず僕の166から外します(涙)

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こちらも少々怪しいですがちゃんと使えます。

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それでも狭い場所で作業はしんどいです

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あとはマフラーハンガーです。2か所切れています。

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それぞれ新品に交換してOKです。これで車検は問題なくなるでしょう

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しかし、アルファのフラッグシップ。しかも20年近く経過しています。立派なヒストリックカーの一種です。
維持にはメンテナンスが付いて回ります。まかり間違えてもお金がかからないとは言いません。
でもこうしてかわいがられる個体は幸せです。

お金をかけてもらえずスクラップ行きになる車両が多いのか、あまり市場にも出てこなくなりましたね。

2019年4月 3日 (水)

ジュリアのACC電源

先日、フロントの塗装作業したジュリアのTips

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お客さんのご要望でドライブレコーダーを取り付け作業がありまして、最近のクルマですから電源をどこから引くか?
これが最も重要な問題となります。

OBDにCAN-BUSアダプターを付けて…なんてことも考えましたが意外なところに良いものがありました。

助手席の足元の所に、ボディコンピューターの点検口がありまして

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ここを開けるとヒューズボックスが現れます

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ヒューズから電源を拝借する分には問題なさそうです。
しかもこのヒューズボックス、上一列がいわゆるACC電源で、下一列が常時電源となっているようです。

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ただ必ず、テスターで確認して、特に大きい電流を必要とする部品(60Wより上くらいかなあ?)を接続する場合は
バッテリー直結の配線などから電源を受けて、ひとつリレーを使うのが望ましいと思います。

 

2019年4月 2日 (火)

アルファロメオ156GTAが暑いようです

先週の土曜日にお預かりした156GTAセレ

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美しいブルーを纏う素晴らしいコンディション。今回はエアコンの修理です。
訴えによりますと~

以前からエアコンの調子が悪いそうで、ガスを足して凌いでいたそうですが、もはや1か月でエアコンが機能しなくなったそうで
暑くなる時期を前に入庫となった様子です。

真っ先にゲージを取り付けて様子を見ます。

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直前にいつものゲージが壊れてしまったので、いにしえのゲージが登場です。
単位もMpaとPsiなので、長ーく(19年)使ったとはいえ、久しぶり(3年)に見るとずっこけそうです。

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エンジンをかけるとクラッチが繋がり、圧縮し始めます。充填が進み高圧が上がってくると電動ファンが回って冷却しシステムが稼働します。
しかし、車内はちっとも涼しくなくないのです。
一見エアコンのサイクルは正常に稼働している為に、ヒーターフラップが壊れて、温度調整ができていない方を疑いましたが

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ごく基本的な低圧パイプを触るのを確認し忘れました。
なんと、低圧パイプが冷たくありません。冷媒がしっかり噴霧化されていないか、冷媒量不足かでしょうか?
試しに1本ガスを入れると、強烈に冷たい風が出てくるじゃあーりませんか。

そもそも、この気温(15℃くらい)でありながらそんなに高圧に(ガス入れ)しないと冷たい空気が作れないとなると、日本の暑い夏に正常に圧縮できるとは思えないような・・・ しかし、こればかりは気温が上がって、エンジンルームが熱くなってくれないとわかりません。
でもたぶんコンプレッサーはダメだろうなあ、ワンウエイバルブではなく圧縮能力の低下かもしれません。ここは宿題。

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とはいえ、圧縮とガス漏れは違いますから、まずはガス漏れを探します。

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なにしろ長患いしているようですから、目視で漏れているところがわかるでしょう
コンデンサー

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配管

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コンプレッサー

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しかしどこにも漏れている形跡を見つけることはできません。

カウルトップを外して内視鏡でエバポレーター周りを見ようとしましたが、

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網が貼ってあって無理でした。

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かくなるは消去法で考えれば、エアコンケース内での漏れしか残っていません。

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このトリムの向こうがエアコンのケースです。

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ケースの中にエキパン、エバポレーター、ヒーターコアと核になるものが全てと、それをコントロールするアクチュエーターやバルブが入っています。つまり、このケースがあれば理論的にはどんなクルマでもエアコンを取り付けできます。
逆を言えば、マセラティなんかもそうですが、イタ車はいろいろなコンポーネントで組まれて完成するイメージが強いのです

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その為、エアコンケ-スがデカイ。
1番がエアコンケースASSYです

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1番がエバポレーターで2番がエキスパンションバルブです。

 

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1番がヒーターコアで、これらの発生させる高温、低音をうまく混ぜて温度調整をするのです。

 

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ああ、これはダッシュボード外しですね。まあ、暑くなる前でよかったかな?

現在部品が揃うか問い合わせ中。

 

2019年4月 1日 (月)

中国製の安い製品にご用心

さて、あともう少しで完成のアルゴルリーン中期の166

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予定のなかったエアコン修理を行います。
過去に大阪でエアコン修理をしているエビデンスがあったので、そこは心配していなかったのですがかなり漏れた跡がありました
エアコンのブロアユニットのカバーが蛍光剤で汚れています。

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この自動車はここまでかなりお金がかかっているようですが、ここでもつまづく運命にあったようです。

ご覧の通りOリングが溶けているのが解ります。サイズもさることながら材料が適当でなかったのでしょうか?
むやみに漏れ止め剤など入れない方が良い典型的な例と言えるでしょう

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おそらく、エステルなどOリングの耐性がない薬品が入っていたか、そもそもOリングの材料がよくなかったか?です。
上の画像の黒いリングが溶けていないのに下のグリーンのガスケットはまるでダメです。

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かつて、エアコンの整備をする際に配管やコンデンサを交換したり脱着したときはOリングを一緒に換えるようにならったものですが
12から134ガスに変更になり、さらにOリングの品質が良くなり滅多に交換する事はなくなりました。

最近は中国製の極安のセットがありふれていますが、やはり品質や材料の信憑性が疑わしくなてくるのです。
単体で日本で作られたものや、ちゃんとしたメーカー(ゼクセルやデンソーの純正品など)の販売しているものは良いです

これはおそらく素人さんでも使い比べればわかると思いますが、やはり圧倒的な良いもの感を感じることができます。

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ただ高いですが・・・

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リキッドタンクも緑色で怪しい感じなので、Oリングを交換しました

特にコネクターまで緑色だったプレッシャセンサーも手持ちの新品があったので交換します。持っててよかったあ 

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プレッシャセンサーは圧力を3段かだか4段かで見ていて、コンプレッサーよる冷媒の流通を調整しています。
当然、ガスが減って圧力を維持できなくなった場合は、システム保護の為にコンプレッサーのクラッチを作動させないようにするのです。

すべて交換して真空引きをします

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ところが、1日置くと0に戻ってしまうのです。どこかからわずかに漏れているようです。

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繰り返す事数日ついに真空引きしても負圧にならなくなってきました。
なにしろ、Oリングがあの通りでしたから、疑えばキリがありません。

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心配になってジャッキアップしてアンダーカバーを外してコンプレッサーの漏れを確認しますが、こちらはキレイな様子

迷っていましたが、やむを得ず蛍光剤を入れるためにガスを投入することにしました。
抜くのをわかっていてガスを入れるのは忍びないものです。

ガスを入れてみると・・・・

マニホールドゲージのワンタッチカプラーがスプリンクラーのようにガス漏れしているじゃありませんか!

思えば、このマニホールドゲージは中国製の安物だったのを思い出しました(笑)

そういえば安物買ってそのうちロビンエアのものを買おうと思っていて、それまでの代打に使おうと思っていたその事を忘れていました。
その後ロビンエアのマニホールドゲージは買ったのですが、ホースは今までのを使おうと思ったら、サイズが合わず、そのうちに・・・と
おそらく2016年ころの話。
そしたら、安物が思いのほか使いやすかったので、やがて本家ロビンエアのマニホールゲージの存在を忘れてそのままに

工場の奥の方にロビンエアのゲージだけがあって、なんでこんなにあるんだろうと思っていたのは、遠い昔の記憶がトンでしまったから・・・


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ついにできたぜ166。

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週明けにフォトセッションして

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販売しますよ

 

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