アルファロメオ166のエンジン脱着 後編
エンジン脱着作業中の166の続き
もはやサブフレームの取り付け部分を緩めていきます。
ものすごいトルクで締まっています。
今回から導入の新兵器、鋼鉄の台車です。今回サブフレームの脱着に使います。
あちこちの配線、配管の残りが無いかよく確認します。
もしアース1本でも残っていたりすると、それ1本でエンジンを釣ってしまい大変危険です。
車体をリフトで上げて行くとエンジンが残ります。
我々はこの作業を「離婚」と呼びます(翻訳 東北新社)
徐々に離れていきます。まさに「離婚」のようです
外れました。お皿の上にごっそり部品。
途中お昼ご飯を挟んでの作業です。いやー がんばった。
後ろ側からのサスペンションまでの図
でもこれで終わりではありません。
車両本体をリフトに上げっぱなしにできませんから、エンジンを釣り上げて、サブフレームを外してもとに戻して、足回りを取り付けて移動できるようにしないといけません
すごい複雑な絵ですが、チェーンブロックの場所の都合上、自動車の足元でパスを回します
エンジンさまはいつもの台に乗せて退場いただきます
なんかカニの抜け殻みたいになってしまったサブフレーム
慎重に元に戻します少し少し下げていき、ストラットやサブフレームのボルト穴が合うように調整していきます。
エンジンはありませんが、これでとりあえず自動車本体は移動できます。
このやり方も少々大変ですなあ・・・
朝10時から始めた作業も、二人がかりで丸1日かかってしまいました
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